kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

動きと走りの結びつき

2010-02-10 | 陸上競技
火曜日、県内の公立高校は推薦入試でした。そのため生徒は学内立ち入り禁止となり、練習開始は通常の放課後と同じ時間帯にしました。午前中を使って気功に行ったり鍼に行ったりしていたようです。せっかくの平日の休みですからなかなか行けない病院に行くのも可能です。時間を有効に使うという意味では大切な機会だったかもしれません。こういう所に競技に対する取り組む姿勢が現れます。本当にやるべきことを言われずに考えて行動に移すというのは大切なことです。

練習はここ最近の火曜日の流れで実施しました。なかなか時間が取れないのでじっくり身体作りをしています。基礎筋力はかなり上がってきていますが、それを上手く使えるようにならなければいけません。うちの選手はそれぞれの筋力が上がっていっても上手く結び付かない事が多くあります。その動作に慣れる事はできても実際の走りに生かされていない部分がかなりあります。動作の習得はひたすらやるので出来るのですがそれを実際の走りに結びつけていかないと意味がありません。

ウエイトはベンチ、スクワット、クリーンの3つだけとしています。その3つも単にやるだけではなく、軽くして速く動かしたり類似性のある種目を少し組み合わせてみたりと若干の工夫はしています。寝転がって上げるベンチなんかは実際の動きにはありません。大胸筋に刺激を入れた後に他の動きを加えていく事が重要なのではないかと考えています。思いつきですが(笑)。

先日から取り入れているロープ登り、女子はひたすらしがみついているだけでしたがいつの間にか少し登れるようになっていました。本当に少しですが(笑)。登り棒は固定してあって安定していますがロープはぶら下げてあるだけですからかなり不安定です。それを上半身の力で上がっていくのですから難しいと思います。まー慣れもあると思いますが(笑)。上手く筋力が使えるようになっていくと走りにも結び付くようになると思っています。倒立等もかなり出来るようになってきました。重心をきちんと把握しなければ上手く身体が起き上がりませんから結構大事なのではないかなと。

最後に1時間程度外で動きの中での補強を。とにかく身体を前に進める事に意識を置かせています。小さく少しずつ進めば身体に大きな負荷はかかりますが、実際問題身体を運ぶ感覚は身に付きません。動きながら身体を安定させてさらに進む。若干矛盾している感じもありますが(笑)。接地した瞬間にはぶれると良くありません。だから安定(固定)しますが、安定させていると前に進まないから意味がなくなります。表現が難しいですが走る動作というのは他のスポーツに比べてシンプルですから、少しの事に差が出るのだと思っています。

補強的な練習が終わってからは各自で短い距離を走らせました。最終的な目標である「速く走る」という部分に結びつけるためです。色々な事をやっても走れなければ勝負にはなりません。当たり前ですが。それまでやってきた動きは全部走るためだというのを身体に覚えさせようと。科学的にどうかはわかりませんが(笑)。スポーツ科学はかなり好きです。特に生理学は身体の反応等を研究したものですから実際の練習に生かせると思います。バイメカは良くわかりません(笑)。
練習で前に進むための動きをしているのだからその感覚が身体に染み付いているかを確認するのは実際に走ってみるのが一番です。間を置かずに走るのでその感覚の確認にもなると思います。動き的にも感覚的にも良かったみたいです。スピード感がかなりありました。少しずつかみ合っていく感じがあります。少しずつですね。
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つながり

2010-02-09 | 陸上競技
月曜日、朝から少し動きの確認をしました。土曜日に上手くかみ合わない部分があったのでそこを意識させたいと思っていたので。動きのポイントを押さえてから繰り返しました。タイミングと体重の乗せ方だけを繰り返したのですが、少しずつ感じがつかめた者が出てきました。もちろんまだまだですが。

午後からはハードルを使った動きをしました。普段やる動きですが意識するポイントを股関節に置きました。同じ動きでも意識するポイントを変えるだけで違う動きになります。表現が難しくなるのですが、手を上げるという動作は肩から曲げるのでも「結果的」に同じになります。これと同じことは下半身にもいえるのではないかと思っています。まだまだ手探りですから確証はありませんが、意識しやすい部分を見つけていきたいと思います。

ハードルを使いながら身体のコントロールと接地ポイントを身に付けさせたいと思っています。リズム感だったり調整能力というのはこういう動きの中から身に付いていくのではないかと思っています。ハードルをやっている選手はこれに加えて上半身のコントロールも重要になります。回転運動が入りますからそれを実際のハードリングの中でコントロールしなければ着地でのロスが大きくなってしまいます。小まめに感覚を作っておく事で春先に結び付くと思います。準備です。

