幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

サークル運営にもインフレの影響

2023-11-20 23:53:18 | テニス
 世の中すべてのものが値上げラッシュで、給料が上がらない再雇用の身分としては物価上昇に対抗できる術がなく大弱りです。シニア社員にも物価スライド制くらいは取り入れてほしいものです。そしてうちのサークルの会費も長年会費を値上げしていません。多分30年近く同じ会費で運営しています。ただ「失われた30年」の期間の話ですから、デフレに救われてこれまでは問題なく運営ができていましたが、いよいよ物価高騰の影響が出始めています。

 コート代はじわじわと上がっていますが、これは物価上昇の影響ではなく消費税率アップによるものではないかと思います。10%になった段階でコート代が上がりましたから。問題はボール代です。いつもAmazonで購入しているダンロップのセントジェームズは1缶4個入りを15缶まとめて段ボール買いをしています。10年前の2013年10月に購入した時は6600円でした。ボール1個当たり単価は110円です。

 5年後の2018年11月には7020円、1個あたり117円。2019年11月7200円、1個120円。2020年9月7940円、1個132円。2021年10月8500円、1個142円。2022年10月9000円、1個150円。Amazonは過去の注文履歴が簡単に見られますから本当にこういう時に便利です。そして昨日注文したら9900円、1個当たり165円まで値上がりしていました。10年間で1.5倍です。ちなみに一番古いAmazonで注文した履歴は2008年10月で7350円、1個123円ですから2019年までの11年間はむしろ値下がりしていたことがわかります。日本のデフレはテニスボールの価格からもわかります。

 コロナ禍からインフレが始まり、特に値上がりしているのが昨年秋あたりからのこの1年間であることも、他の物価の上昇率と同じです。ただまだ助かっているのはテニスにかかる経費の多くはコート代であることです。特にうちのサークルは面数も多く時間も長いし、公営コートとしては愛知県でも群を抜いてコート代が高いことで知られる東山公園テニスセンターをメインにしているので、ボール代の比率は低く、値上がりも今のところは何とか吸収できています。しかし、このまま値上がりが続けば赤字化が見えてきてしまいますから、どこかで早く値上げラッシュが終わってほしいと願うばかりです。
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