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ほんとのかくりつは?

2024年03月11日 | Weblog
 3月 11日

 ホントの確率は?

 昨日は東日本大震災でのアタイの体験を簡単にカキコしましたが、今日は
南海トラフや首都圏直下型地震の確率、本当はどうなのか?です。南海
トラフ地震は東海地方~九州まで広範囲な被害が予想されています。
 陸地って、地球のプレート(地表を覆う十数枚の岩盤)にあって、海面より
上に出ている部分ですよね。んで、そのプレートは少しずつ動いている。

 で、南海トラフとは、日本列島が位置する大陸のプレートの下に、フィリ
ピン海プレート(海洋プレート)が南側から年間数cmの割合で沈み込んで
いる場所で、この沈み込みに伴い、2つのプレートの境界にはひずみが蓄積
される。(海側のプレートによって陸側のプレートが曲げられる。曲げが
限界になると元に戻ろうとするので、プレートが撥ねる)

 過去1400年間だと、南海トラフでは約100~200年の間隔でひずみを解放
する大地震が発生していて、近年では、昭和東南海地震(1944年。このと
きは戦争中だったので、被害は隠ぺいされた)、昭和南海地震(1946年)が
これに当たる。この2つの地震から80年近くが経過していて、南海トラフに
おける次の大地震発生の可能性が高まってきている。

 過去に南海トラフで起きた大地震は必ず決まった期間で発生するわけでは
ないので、次に発生する地震の震源域(大きさや地域)の広がりを正確に
予測することは困難です。そのため100~200年の間に発生するだろうと予測
しているんですね。

 国の地震本部では
 南海トラフでの将来の地震発生の可能性として
・地震の規模  :M8~M9クラス
・地震発生確率:30年以内に、70%~80%(地震発生確率値の留意点)
 としています。

 がぁ、これは信頼性の疑われる計算式「時間予測モデル」で算出された
ものです。
 南海トラフ地震の確率は、他の地域で用いられている「単純平均モデル」で
算出すると「20%」になるそうです。2つのモデル、どう違うか知りたい人は
自分で調べてね。

 地震本部も両論併記すればいいのに、信頼性が低いけれど発生確率が高い
ほうの計算式しか公表していないんです。
 これはオカシイ。なんせ他の地域の地震発生確率は単純平均モデルで計算
されているんだから。

 アタイも信じていましたよ。南海トラフ地震が発生する確率は80%だって
でもまぁ低い確率でも20%ですからね。
 首都直下地震は30年以内の発生確率が70%です。どちらにしても、もうすぐ
巨大地震がやってくるわけです。

 来るとしても、生きている間には来ないでほしいなぁ。と、自分勝手に
考えるアタイです。(^^)/
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