ハードルを跳んでからショートを。この前に朝にもやった動きを各自でやらせました。とにかく最初の数歩をどうするかが課題になります。この繰り返しがうまくつながってきたのか何だか最初の動きが良くなっていました。前接地にならないようにしていくだけでかなりスムーズになります。ドリルが上手く出来ていなくても少しずつ感覚を作っていければ違う。うちの選手、ドリル等の形にこだわってしまう部分があります。本当の狙いの部分が分からないまま終わってしまうことが多いので次の動きに結びつきません。今回は感覚だけでしたがつながりが生まれてきました。はっきりとした理由はわかりませんが(笑)。

最後にタイヤ引きとショート。月曜日は「接地ポイントの習得」に課題を置いています。ハードルとタイヤを使って接地に意識を置いた練習にして、感覚をつかませたいと思っています。強制的に脚運びを覚えさせるという意味でも効果は高いと思っています。もちろん意識して動けるほうが身に付くのは早いと思いますがなかなかそこまで感覚の鋭い選手は多くないのが現実です。意識させつつ身体で覚えさせる。繰り返しやってもすぐに忘れますが(笑)。だからひたすらやるしかないと思っています。目指すところは1つでもやり方、身に付けさせ方は様々あると思います。組み合わせてつなげていくと違ってくると思います。

走りの感じてしてはかなり良くなってきた感じがあります。女子は少しずつですが先頭と周りの差が小さくなった感じがあります。先頭が伸びていないというよりは他の者が力を付けてきている感じがあります。これが本物になるとずいぶん違ってくるのですが、すぐに元に戻ってしまいますからね(笑)。長期的に見ていかなければいけません。故障していた者も少しずつですが走れるようになってきました。これから中国に向けてしっかりと準備をしていければと思っています。昨年のことがありますから、焦らず慌てずを徹底していきたいと思います。

雰囲気も上向きです。しっかりと目標に向けて進んでいきます。
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3年生に伝えたいもの

2010-02-08 | 陸上競技
3年生、今日で高校生活最後の定期考査でした。前回担任をして卒業させたたときは商業時代でしたから4年くらい前になります。今回は1年生の時からクラス替えもなく持ち上がりですから思い入れもかなり強いですね。何回か書いていますが部活の選手とクラスの生徒はやはり特別だと思っています。上手く表現できませんが(笑)。

テスト終了後、3年生を対象に全体指導がありました。ここで男子、なかなかきちんと話が聞けません…。3年生として本当に情けないですね。もう少しで社会人になろうかというのに今更このレベルかという感じです。そういう態度がカッコいいのと思っている感じがあります。普通校ではそこまで言われないのかもしれませんが、このまま社会人として送り出して良いのかという葛藤があります。社会に出て失敗する可能性が高い。正直なめている部分があると思います。それで許されることはあり得ないのですが…。

クラスに戻り、いくつか話をしました。うちは女子クラスです。過大評価するつもりはありませんが、こちらの話をある程度理解してくれると思っています。他の人がどれだけ話をするのかはわかりませんが、私はことあるごとに話をしています。クラスの生徒の前で真剣に話をするときには表面的なことではなくこちらが思っていることを素直に伝えるようにしています。飾って話す言葉は決して人の心を動かすことはないと思っています。今日は本当に思った事を話しました。全体での話で「担任のためにもきちんとしてもらいたい」と繰り返し話されていました。が、私のために何かをするというのは違うと思います。人情云々ではなくこの子達のために何もつながらないからです。残りの1ヶ月高校生活、「我慢をする」ことをきちんと意識して行動することに意味があると思います。他人のためではなく、自分自身の意志で自分の感情をコントロールしなければ社会に出たときに絶対に困ります。きちんと理解してやっていかなければこの子達のためになりません。きちんと話をすれば必ず分かってくれると信じています。これまでの3年間、そう信じてクラスの子と関わってきました。自
己満足かもしれませんが…。
この子達のとの関わりは他の担任より深いと思います。多くの時間を共有しながら様々な事を経験してきました。その都度、一生懸命にやることの大切さを繰り返し話してきました。やるときは徹底的にやったほうが楽しいですからね。もちろん全てが上手くいくわけではありませんが、小さな衝突を重ねながら前進してきました。周りに気配りが出来るようになりましたし、周りの先生方からも温かく見守ってもらっています。だから土曜日のように転勤した先生がワザワザこの子達のために足を運んでくれるのだと思っています。

