資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

2019年度ガス主任受験用模擬試験問題を作成

2019年06月30日 | ガス主任技術者・エネルギー管理士

 先週でガス主任受験講座の前半が終了した。講座は全部で7回、資料の印刷・製本が大変で、全部で120人分ほど。オーストラリアに行った関係で時間、制約されたが、何とか間に合った。7月初めには毎月の収支を計算するが、クレジットカードはあとで請求が来る。どんな額になってるだろうか、チト心配ではある。キンコーズの売り上げも結構な額だっただろう。

 さてこれからは、フル講座を実施している企業さん向けに、7月~8月前半に6回程度続くが、資料は初回配布のものを使うため、準備の心配はない。自分の身体を空けておけばよい。

 問題は8月末の模擬試験と直前対策だ。8月末から9月上旬まで講座を7~8回開催する。今は、この準備に取り掛かっている。模擬試験といっても毎年同じ問題にするわけにはいかない。前年の良問を取り出し、昨年使った模擬問題と差し替えする。中には、この問題のこの枝問だけを差し替えることもある。

 論述の問題も差し替える。法令はほぼ同じ、ガス技術のうち、製造と供給は出題サイクルがあるため、それに従って作成するが、消費機器はそうはいかない。出題サイクルがはっきりしないのだ。受験生にとって最大公約数的な問題を作成する。

 ということで、何とか模擬試験問題と解答解説の作成は終了した。これからは直前対策になる。このコーナーは、講座をやっていて感じた問題や模試に入れられなかった問題などを集中して講義するのである。時間にして約1時間だ。これ、毎年だが、作るのに結構時間かかるんだよね。ということで、7月には終わって、8月にはまた、印刷・製本にかかる。もうひと踏ん張りだ。(写真は今年の表紙、エアーズロックの写真を使ってる)

 

 

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経済で読み解く日本史3~江戸時代

2019年06月29日 | ビジネス・経済

 

【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット
上念 司
飛鳥新社

 経済で読み解く日本史も3巻目に入った。江戸時代の経済のキーワドは、「貧農史観」と「財政政策」だろう。教科書に書かれている江戸時代は、「貧農史観」だ。つまり江戸時代は皆貧乏で、武士に虐げられていたというもの。でもこれ、事実ではないようだ。

 江戸時代は生産性も上がってきて、マーケットを考えて、農民も町人も米以外の商品を自由に作り、売っていた。そして金融の仕組みも当時の欧州をしのぐほどに発達していった。ブレーキをかけていたのは、武士の〇〇の改革だ。〇〇は教科書に出てくる三大改革の名前。

 もう一つの財政政策とは、金銀を改鋳して、貨幣を多く作り、市中にばらまいた。貨幣が出回ったら、市中は空前の景気が訪れる。〇〇の改革をして、金融を引き締めれば、途端に不景気になる。これの繰り返しだったようだ。

 これは、武士は、家柄が重視されたから。能力などはその次の問題だ。もともと経済政策など非常に難しい政策を、家柄がいいからといって、担当させる。これじゃ、景気を加速したり、減速したり、三歩進んで二歩下がるになってしまう。

 そして、時代は待ってはくれない。海外から開国の圧力が、始まってきた。今日はここまで、次はいよいよ明治時代だ。

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技術士一次試験を申し込み

2019年06月28日 | IT系資格

 

らくらく突破 2019年版 技術士第一次試験[基礎科目・適性科目]過去問題集
飯島 晃良
技術評論社

 技術士一次試験を申し込んだ。試験は10月13日(日)だからまだ先。役所の仕事だから4か月も前に申し込みだ。願書を取り寄せて、内容を読んで、郵便局から受験料を支払い、願書に証書を貼って、簡易書留で送る。

 実はこの試験、若い頃に、建設部門で受験したことがある。土木工学の内容だが、卒業して長期間のため、問題が難しく不合格になって、そのままにしておいた。今回は、経営工学部門で再挑戦。

 確か、今年から経営工学部門は、中小企業診断士を持っていると、専門科目が免除になる。残りは基礎科目と適性科目だ。そこで以前買っておいた過去問題集の一部を解いてみた。平成26年度問題だ。

