kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自分の中で処理できるかどうか

2024-03-18 | 陸上競技
3月15日。

この日はクラスマッチ。何の種目があるのか全く分からないまま当日を迎えました。担任をしているクラスがないのでほとんど関係ない状況になっていました。全く情報がないので多少なりと提供してもらえると見に行くこともできるのですが。こういう部分が自分にとってかなりのストレスになります。

合間にあれこれ仕事をする。今後の予定なども立てながら。さらに合間にモチベーションが劇落ちするような話があり「理不尽だな」と感じながら時間を過ごす。公務員ってなんなのかなと心底感じました。これって本当に正しいのか。やってもやらなくても「給与」は変わらない。それなのに「やる」ことを求められる。もちろん「やる」のは当たり前だと思います。その対価として「給与」が支払われるのですから。とはいえ、あまりにも・・・という部分がありました。多分、世の中の教員の3分の1くらいは同じ気持ちでいるのだと思います。「全員ではない」というのが大きなポイントだと思いますね。

クラスマッチ後、会議。

練習は今後のことを考えて「バトン」と「専門」を実施。来週、県外に練習に行くので普段とは全く違う刺激をもらうことができます。その反面、自分達が普段やっていることができない。丁寧にやっておく必要がある部分に対して時間が不足します。普段は1日に1つのテーマという感じでやっていくのですが2つの要素を入れておかなければ足りなくなります。

私がグランドに到着した時には10バトンが始まるくらいでした。思っていたよりも練習の流れが遅い。さらに1人足の痛みを訴えているので練習させず。とにかく早め早めの対応が必要になります。痛くなってから対応するのではなくその前にケアなどをしておく必要がある。かなりしつこく言っていますが。前回も同じようなことがありました。数日間時間を無駄にすることになります。誰が一番損をするのか。そこも考えないといけないと思っています。私ではない。結局勝負するために誰が何をするかだと思っています。

以前の私であればこの時点でかなり話をすると思います。説教に近い形で。これは今はもういいかなと思っています。冷たいかもしれませんが普段から話をしています。それでもやらないのであれば自分が目指すといったことに対して必要なことができないだけ。これからも同じようなことが起こるかもしれません。そうであれば言っても言わなくても同じ。私がやるわけではありませんから。

1年前はかなり我慢をしました。別に部活動をやる必要はないと思っていたので。それでも「男女別にみる」という形にしてもらったのである程度の責任を果たさないといけない。男女別になって2週間くらいでこちらの指示を無視して勝手な行動をした選手が複数名いました。こちらが準備しているメニューに対して何も言わずにやらない。勝手に別の練習をする。それは通常であれば失礼極まりない話です。が、別にそれが許されるのであれば私がこの場所に存在する必要はないと思ったので「もう指導はしない」というのを伝えました。

こうやって書くと「いつもの流れか」と思われるかもしれません。が、この時は本当に辞めるつもりでした。連絡用にグループも脱退。一切関りを断つことにしていました。連絡をもらっても返信はしない。必要ないですから。それでも本当に本当に我慢してやることに。その時点で辞めていたらIHに行く選手は出なかったと思います。これは自慢でもなんでもなく。100%の確率でIHには出れなかった。一応「男女別にみる」という形になったことに対する責任だと思っています。それを果たせたかどうかは分かりませんが。

そんなこともあったので「やりたくないならやらなくていい」というスタンスが明確になってきました。こちらから強制的に何かをさせるというのは面白くないですから。ある一定水準までは必要なのかもしれません。「自主性」なんてことは思っていません。必要なことがあれば与える。が、それを必要だと思わないモノに対して何を与えても意味がない。別に私がやってもらいたいわけではない。そこは重要なことだと思っています。

気持ちが冷めながらも必要なことはやる。専門の時間になったので見る。ショートハードルはかなり良くなってきているという実感があります。13秒台には入ると思います。数年前に13秒97で走った選手がいましたが現時点では今の選手のほうが力が上だと思います。もちろん、全てが順調にいくとは思いませんがかなりの確率で戦えるのではないかなと思っています。かといってスタンスは変えないし、変える気はない。求められなければやらない。求められすぎてもやらない。冷たいのかもしれませんし、指導者として不適格だと言われたらそうなのかもしれません。それならそれでいいかなとさえ思っています。別の人が指導するのであればそれでいい。完全に部活動へのこだわりはなくなっていますから。

ショートハードルとスプリントを見ていたら遠くからヨンパの選手が声をかけてきました。真反対でやっているので声をかけてもらわないと必要なところが見えません。この辺りは「やりたい」という気持ちの現われだと思いますね。それがないと気付かないかもしれませんから。偉そうなことをいうつもりはありません。しかし、「見るのが当たり前」ではない。自分のために何が必要なのかを判断して行動に移す。ここができない限りは本当の意味での強さは身に付かないと思っています。ヨンパもかなり良くなってきています。中国地区での表彰台はかなりの確率だと思います。それだけで満足する気はないでしょうが。

モチベーションの維持。ここが一番の課題かもしれませんね。私自身の。

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