この子達の前で話ができるのもそれほど多くはありません。大切なモノが何かが伝わると信じています。色々な話をしましたが、数人涙を流していました…。何か感じるものがあったのかもしれません。まだ卒業までは時間がありますが、生徒は様々な事を想っていると思います。答辞を読む生徒、ずっと泣いていました。読む前から泣きそうだと話していましたが、その前に1人1人呼名するときに私が読めるか不安になります…。思い入れが強いですからね…。

私の話がどこまで伝わっているか。全ての生徒に影響力があるとは思いませんが、関わりがある生徒の成長は助けていきたいと思います。それくらいしか出来ませんから…。あと1ヶ月弱。寂しいですね。
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課題を持って取り組む

2010-02-08 | 陸上競技
土曜日、天気は非常に良かったのですが放射冷却により競技場のグランドが凍っていました。すぐに忘れてしまうのですが市営競技場は普通のグランドと比べて考えられないくらい状態がが悪くなり10時から12時にかけては雨が降った直後よりもさらに悪いグランド状態になります。これによりとにかく午前中に練習をするときはここでやるのは避けようという気持ちが強くなりました。というか全く走れない状態ですから使いたくても使えないのですが…。

いつも通りサーキットをやってから基本的な動きをやる予定でした。サーキットまで見てから所用で学校に戻りました。クラスの生徒が卒業記念DVDを作成するのですが、その中に一言コメントをお世話になった先生方から一言ずつもらうようです。生徒の希望があったので春に転勤された先生に連絡を取ったら土曜日なら可能だということだったのでお願いして来てもらいました。40分程度の時間でしたがわざわざ脚を運んでもらえるというのはありがたいですね。感謝しなければいけません。

それが終わって慌てて競技場に戻るとちょうど走りに入る前でした。先述のようにグランドはとても走れるような状態ではありません。フィールドの芝生の上でスティックを繰り返しました。この段階でどうしても2歩目以降の重心の移動がスムーズではありません。色々なことを試しながらかなりの時間をかけてやりましたがなかなか出来ません(笑)。仕方ないので場所を変えて坂道で同じことをやることにしました。坂でやると身体が残ると絶対に前に進みません。乗り込みという表現はほとんど使いませんが身体を前方向に乗せていかなければ加速段階の動きは上手く作れない感じを受けています。なかなか難しいですが…。

その流れで坂を走り、競技場に戻って150m。これくらいの時間になったらグランドも回復してきていました。普通に走れるレベルです。この日は坂を走った後ですが強めに刺激を入れました。走れている者はやはり安定して走れています。動き自体も良かったですね。後半疲れてきてからの動きのコントロールが出来始めるとレースの後半に生きてきます。女子は400m系ばかりですからこの辺りに課題を置いています。もちろんそこまでに持っていくための加速段階も重視していますが、スピード持続が武器だと思っていますからここを磨く練習をしっかりと入れていかなければいけません。本数が増えるにつれて一気に減速するような選手は今のチーム状況ではメンバーには入れないと思っています。もちろん爆発的な力の発揮が必要になりますから後半は乳酸蓄積の中で動かなければいけません。本数を持たせることが重要なわけではありません。表現が難しいから分かりづらいかもしれませんが、テンポ走のレベルで本数を持たせるのには意味がないと思っています。

本当はそれが終わってからウエイトをやりたかったのですが、さすがに長すぎるので全身系の種目を2つやって終了としました。最後まで集中力を切らさず出来たと思います。当たり前ですが。木曜日にミーティングをしてから少し雰囲気が変わったようです。私的にはやろうとしている事が出来ていない事に目が向いていますから雰囲気がどうこうは気にしていませんでしたが。少しずつ前進しているのでしょうか。

まだやらなければいけないことがたくさんあります。大変です(笑)。
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前半部分

2010-02-07 | 陸上競技
金曜日、前述のように他の部にももあげ等を教えたので最初の指示がアバウトになってしまいました。基本的な動きを確認したかったのですが見ることができず…。

練習に行ったときには加速ドリルをやっているところでした。久々に動きを見ましたがかなりアヤフヤになってしまっていました。技術練習は細かい部分が多くなりますからきちんと見て修正をしていかなければいけません。実際の動きとズレを直していかなければいけませんが、まずは基本となる動きの感覚を身に付けさせなければいけません。自分ではできているつもりでも全く動きが違う場合が多い。この部分、強制的にその動きを身に付けさせる工夫が必要になる気がします。スティックだけではなかなか意識ができていません。全習ではなく分習でやっているのですがもっとポイントを抜き出してやっていく工夫が必要になりますね。