 基礎科目は5群あって、各群6問中3問を選択する。私の得点は、選択を考慮しないと15問正解/30問=50%、選択を入れると11問正解/15問=73%の正解率。私の特徴は、1群の設計・計画と2群の情報・論理、5群の環境・エネルギーの得点が高い。低いのは、3群の解析、4群の材料・化学・バイオだ。バイオなんぞ、わからんぞ。

 適性科目は法律やコンプライアンス、それに技術士法だ。私の得点は14問正解/15問=93%であった。これはもういいかな。この試験、専門がなくなると、こりゃ、9月1か月の学習で十分だな。同じ時期に労働安全コンサルタント試験があるから、ね。

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オーストラリアの世界遺産5~シドニーオペラハウス

2019年06月27日 | 趣味(旅行)系資格&世界遺産検定

 最後の世界遺産は、シドニー湾にあるオペラ・ハウスだ。シドニーと言えば、オペラハウス、と言われるほど有名な建物だ。

 

 この建物は、デンマークの方がデザインした。見る位置によって建物が違って見える。建設予算は当初8億円だったが、変更に次ぐ変更で、最後は100億円になってしまった、とガイドさんから聞いた。でも今は観光客がゴマンと来るから、元は取ったね。そばにはハーバーブリッジが架かっている。

 

 夕刻、ディナークルーズで、船に乗船。シドニー湾をクルーズしながら、オーストラリア最後の食事を戴く。

 

オペラハウスは、レーザー光で美しい。街の明かりも湾に映えて美しい。

 

 

 エアーズロックは登れなかったが、楽しいオーストラリアの世界遺産巡りであった。

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オーストラリアの世界遺産4~ブルーマウンテンズ

2019年06月26日 | 趣味(旅行)系資格&世界遺産検定

 シドニーから車で1時間半、世界遺産「グレーター・ブルー・マウンテンズ地域」を観光する。このブルーマウンテン、コーヒーとは全く関係はない。ユーカリの木から揮発する油に陽ざしが当たり、山が青く見えるというのだが、私はあまり感じなかった。

 

 まず、炭坑の後を使ったシーニック・ワールド。インディー・ジョーンズの音楽に乗って、急斜面のトロッコで、下に降りる。炭坑の跡と、散策コースがある。日本の石炭の最大の輸入先は、実はオーストラリア。日本の輸入の約半分がオーストラリアだ。この辺、エネルギー業界の研修を開催しているからね。

 

 

  そして、エコーポイントへ。スリー・シスターズという岩のそばだ。ブルーマウンテンズの渓谷が広く見渡せる。ちょっと、グランドキャニオンのようだ。違うのは、深い深い森に囲まれていることかな。

 

 

 

 ブルーマウンテンズを後にして、シドニー市内へ。最後の世界遺産は、シドニーの観光の中心、オペラハウス。

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すごく疲れた6月期科目習得試験

2019年06月25日 | 産業能率大学

 日曜日は、産能大の6月期科目習得試験。科目習得試験とは、これに合格すると、単位が認定される試験だ。大宮会場に10時到着。この日受験したのは5科目、12単位分だ。10時20分開始で、60分間の試験、そして20分の休憩を挟んで5回これを繰り返す。1時間の昼休みなどはない。

 昼食の時間が取れないため、非常食を購入。休憩の度にあんパンを1個ずつ食べるパターン。登山の際は昼休みなどの時間は取らない。休憩時に少しずつ食べる。この日も登山で行っているいつもの非常食パターンを実行する。

 

 私が受験した科目は、経営管理論、経営の行動指針、知的思考の技術、しなやかな心をつくるメンタルマネジメント、そして組織行動論だ。1科目の試験の構成はほぼ同じで、前半の約40%の割合で選択式、後半の2問が約60%の割合で記述式、全部で1千字近く書くかな。テキストを持ち込んでもいいのだが、どこに書いてあるかがわからない。また自分の意見を書かせる問題も多いため、考えて考えて書く。学習した直後の試験ならいいんだが、なんせ2か月以上前の読んだテキストだ、だいぶ忘れてもいる。

 初めの4科目は、時間を余して終了する。ところが最後の5科目目は、あまり馴染みのない事柄が多く、十分に読み込んでもいなかったため、選択式で30分近くかかってしまった。そのため、押せ押せで記述式の時間が足りず、また頭もボーッとしてしまい、終了。何とか必要な字数は埋めたが、ちょっとピントが外れているものもある。組織管理論だけは、もしかして不合格かもしれない。また次に受ければいいのだが。

