資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

南総里見八犬伝を読んで

2021年01月31日 | 読書感想

 

 昨年末、南房総の富山(とみさん)に登った時に、ここは「里見八犬伝」の舞台だと聞いた。小説の名前だけは知っていたが、この機会に読んでみようという気になって、文庫本を購入。ぶ厚い、上下巻2冊だが、合わせて1,150頁もある。読み切れるかなと、思って読み進めたが、無事最後まで読み切った。

 その感想を書こう。舞台は戦国信長秀吉の時代の約百年前、室町時代だ。滝沢馬琴が小説を書いたのは江戸時代。南房総の伏姫と八房(これは犬の名前)から始まって、八つの玉が弾けて、その子孫たち、いずれも「犬」の名前が付く剣士八人の物語だ。一人ずつ登場してくるが、その舞台はほぼ関東地方、最後は京の都も一部はあるが、ほぼ関東の田舎だ。

 登場人物は多いが、悪人がよく死ぬ。初めは善人のように振る舞い、旅人の寝こみを襲い、強盗を働く、主人公は、事前にそれを察知し、逆に殺す。首を刎ねるのが何度出てきたことか。昔の人は、こんな残酷なことに喝采していたんだな。そして妖術使い、この辺は空想だ。最後は八剣士が揃い、何万という大軍と戦い、勝つ戦争の物語だ。人数は相手の方が圧倒的に多いのだが、主人公側が勝つ、この辺になると何だか滑稽だ。それに武器として鉄砲が登場する。秀吉の百年前はまだ鉄砲はなかったはずだが・・まあいい。

 ということで10日ほどで読み終えた。現代語訳のフルバージョン、お金を出してまで読むほどのものではないな、という感想だ。Amazonnのコメに面白い、一気に読んでしまった、など肯定的なコメが並んでいたため、期待したが、それほどでもない。登場人物が多すぎ、展開が早すぎ、残酷なシーンが多すぎ、八剣士が揃うのは物語の最後の方、それまでは話がどんどん飛ぶ。江戸時代は、こんな小説が受けたんだ、でも今はねえ・・という感想でした。子供向けに八犬伝の漫画が出てるが、これであらすじは分かるし、十分じゃないかな。

 また、南房総は富山(とみさん)、登ってみるか、伏姫と八房のいた伝説の洞窟もあるそうだから、見てみたいな。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大変だった沼津アルプス

2021年01月30日 | 登山&自然系資格

 冬のトレーニングで沼津アルプスを縦走した。結論からいうと、非常に厳しい山だった。「沼津」と言うと、海岸沿い、沼津の「アルプス」といっても大した山じゃないだろう。標高の最高は鷲頭山(わしずやま)の392m、たいしたことはないと、私もタカをくくっていた。知り合いのガイドさんからはきついよ、と言われてはいたが。

 新幹線で沼津へ。沼津駅からタクシーで香貫山(かぬきやま)登山口へ。登ってる人はほとんどいない。最初の山である香貫山(標高193m)へ登る。山頂近くの展望台からは、富士山や太平洋、伊豆半島などが一望で、素晴らしい。

 そして、一旦山を下り、道路を歩き、八重坂峠へ。この辺まではルンルンだ。ここから再び登山道へ。地図には「急登(ロープあり)」となっている。そしてほんとに急登だ。ロープを使わないと登れない急登だ。ストックも使い、気合を入れて登り、横山に到着。残念ながら景色はない。

 再び急な下りを下りて、次の登りは、徳倉山(とくくらやま)へ。地図には「急登(クサリあり)」とある。いよいよクサリが出てきた。23本連続のクサリ、急な階段にクサリが取り付けられている。これがキツイ、キツイ。かなり疲れてきた。何とか徳倉山山頂、256mに到着。日も射して暖か、ここで昼食。このあとは、千金岩という海岸の良く見える場所で休憩。

 

 さらに、志下坂峠から志下峠へ、次も地図には「急登(ロープあり」と出ている。だいぶ疲れたから、ここで降りようか、迷ったが、ゆっくりと最後まで登ろう、とチャレンジする。

 ここから小鷲頭山(こわしず山、標高330m)までの登りが、一番きつい。いままで登山したうちで、最も厳しい登りじゃなかろうか。今までは岩の一部で急登は何度もあったが、標高差はあまりなかった。今回、これほど長い急登は始めての経験。三点確保で登る。そして、だんだん左右とも切れ落ちてくる。山頂が近くなるためだ。北アルプスのようだ。上を見上げるとまだまだ続く。岩と木の根っこが絡み合って登りにくい。

 なんとか、小鷲頭山から鷲頭山(標高392m)へ、少し休憩して、大平山分岐へ、下りだからもう終わった気持ちで歩くが、これがこれが、歩きにくい岩尾根を上り下りして、なかなか着かない。いい加減くたびれたところで、多比(たび)バス停への分岐へ。これから下って、終点は海岸のバス停だ。

 コースタイムは6時間半、実績は休憩込みで6時間40分と、まずまずのタイム。しかし、3か所の急登はきつかった。前々日登山の疲れがまだ取れなかったせいでもあるが、これまでに一番キツイコースであった。でも冬場のトレーニングに、毎年、一度は登りたくなった山である。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スキマ時間の有効活用、万年暦試作品が完成