投げ出しの感じを具体的に見せるために、私が持っている本の中にある連続写真の一部を見えました。身体のラインがきちんと出来ていて地面に力が加えられています。重たい物(腰)を前に進めていく事が最初の課題だと思っています。メディシングボール投げをしながら身体を進める感じをつかませました。先日これはいいなーと思っていたら「前やっていましたよ」て言われました(笑)。画期的なアイデアだと思ったのですがすでにやってました(笑)。

ここにかなりの時間を要しました。パワーだけではなくきちんと身体を運んでいく感覚を身につけていく必要があります。投げ出しだけ意識すると次の動きに全くつながりませんから、投げた後にそのまま少し走らせるようにしました。投げることがメインになってしまって次の動きが出来ません。基本的に走りのつながりがなければ意味はなくなりますからここに時間をかけるのが狙いではなく、加速段階そのものを改善しなければいけません。1歩目でブレーキをかけると潰れてしまいますが、そこだけができても2歩目3歩目につながらない動きでは意味がなくなります。ここは試行錯誤しながらやっていきたいと考えています。

気がついたらかなり時間が過ぎていました(笑)。慌てて火曜日にやろうと思って出来なかったタイヤ引きをしました。火曜日、補強の後に走りたかったのですがいつものようにやり過ぎてしまってそこに到達する前にタイムアップ(笑)。金曜日は絶対にやろうと決めていたので実施しました。これもパワー系ではない動きを目指しています。前に進まない状態を作っていますからその中で楽に速く進む感じをつかませたいと思っています。疲れてきてから身体が浮いてしまう者、重心が全く前に進まない者がいます。最初はパワーで押し切れますがそれだけではなかなか最後まで持ちません。そこを意識してやっているから当然なのですが。接地ポイントがずれてしまう者は脚の回転が完全に後ろになります。パワーで押していく走りになるからです。接地がずれるから接地が長くなり、それが脚の回転を後ろにする要因となる。脚が流れる部分だけを直そうとしても問題点は別にあるのでなかなか改善されません。技術的な部分が色濃く反映されます。

少しずつですが失速せずに走れる者が増えてきた感じがあります。基礎筋力が向上してきた部分も影響してきていると思います。筋力が上がるとパワーに頼ってしまいそうな感じがあるので気を付けないといけません。効率良く走れるようになればその筋力をうまく生かせるようになっていきます。全てをつなげていけるようにしたいですね。

やっと金曜日の内容が終わりました(笑)。本当はもっと書きたいことがあったような気がするのですが時間が経過するにつれて記憶から薄れていってしまいます。怖いですね。

また書きます。
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ひたすらやるだけ

2010-02-07 | 陸上競技
かなりずれていますが金曜日、色々と大変でした(笑)。1週間前位にある部活からももあげを教えて欲しいと言われていてそれを練習中に教えることになっていました。非常に残念なのですが水曜日の練習中に右のふくらはぎを痛めていたのでできればやらない方向でと考えていたのですが小心者なので言い出せませんでした(笑)。

痛いのを我慢しながらトロッティング、ももあげ、振り出し、バウンディングを簡単に教えました。今のうちの練習ではほとんどやっていないのですがかなり昔にやったことがあるので何とか身体が覚えていました(笑)。やらせてみると全くといっていいほど出来ません。最も簡単なももあげですらタイミングが合わないのです。教え方に問題があるのかもしれませんが、手と足の協調や身体の軸が作れないのです。40分位やって何とか形になるものが出てきましたが難しいですね。他の部活動ですから私がとやかく言う必要はありませんが、「出来るようになりたかったらひたすら繰り返せ」と言っておきました。まー9割位は「言われているからやる」という感じでしたから身に付くとは思えませんが。

こういう基本的な動きを見てみるとまずは基礎筋力が必要だということが良く分かります。色々な動きをやろうとしても必要な筋力がなければ絶対に出来ません。運動能力が高い者は元々の基礎筋力も他の者と比べて高いのだとおもいます。私は体育を教えるわけではありませんから、こういう機会しか他の運動部をゆっくり見る機会はありません。気づかされますね。
あとは「意欲」と「目的意識」です。とりあえず顧問の先生が「やれ」と言っているからやるという感じがかなり強くありました。専門種目に直接生かされるわけではありませんから「遊び半分」という感じです。何故教えて欲しいと言われたのかは詳しく聞きませんでしたが、どこかの講習会で「これからは必要だ」と聞いてきたようです。私なりに解釈すると動きの基本である身体の中心に近いところから大きく動かす事を身に付けさせてそれを専門に生かしていくためだと思いました。実際の競技場面では全くといって良いほどそのような動きはありませんから。やる側がきちんと理解してそれに意欲的に取り組むのであれば意味があると思いますが、形だけを真似てその動きをすれば良いというわけではありません。そこを理解させる事が出来るかどうかだけです。