 終わって、池袋へ移動。埼玉学生会の懇親会だ。20人ほども集まっていただろうか、狭い飲み屋でギュウギュウだった。2時間半ほど話し込んで、お先にと会場を出る。久しぶりに酔って、自宅までの通学は遠かった。やれやれ次の受験時は4科目にしよう。5科目は頭の回転が続かない。

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省エネエキスパートを受験!!行けたかな

2019年06月24日 | ガス主任技術者・エネルギー管理士

 金曜の夜、2019年度第1回の「家庭の省エネエキスパート」を受験した。この試験は一般社団法人省エネルギーセンターが主催する試験だ。

 珍しく平日金曜の夜に開催の試験。会場には百人ほどかな。ほとんどがサラリーマン風だ。女性もちらほら。試験は、19時から20時半までだが、終了者は、20時以降退室が可。私は例によって、20時に手を挙げ、2番目に会場を後にした。

 試験の内容は、今回から形式が変わったようだ。以前は、エネルギーの基礎、機器による省エネルギー、住宅の省エネルギーの3科目があって、科目別に各々24~26問が出題されていた。

 今回は、3科目が統合されている。前半10問は、1問が15の選択肢から5つを選ぶ方式、これが1問5点で、小計50点。後半が、4つの選択肢から1つを選ぶ方式で、これが1問2点。25問あって小計が50点。前半後半合計で35問、100点満点だ。全体的には問題数が少なくなったようだ。

 40分ほどで解答を終え、自己採点を始める。私の自己採点は、86%。合格ラインが2/3というから、少しくらいブレても大丈夫だ。ということで、解答のチェックもせずに、退室。

 解答は6月24日HPで、合否結果は7月12日HPと郵送になる。どうやら行けたようだ。さて、次に狙うは秋の技術士一次と労働安全コンサルタント、どっちも久しぶりの国家試験だ。モチベーション上がってきたな。

 

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オーストラリアの世界遺産3~ウルル・カタジュタ国立公園後編

2019年06月23日 | 趣味(旅行)系資格&世界遺産検定

 早朝は、朝日鑑賞。その足でウルルの登山口へ。この登山口はレンジャーが管理していて、岩の上の風などを観測して、1時間ごとに開門、閉門を決めている。朝は閉門中だ。岩には途中からクサリがついている。クサリと言っても三点確保するほどでもない。なんだ訳ないか、と思ってたら、同じツアーの方から、あんな急な山、登るんですかだって。登山に来たんでしょ!

 

 

 しようがない、ウルルの周りをハイキングしながら、1時間ごとに登山口に寄る。岩はそばまでよると、結構急だ。標高差は350メートルほど。登るとすれば1時間ちょっとかな。

 

  

 結局2日とも登山は不可。「頂上は風が強い」と書かれている。そのとなりには、地元の看板でウルルには登ってくれるな、という日本語の看板。

 

 

 そして、名残惜しいが、諦めて飛行機でシドニーへ。日本からわざわざ出かけてきて、残念でした。シドニーでは、ダーリングハーバーで夕食。オージービーフだ。太らないように調整して食事する。明日は、ブルーマウンテン。

 

 

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オーストラリアの世界遺産3~ウルル・カタジュタ国立公園前編

2019年06月22日 | 趣味(旅行)系資格&世界遺産検定

 オーストラリア3つ目の世界遺産は、今回の主目的でもある「ウルル・カタジュタ国立公園」である。現地語で「ウルル」、英語では「エアーズロック」。世界最大級の一枚岩だ。オーストラリアのほぼ中央、砂漠の中にある岩だ。

 ケアンズから飛行機で3時間。エアーズロック空港に降りる。すぐウルルが目に飛び込んで来る。アボリジニの聖地だ。そしてこのウルル一帯は小さなリゾートになっており、ホテルが数軒並んでいる。自由時間に小高い丘に登り、ウルルを眺める。砂漠の中にポツンと存在する、奇妙な岩だ。

 

 

 昼食後、もう1箇所の岩である、カタジュタへ。こちらは一枚岩ではなく、36の奇岩が連なった場所だ。風の谷と言われる谷を散策。この呼び名、ナウシカとは何も関係ない。確かに風は強いが、蝿(ハエ)の方が気になる。ガイドさんがガイド仲間では、ハエの谷と言っているそうですと解説してくれた。同じツアー仲間では、ハエよけのネットをかぶっている人もいる。ハエを払いながら散策する。

