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みと こんどりあ

2024年03月01日 | Weblog
 3月 1日

 ミトコンドリア

 いい仕事してますねぇ。ミトコンドリアは。
 20億年ぐらい前に、酸素が大量発生したんだけど、酸素がキライというか
毒になってしまう生物(細胞)がいて、「あーやだなぁ周りが酸素だらけに
なってしまった。生きづらい世の中だ」と、思っていたときミトコンドリアが
やって来て共同生活を始めたんですよ。(自分が観てきたようなことを書いて
いますが、こないだのTV番組で知った)

 そうなんです。ミトコンドリアは酸素が好きで、酸素を取り込んでATPを
たくさん作る。(地球生物の細胞は、ATPを経由して物質のエネルギーを
利用しているため、ATPは「生体のエネルギー通貨」とも形容される )

 細胞がミトコンドリアと共生するようになって、ATPの生産力が20倍
ぐらいになったので、活動が活発にできるようになり、生物が進化する
のが飛躍的に速くなった。
 ミトコンドリアは共生しているけれd、別の生物なので自分のDNAを
持っているんです。そいで、そのDNAは母親からしか引き継がない。

 細胞がミトコンドリアを取り込んだことは知っていましたが、これほど
重要な仕事をしているとは知りませんでしたね。
 ミトコンドリアと共生していなかったら、現在生存している生物の殆どが
生まれていなかった。ということになるんだって。

 ミトコンドリアはエネルギーを発生させる。ということは、増やせば
身体能力が向上する?
 そうなんだそうです。運動すればミトコンドリアが増えて能力がアップ。
しかぁし、ミトコンドリアはエネルギーを作るときに活性酸素も生産して
しまう。この活性酸素は悪玉です。
 活性酸素の影響で老化が進んでしまったりする。だもんだから激しい
運動をするようなアスリートや肉体労働者は高齢になる前に皮膚が老化して
シワシワになってしまう人が多い。

 人間が取り込んだ酸素のうち、80%はミトコンドリアがエネルギーを
作るために消費しているそうです。
 人間は肺に酸素を入れて、血液(赤血球)が体中に酸素を運ぶ。みたいな
ことを勉強しましたが、間違いではないけれど、運んだ酸素の殆どを使って
いたのはミトコンドリアだったんですねぇ。

 この話、「40億年のたくらみ」を観て書いているので、間違いもあると
思いますが、まぁこんなことです。(^^)/
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