本当に出来るようになるためには「ひたすらやる」しかないと思っています。限られた時間の中で出来るようになる程高い能力を持っていれば全く問題はないですが、それが出来る選手はそれほど多くありません。だったらやるしかないのです。練習時間以外にも自分でやることで目標の動きに少しずつ近づく事が出来ます。特に技術的な部分はイメージをしながらやっていくと身に付く確率が高くなると思っています。目的意識が高ければ自主練習で出来ると思いますがそれ以外はなかなか出来ません。今回教えた部ではなかなか身に付かないのではないかと懸念します。

その場だけ頑張って身に付くくらいなら誰でも出来ます。基本的な事こそ時間をかけなければ出来ないのです。これはうちの選手にも言えることです。身体に大きな負担がかかる走り込みは毎日出来ませんし、見ていないところで負荷をかけすぎるのは決して良いことではありません。しかし、感覚作りは出来ます。難しい事ではありません。本気でやろうと思えばいくらでも出来ることがあるはずです。

ひたすらやる。それ以外に近道はありません。しっかりと理解してもらいたいですね。
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やるべきことは?

2010-02-06 | 陸上競技
木曜日にかなり厳しく話をしました。わざわざblogに書くような内容ではないのかもしれませんが、チームとしてしっかりと受け止め考えていかなければいけないことだと思っています。

いつも言うことですが、言われたその日と数日間は誰でもできます。これで出来なければ大問題です。言われている事の意味が分からず、とりあえずやるだけの状態だということですから。また、ひたむきに頑張る姿を見せ始めますがこの時に「他者に認められるため」にやるようでは意味がありません。本当に誰のために話をして、誰のために練習に取り組むかだけが重要なのです。この辺りで勘違いして「頑張っている」と思うと絶対に先には進めません。

ピリピリした雰囲気の中で練習をする。指導者管理型の部活動ではよくある光景です。その雰囲気と選手が指示通り動くという部分に満足してしまうパターンですね。ここ最近特に思うのですが、「目的を持たないやらされる練習は効果がない」と思います。指導者やチームメイトに認めてもらうためにその前だけきちんとやってそれ以外では…。この形だと学校生活や日常生活がきちんと送れませんから100%の確率で崩れます。練習の時だけきちんとやろうとしても絶対にできないのです。切り替えがきかないというよりも、練習以外の時間が「自分自身を作る」大切な時間だからだと思います。

これまでも何度も見てきました。「先生に怒られるから」「きちんとやらないと注意をされるから」という本来の目的とは異なる理由がメインとなり練習に取り組む。表面上は「私は頑張っている」「私は先生の言っている事を理解してやっている」と映りますが実際は「自分が強くなるため」ではなく「認められたい」という部分が大きい。それは普通に接していたらわかることです。ごまかしはききません。

女子は特に服装に現れます。学内ではきちんとした服装をしていても登下校の時や学校を離れて制服を着るときに間違いなくスカート丈が短くなります。本当に「大切なこと」が分からないからです。「先生が見ていないから」「周りが短くしているから」「カッコ悪いから」と理由をつけて自分を正当化しますが、それは自分がそう思っているだけで本当は正しくないのです。練習がどれだけきちんと出来ても、口で頑張りますと言っても本当に大切なことが分かっていなければ意味が全くありませんし、その選手の発言や行動を信頼することは出来ません。結局は「自分のため」だというのが分からないからです。そんな選手に全力で取り組んでいる者の「想い」を込めたバトンを渡すわけにはいきません。これまでも何人かには本気で「辞めて良い」と話したことがあります。表面上の変化でやったつもりになっている者にリレーのアンカーを任せることは出来ませんし、ミスをする事が分かっていてレースに送り出せば涙を流して戻ってくるのが分かりますから意味はありません。

その選手の本当の意識というのは練習を離れた所で分かります。外部コーチの難しいところはここにあると思っています。学校生活できちんと出来ない者は練習でも必ず手を抜きますし勉強もきちんと出来ません。それが少しずつ練習にも出てくるようになり、結果的に故障として現れます。当然の結果です。きちんとやっていても故障する者もいますが、それ以外の者のほうが故障をする確率は断然高いと思います。加えて完治までにかなりの時間を要する。日常生活が「心」を作るからです。練習はその「心」を正しい方向に動かすためのものだと考えています。だから練習を離れた部分が非常に大切になってくる。これは卒業してからも同じだと思っています。本当の「力」が試されるのは学校を離れて自分達の考えで動かなければいけなくなった時ですから。ここが出来ないなら高校生活で身に付けたモノは全て本物ではなかったといえるのかもしれません。厳しいようですが。