 

 そして、夕刻、ウルルにに夕日が落ちるところを観光。日が落ちるにつれ、ウルルの岩の色が刻々と変わっていく。そう言えば、山に日が当たる景色、かなり前にスイスのマッターホルンの朝日で鑑賞したっけ。涸沢の穂高の朝日も同じようだ。そして、外で、シャンパンを飲みながらの鑑賞だ。シャンパングラスに、ウルルが映る。外で頂くシャンパンとつまみ、摂りすぎたかな。

 

 

 最後は、夜。以前南半球では、ニュージーランドを訪問したことがあったが、このときは南十字星、見つけられなかった。今回は、星座アプリをスマホにダウンロードして、確認。このアプリ、夜空にかざすと、今出ている星座を図示してくれる。と言うことで、南十字星、簡単に確認! 北十字(白鳥座だ)に比べて、小さいな。でも砂漠の真ん中、明りのない場所だから確認できた。そういえば昔取った、天文宇宙検定、内容、もうすっかり忘れてしまったな。ほんとは今役に立つはずなんだがね。

 

 ウルルは、10月で登山が全面的に禁止される。このため急遽オーストラリアに来たんだが、今日は、ウルル、風が強くて、登山は禁止。出発する前に、ウルルに登山できる確率は3~4割と聞いてはいたが、明日はどうかな。

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経済で読み解く日本史~安土桃山時代

2019年06月21日 | ビジネス・経済

 

【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット
上念 司
飛鳥新社

 経済で読み解く日本史、第2巻に入る。織田信長、豊臣秀吉の時代だ。最後の結びに代えてにポイントが書かれている。秀吉は天下を統一した。ここまでは成功、そして明へ遠征しようとした、これが最大の失敗。陸上戦という戦国時代の戦い方の勝ちパターンにこだわった。冷静に見れば、ポルトガルやスぺインが、はるばる欧州から日本に来ている、海軍のことなぜ考えなかったのか。陸上で戦いながら、北京まで本当に行くつもりだったのだろうか。海上ならすぐなんだが。

 そして著者は、太平洋戦争と酷似しているという。米国という敵の情報が圧倒的に不足していたが、それも調べない。手持ちの情報とだけで、不足する情報は無視、やれるだけのことはやるが、結果はわからん。過去の勝ちパターンだけで、戦おうとする。朝鮮出兵と同じだと。

 秀吉の時代は、戦国時代の陸上戦をそのまま続けた。確かに豊臣軍は、陸上戦は強かったが、北京まで兵たんは続くまい。太平洋戦争も同じだ。南太平洋全体に戦場を拡大して、どうするつもりだったんだろう。あんなに広大な中国に入り込んで、どこまで追っかける気だったんだろう。

 企業経営では、新たな展開を考える際は、通常SWOT分析という手法を使って分析する。外部環境については、機会Oと脅威Tを調べ、自社の経営資源については強みSと弱みWを調べ、中小企業ならいかに強みSを機会Oに適応させるか、を考えるのである。もちろん脅威Tが感じられればそこを避け、弱みWがある場合は、提携などして補強を考える。冷静に考えるのは、「損得勘定」だと、著者は言う。私が言い換えるとすれば、経済原理性かな。

 この書籍、まだまだ続きます。次は江戸時代。生産性が向上してきて、改革を何度も行う。現代に段々に似て来るぞ。

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入門組織行動論

2019年06月20日 | 産業能率大学

 

入門組織行動論(第2版)
開本 浩矢
中央経済社

 産業能率大学での学習。あまり聞きなれない科目だ。目次からは、モチベーション、組織コミットメント、意思決定と合意形成、キャリアマネジメント、組織市民運動、組織ストレス、チームマネジメント、リーダーシップ、組織学習、組織変革、組織文化、組織的公正、組織社会化、ダイバーシティマネジメント、プロフェッショナルマネジメントという並びである。

 このうち聞きなれないのは、組織市民運動と組織社会化かな。組織市民運動とは、市民のデモなどではない。図をご覧いただきたい。このうち実線は、業務分担などで公式に決まっている職務、斜線部は、職務の隙間で明確な担当が決まっていない部分だ。そして実線より少し大きい破線で囲まれた部分が、組織市民運動による活動部分という。

 