やるべきことは何か?このblogを見ている学生全てに問いたいですね。その場の雰囲気だけでやる人間になって欲しくないと強く願います。
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甘えを許すのか

2010-02-05 | 陸上競技
木曜日、かなり頭に来ていました。前日の練習の不甲斐なさをどうするのかを考えなければいけないと思っていたからです。1週間前に脚が痛いと言い出した者がいます。まーその前から走りに波がありかなり話をしましたし、貧血検査にも連れていきました。全く異常はありませんでしたが、その期間も含めて約3週間以上気持ちが入らない練習をしています。

水曜日の練習中にも話をしたのですがもう一度集めて話をしました。「今のままでインターハイに行くと口にするのは失礼だからもう諦めた方が良いのではないか」ときつく話しました。それを許す周りの者は本当にそれで良いのかという話です。青春ごっこをするつもりはありません。本気で狙う気持ちがないチームにキツいことを求めるのはあまりにも意味がありません。

調度今の状態に相応しい文章があったので配りました。「努力」「負けに訳あり」という部分です。どうみても真剣になりきれていない。自分なりにやっているのかもしれません。過去の自分と比べてどうこうという部分よりも「目標に対しての努力」が出来るかどうかです。今うちには400mHの県1位と2位がいます。2人とも中国新人で決勝に残りました。が、やはり評価を受けるのは1位のみ。勝者はたった1人なのです。たまたま市のスポーツ功労賞のメダルをもらっていたのですが、個人で1位になった者は大きなメダルを、それ以外の者は団体のメダルで小さなメダルを受け取っています。ここにすでに差があるのです。
2位の人間が1位の者に勝とうと思えば同じ努力では追い付けません。文章にも書いてありましたが、1位の者が手を抜いて強くならない事(力が落ちる)を祈るか、その者の努力を上回る努力をひたすらやるしかないのです。しかし、ほとんどの場合1位の者が手を抜く事はありません。本気で勝とうと思えば中途半端な取り組みでは結果は伴わないのです。最大限の努力をしても届くかどうか分からない目標です。しかし、その努力をしなければ絶対に届くことはありません。目標に向けてがむしゃらに出来ることを全てやる事だけが強くなるための唯一の手段だと思っています。それが出来ていない者、表面上の努力をしている者を何故許すのか。「インターハイに行く」というのは単なる合言葉で口にすることで「自分達は頑張っている」と思うための手段ではないのか。本当に目指していて何がなんでも到達したいのであれば「甘え」を許すのはチームのためにはなりません。

加えて「負けに訳あり」の話をしました。明らかに今のままでは大切な場面でそこが原因で負けます。100%の確率です。表面上のつながりで「心」がつながるほど甘いものではありません。今のような「自分は頑張っています」というような状態を許している。それに本当に気づかないならまーそれはそのレベルのチームだったというだけのこと。多分それなりには言っていたと思いますが、伝わらないなら言わないのと同じです。
勝負がかかった場面でその選手がバトンを落としてインターハイにいけなかった。その時に「仕方ないよね」で済ませる事ができるようなつながりなら最初から目指すべきではないと思います。その程度の軽い目標でやるなら今のようにキツイ練習をやる必要はありません。中国地区で7位・8位を目指すのであれば必死になる意味はありません。甘えている者、目標をきちんと共有出来ない者を許すというのはそういうことです。負けが分かっている勝負をしようとしているのですから意味はありません。大会に参加するだけを目指すチームにはなりたくありません。

何故許すのか?自分が目指している事の意味が分かっていれば少しの甘えも許せないはずです。自分達の目指す事に対して同じことを出来ない。それは裏切りだと思っています。本気で取り組みことができないなら最初から目標を口にするべきではありません。周りを期待させてしまう事になるのですから。どれだけ力があってもそれを引き出す「心」がなければ戦うことは出来ません。