 サラリーマン時代に、私がある職場のマネジャーだった頃、私の上司に当たる所長が、盛んに、業務分担の隙間を埋めるように自分の部下を指導しろ、と言っていたが、この破線と実線の間の部分を拡大しろという意味だった。別にこのような学習をしなくても、仕事の中で必要性を感じて実践していた、ということだ。今振り返ると、あれか、ということだ。

 もう一点、組織社会化、これは新人が会社組織にどうやって馴染んでいくか、という問題である。組織に馴染むために必要な学習の内容、馴染んでいく3段階の深さ、そして社会化エージェントが登場する。この社会化エージェントとは、企業で先輩社員が活動する「メンター」のことだ。さらに新人が組織に入ることによって生じるメリット、デメリットなどが分析されている。こんなこと研究している人がいるんだねえ。

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お城好きにはたまらんね、備中松山城

2019年06月19日 | 趣味(地理・歴史)系資格

 岡山に出張したが、朝早いので、前泊になった。この前泊、私は好きだ。前日好きなところへ行ける。この日は、岡山空港からJR倉敷駅へ、そして、JRに乗ってび備中高梁へ。お目当ては、「備中松山城」。私もお城に関する資格、持ってはいるが、自分でもどんな資格か忘れてしまったので、資格はこれ以上書かない。 

 このお城は、日本で現存する天守閣12城のうちの、唯一の山城である。そして冬には雲海に浮かぶ城となる。お城ファンにはたまらないだろう、今はシーズンオフ、タクシーで途中の峠まで行き、そこから登りだ。以下、登城の写真集です。次は冬の雲海の出る朝に行こう。

(空港のターンテーブル)

 

 (天守の売店で買ったクリアファイル、雲海のお城、クリアファイルは、たった200円だった)

 

 (ここが登城口、天守まで登り徒歩20分)

 

 (山城だけあって、景色はグッド)

 

 (この城壁は、NHK大河ドラマ、真田丸の冒頭シーンに使われた、覚えてる)

 

 (さすが、重要文化財、英語の案内図だ)

 

 (そして、天守が見え始める)

 

 (総選挙で人気19位だと、もっと上位でもいいんだが・・)

 

(ここの猫は、三十郎、城主だそうな)

 

 (その城主、昼寝していた)

 

 (天守の正面から、青空に白い城、美しい)

 

 (傾斜が急、今なら違法建築だ、でも建築基準法がない時代だったからね)

 

 (格子のせいで、天守からは、意外に見えにくい)

 

 (お城を降りて、JRの駅へ、何と蔦谷書店がエキナカに、そしてスタバも、驚いた)

 

 

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白書説明会に参加

2019年06月18日 | 診断士活動(実務従事他)

 中小企業診断士にとって、中小企業白書はバイブルである。受験の時も白書は手放せなかった。熟読したものだ。現在ではそれそれほどでもないが、それでも新しい白書ができたら、時間があれば説明を受けに行く。それほど仕事で使えるのである。金曜日は、渋谷で中小企業庁の方から、説明を伺った。渋谷って、行くたびに街が変わっていて、なかなか目的地までたどりつけない。さて、中身に移る。

 

 まず今年のテーマは、「経営者の交代」と「企業者に期待される自己変革」。まず事業者の動向。業況判断DIはここ数年上向き、経常利益や設備投資も改善傾向、黒字企業も2/3ほどに伸びてきた。結構いいね。ただし、売上の中央値は3~4千万円、自己資本比率の中央値は、0%以上20%未満、つまりほとんどの資本は借り入れだということだ。

 そして人手不足の問題。大企業の求人倍率はほぼ1.0倍。一方中小企業は10倍、給与が月8万円ほど違い、休暇が年4日ほど違う。これじゃ人、集まらないね。日本の企業数は減少傾向だが、働く人は増えている。中小企業経営者の年齢は、23年間で22歳を取った。つまりほどんどの経営者がそのまま歳を重ねているということ。

 次の章は、経営者の世代交代。親族内承継が50%。まだまだ交代を支援して行く必要がある。30,40歳代の経営者に事業承継した方が、50代の経営者に交代するよりも、売上を高めている。そして若い経営者は、事業を拡大したいと思っている。若い経営者又はその予定者の最大の課題は、資質や経験不足、早くから経験を積む必要がある。創業面では、フリーランスは満足度が高く、比較的簡単に創業できるチャンスが到来しているそうだ。

 期待される自己変革の章。SNSが新たなマーケティングツールになっている。一方、IOTやAIは、中小企業は導入に消極的。その理由はビジネスモデルがわからない。つまりどうやって使っていくか見当がつかないというのだ。シェアリングやフィンテックなどはもっと遠い。

 グローバル化への対応は、競合は国内だけではなく海外とも。輸出は、地方で伸び率が高く、拡大の余地あり。サプライチェーンとしての役割は変化なし。地域経済を活性化する役割としては、多くの産地産業は企業数・出荷額とも減少傾向。海外を含む販路開拓が一層重要。自然災害に対しては、リスクを把握していない企業が半数、ハザードマップを確認した企業も半数以下、BCPの策定企業は、中小企業のせいもあって1割以下。

 

 ざっとこんなところ。3分で知る今年の中小企業白書の概要でした。

 

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オーストライリアの世界遺産2~グレート・バリア・リーフ

2019年06月17日 | 趣味(旅行)系資格&世界遺産検定

 ケアンズ2日目、この日は世界遺産「グレート・バリア・リーフ」の観光。このリーフは、規模は日本列島と同じ長さだそうだ。その北の一部、グリーン島に船で上陸。シュノーケリングの予定だったが、海が寒そうだったため、私はパス。グラスボートに切り替えた。風が強く、船がよく揺れる、海中が濁っていて期待したほどではなかった。

 

 

 ケアンズ市内に戻って、フリータイム。人工リーフもあったが、寒くて泳いている人が少ない。トライアスロンの大会もこの場所で毎年開催されるらしい。

 

 

 オーストラリアのスーパーに寄る。ライスが10kgで16オーストラリアドル(約1,300円)これ、安いね。TPPで自由化されてるんだろうか。味さえ問題なければ、日本国内のコメは勝てないな。

 そして、自動レジがズラリ。30年近くデフレになる日本と違って、設備投資をしている。私も現地の人に交じって自動レジに挑戦してみた。こちらもカードが普及しているため、レジをスムーズに通過できる。日本の場合は、カードが普及していないと、自動レジも効果半減だ。最後にお土産屋に寄り、UGG(アッグ)の冬靴を購入。これ一生の記念になるかな。

 

 

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経済で読み解く日本史~室町・戦国時代

2019年06月16日 | ビジネス・経済

 上念司さんが書いた」経済で読み解く日本史」、5巻セットを購入。これ、初版じゃなくて改訂版を文庫本にしたようだ。これは携帯できるから車内で読みやすい。

 

 まずは、室町・戦国時代。5巻の表紙を見るとこの時代が一番地味で、あんまり知られていないと思われる。冒頭には、マクロ経済を理解する前提として、マネーストック、マネタリーベース、ワルラスの法則などが出てくる。こう見えても中小企業診断士の1次試験には、経済学・経済政策という科目があって、一応勉強したはずだが、さっぱり忘れた。

 まずは、中世の金融政策と景気の問題。この時代は、国内では貨幣は作っておらず、明国から輸入した銅銭が唯一の金融政策になっていたそうだ。金閣寺で有名な足利義満は、銅銭を大量に輸入して、たんまり貿易で儲け、景気も良くなり、金閣寺のような金ピカを建てた。ところがその次の世代では、明国で大増税が行われ、貿易が制限されるなどしたため、また寒冷化の影響もあって、緊縮財政で、デフレに突入し、景気が悪化してしまった。

 税収を増やそうと、増税すると、景気を冷やし、かえって景気が悪化するというのは700年前も同じ。歴史が証明している。なんで、消費税上げるのか、全くわからない。室町時代は、貨幣や紙幣をつくっていなかったというが、現代なら、1万円札を増刷して、それを景気対策に使えば、景気を刺激して、売上も上がり、給料も増え、それでまた売り上げが上がり、と好循環に入るのにねえ。それがアベノミクスだったはずだが。 

【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット
上念 司
飛鳥新社

 あとは、寺社勢力、この当時は、寺社は、宗教、軍(僧兵だ)、会計、金融、貿易までを行っており、中央銀行の役割までしている、巨大な集団だ。興福寺、比叡山、一向宗、法華宗など、いくつもの集団が大きな勢力になっている。最後には織田信長が出てきて、ここでお終い、次は、安土桃山時代へとなっている。次からが面白そうだ。

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