選手同士できちんと話をしなければいけないと思っています。「お友達」は絶対に相手の欠点や修正するべき部分を言いません。それが「表面上の付き合い」を保つためのルールだからです。そこを指摘すれば相手が「何でそんなことを言うのか」と嫌な気持ちになります。本当ならそれが相手のためになり成長につながるのですが、学校生活をするだけですからそこまでを相手に求める必要はありません。嫌だったら関わるのを止めれば良いだけですから。軽い関わりです。「楽しい」だけを相手に求めるのですから、「嫌だな」と思われるのはメリットがありません。
しかし、チームとして同じ目標に進んでいくためには共有する「想い」が必要になります。そのためには中途半端な関わりでは成立しないのです。1人の「甘え」が皆の目標を台無しにする可能性があるのを黙って見過ごすなら最初から目標を口にする必要はない。1人の問題ではなく全員の問題です。裏切られてそれを受け入れるようなチームがインターハイに行く資格があるか?誰も応援してくれなくてインターハイに行き、「何であのチームが行くのか…」と言われるようなチームなら行く必要はない。中国で7位となりインターハイに届かないチームを目の前に「私達は全力でやってきた。だからみんなの想いも背負って戦ってくる」と言えるか?それが覚悟であり、それを示すために全てを大切にする必要があると考えています。

「自分なりの努力」は求めません。求めるのは目標に到達するために必要な努力です。うちのような少人数のチームが戦うためには1人1人の自覚が必要となります。県総体の決勝を目指しているわけでもインターハイに行く事を目指しているわけでもありません。インターハイでラウンドを進む事を目指しているのです。誰もが無理だと思うような事でも当人が本気で思っていれば確実に近づく事ができ、達成できると思っています。本気で想わなければその可能性すらありません。それなりにやるつもりは全くありません。自分が一番輝ける場所はどこなのかをしっかりと考えなければいけません。チームとしてどこまでやるか。しっかりと考えさせなければいけません。

また書きます。万人に受け入れられるような内容ではないかもしれません。お許しを。
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どこまで本気になれるか

2010-02-04 | 陸上競技
水曜日、風が冷たくかなり肌寒く感じましたね。これが例年並み(暖かい?)ではないかと思いますが、寒暖の差が激しくて少し寒くなっただけで随分寒く感じますね。

練習は走練習にしていました。月曜日と火曜日に走っていませんからしっかりと走ろうと思っていました。本当は火曜日にウエイトの後に補強&タイヤ引き+ショートを組み合わせて2セットやろうと思っていたのですが、気がついたら1セット目を終わらせるのが精一杯でタイヤ引きどころかショートしか出来ませんでした。そのショートの感覚は悪くなかったのでそこで終わりにしていました。

水曜日、久々に走るので前半は動きの確認としました。が、数名動きが全く作れない者がいました。ひどすぎる。自分のやろうとしている動きと実際の動きに差がありすぎます。1週間くらい走っていない者でしたがちょっと…という感じでしたね。他の事をやっていたとはいえ、全てのつながりが消えてしまっていたので激ギレして他の者に動きを見るように指示を出しました。「本気になる」。自分達としては「本気」なのでしょうが、それが行動に現れていません。目指すところはそんなに簡単に届くものではありませんから、中途半端な行動や取り組みは意味がありません。がっくりきました。「甘い」という言葉では済まされないと思いますね。

走れる者はスパイクを履いて少し接地ポジションの意識をさせようと思っていたのですが、ミニハードルを使うと動きが全く作れませんでした。何本かやって意味がなかったので速攻で諦めました。連続的な動きで接地を意識しないと意味がありませんし、感覚的にイマイチだったので…。
少し考えて競技場のすぐそばにある坂道に行きました。身体を前方向に傾ける事と接地ポイントの意識がしやすいのではないかと感じたので。坂道が速く走れたからといって平地で速く走れるかどうかは別問題ですが、坂が上手く走れる者はかなりの確率で平地も走れます。最初に短い距離を数本走ってから120m位を3本走りました。いつもはakaneが得意とする距離ですが普段と比べmikiが離れず付いていました。この時にその後の平地での走りが予測できました。元々akaneはパワーで走るタイプです。坂道やタイヤはパワーで走ろうと思えば乗りきれます。接地ポイントが前側にズレますからそこを押し切るパワーがあればごまかせます。ここはこの子の今後の大きな課題となります。工夫して感覚を身に付けさせたいと思います。

その後競技場に戻ってショートを。やはり坂道が走れていた者は走れていました。感覚的に前に進む動きが分かりつつあるようです(話を聞いていくと…なので(笑))。走り以外の部分で感覚作りというのが少しずつ結び付いていけばと思います。ショートを見ていてもう少し加速段階の動きをやらないといけないと感じましたね。これも補強の中に入れていく必要があるかもしれません。投げ出しと身体の起き上がりを考えないといけません。

最後に150m。女子は1人体調不良で学校を休んでいますから全てができるのは3人だけ。当たり前ですが質が下がってしまいます。先ほど激ギレさせた者も走れそうなのでリハビリとして数本走らせました。本気になれれば持っている能力はチーム内でもトップだと思っていますが、まだその力を引き出せるまでの「想い」が足りません。自分に与えられた役割と責任を自覚しなければ先には進めません。この子が持っている能力を最大限に発揮出来るようになればチームは飛躍的に強くなります。期待する分厳しく接する事になりますが、それくらいでないと劇的な変化は生まれません。
人数は少なかったですが質は下がりませんでした。坂道が上手く走れていたmikiがスピードを維持して走っていたので周りはそれに引っ張られていました。150mは1月から追い越し走にしています。強い者から後ろでスタートします。本当に強くなりたいのであれば後ろからスタートして前を追い抜いていく必要があります。前にいる者はチーム内で「弱い」ということですから。選手にはチャンスを与えています。1本目は同時スタートにして勝った者から後ろスタートです。セパレートで走らせて2本目以降はオープン。これはマイルにもつながります。いろいろなつながりのためにも大切な練習だと思っています。

上手く走れるようになってくると随分スピードが維持できるようになります。短長としてはかなり重要な要素です。気持ちだけでは走れませんからね。最後の数本スピード維持が出来なかったakaneが「もう1本走らせて欲しい」と言ってきましたが走らせませんでした。気持ちは分からないでもありませんが必要以上に負荷をかけるのは故障につながりますし、チャンスは何度もないのです。与えられた本数の中で力を発揮しなければ実際の勝負では勝ち上がれません。「走れなかったからもう1本」を認めてしまうと逃げにもつながると感じたので。

女子には「インターハイに行くのは自分達しかいない」と思って走れと話しました。「行けたらいい」「行きたい」では絶対に届きません。先日色々と話を伺ったsonoda学園、400mが59秒8・60秒5、400mHが65秒8・66秒5位の選手で3分56秒で走っています。正直うちのチームと大きな差はないと思います。前にも書きましたが「インターハイで戦う」という感覚が最初からあるのでその部分が力を引き出すことにつながっているのだと思いますね。実際のタイム以上の走りが出来る選手がそろえば戦えるのです。うちには6人しか女子がいませんからその中で競争をしなければいけません。通常のチームとは違います。本気にならなければ目の前からすり抜けてしまう目標です。「自分達が行く」という強い気持ちを持ち続けていかなければいけません。そこが基本です。

まとまりがなくなってきたのでまた書きます(笑)。良く走れていたほうではないかと思います。
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補強中心に

2010-02-03 | 陸上競技
火曜日、先週から色々な動きをしながら身体を作る事に課題を置いています。これまではこういう部分が独立していて上手くかみ合わなかったので、走りに結び付く身体作りをしていきたいと思っています。

前の記事にも少し書きましたが、基礎筋力自体はかなりありますがそれが全く走りに結び付いていません。個々の筋力は上がっていますが、ベンチプレスが強い、スクワットが強いというだけできちんと走りに結びついていません。私自身現役の時にウエイトをしていましたが、いつの間にか目的が「筋力をつけること」だけになってしまっていた気がします。やっている本人達は気づきづらい部分です。挙上する重さが上がっていく事で目に見える成長が分かりやすいですからでしょうか。

全ては「速く走るため」にやっていかなければいけません。それがいつの間にか「負荷をかければいい」という状態にすりかわってしまう。実際にそこまで負荷をかけられる選手やチームというのはそれほど多くないと思います。どちらかというと「どうやって負荷をかけるか」「練習をするか」という部分のほうが指導の大半を占めますから、そこまで出来るようになっているというのチームとしての成長を感じます。
逆に「ひたすらやる」事が目的になってしまい動きの目的や意味を考えずにひたすらやればいいというような状態になっていました。止めなければやり過ぎてしまうくらいに(笑)。完全に間違った方向に進んでいましたね。毎日見ていたらそれが普通になってしまって違和感を感じなくなってしまいますが、決して良いことではありません。指導者としての目を養うためには様々な学校の選手を見てみる必要があるなと感じました。他校との交流を持たない学校もありますがこういう部分で実際に見ないと分からないことがたくさんあると思いますね。

走りに結びつく動きをひたすらやっていく。大切な事だと思います。この部分がつながっていくと違ってくると考えています。これまでは負荷をかけるという感じが強かったですが身体を上手く使う事を意識してやっていきたいと。あえて前に進まずに負荷をかけるのではなく1歩で前に進む事をしっかり意識してやっていきたいと思います。楽をするのとは違います。楽に進むのを覚えるために必要だと思いますから。

積み重ねです。時間はかかりますがやっていきたいと思いますから。
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