2021年01月29日 | 資格学習法・自己啓発

 以前、「お城の万年暦」がスキマ時間の学習に有効であると、このブログで書いた。そして万年暦を作ってくれる印刷会社などはないか、探してみる、と書いた。

 そしてその後ネットで探した。それらしい企業さんがあって、ニーズを書き込んでメールすると、電話がかかってきた。聞くと相当の部数が必要で、かなりお高い。プロ用のソフト、イラストレーターが使えると原稿代がお安くなりますという。イラストレーターは、私、サラリーマン時代、北千住のパソコンスクールに通ってマスターはしたが、操作は忘れたは、ソフトなどはもうとっくにない。

 というわけで、プロに頼むのは諦めて、自作して、キンコースで印刷することにした。そして製作を始める。問題点が一つ、写真を多くするとデータ量がすごい量になる。写真だけでも100MB、ちょっと多いな。虫のついていない縮専を紹介してもらって再開。

 万年暦とは、1日~31日の日付だけがあって、曜日がないもの。従って何年でも使えるから「万年暦」という。トイレに「あいだみつおさん」などの書を万年暦にして掛けている家庭も多いようだ。

 今回私が作ったのは、ガス主任技術者試験の学習用、トイレに飾って、スキマ時間を有効に使おうというものだ。毎日、パワポデータ1枚分の学習が可能だ。そして小さな写真、これは私が海外旅行で撮影したもので、著作権はどちらも私にある。

 そして、コンコースで綴じ方を確認して試し刷り。一度は失敗したが、二度目は成功、1か月ほどトイレに飾って学習してみる。よければ、次は、50部とか量産をお願いする。今のところ販促用に使う予定だが、余ったら、今年はどう使おうかな、これ考えるのも楽しみである。

 (最初の1枚目表、1日目は、ボイルシャルルの法則など、理想気体の性質だ) 

   

  (最初の1枚目の裏、2日目は、ヘンリーとラウールの法則、3日目は、カルノーサイクル)            

 (最後の30日目は、保安規程に定めるべき事項、31日目は、保安規程の届け出)    

     

     

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和3年度用模擬模擬問題集、二校が終了

2021年01月28日 | ガス主任技術者・エネルギー管理士

 今年もガス主任技術者試験の問題集を編集中である。私の問題集は甲種が「青系統」、乙種が「赤系統」として区別して、出版社に毎年色を選んでもらっている。しかし、もう改訂8版、9版になるため同じ色がなくなってしまったそうだ。そこで初版と同じ色でいいかとの問合せ、もちろん異存はない。サラリーマンを早期退職して、独立開業、最初の仕事がこの本の出版だった。長続きしたもんだ。

 今年の特徴は、昨年度問題のほぼすべてをコメント付きで、欄外に挿入したこと。従来は、新しい出題があると、なんとか本文に入れようと工夫をする。ただ、枝問が5問もあるから、なかなかうまく入れられなかった。

 今回からは、従来の問題に関係する新しい問題が出されたら、本文の最後に「*R1」などを入れ、欄外にその出題内容を書く。(製造3-1の例では、ガス比重の定義を追加した)これならどこでも挿入できる。コメントが増えてくると、翌年は新しい問題を起こす、という仕掛けだ。

 そして二校が完了。初校から3回も見直しているから、誤植対応はもう大丈夫だろう。発売は2月26日とのこと。ことしはちょっと早めに出版できるぞ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生酛と山廃酛、そして速醸系の酒

2021年01月27日 | 唎酒師&おもしろ資格

 

 現在、私は、週にニ三日、日本酒を飲むようになっている。近頃太ってきて、夕食ではご飯をてべないから、その代わり、日本酒をちびちび飲む。どっちもお米だからまあいいだろうと。

 正月明けに、奥武蔵の国民休暇村に泊まった際、山廃の酒がお土産に売られていた。「山廃」(やまはい)、飲んだことないな、飲んでみようとAmazonnで注文。キーワード「山廃」の上位には、北陸の酒が並ぶ。その中で、「天狗舞」という石川県の酒を注文。

 そもそもヤマハイとは何か、利き酒師の学習でできてた難しい奴だ。テキストを引っ張り出して調べてみた。お酒の原料である「酒母」(しゅぼ)には乳酸が必要である。この乳酸を得るための方法は大きく2種類に分かれる。明治時代に国立醸造研究所で開発された「速醸系酒母」と、昔からある「生酛(きもと)系酒母」だ。速醸系は醸造用乳酸を入れるが、生酛系は自然界の乳酸を取り込む。

 そしてこの生酛系には、仕込みの方法で、さらに「生酛」(きもと)と「山廃酛」(やまはいもと)に分かれる。生酛を作る工程で、「山卸し」(やまおろし)という、蒸し米を櫂(かい)と言われる棒ですり潰し、酸化を速める作業があるが、この作業が重労働。そこで国立醸造研究所で山卸しをやった生酛系酒母とやらないで自然にできた酒母の成分を分析すると、どっちも変わらないことが分かり、山卸しは特に必要ないという結論になった。そこでこの山卸しをやらない生酛系酒母、「山廃酛」(やまはいもと)が誕生したというものだ。

 そして、現在日本の市場では、速醸系が90%、山廃仕込みが9%、生酛仕込みが1%の割合となっている。そうか、それでヤマハイは少ないのか。ヤマハイは現在は、日本酒の差別化要因の一つとして作っているようだ。

 長くなったが、さっそく飲んでみた。喉にちょっとガツンと来るテイストだ。飲みやすいフルーティな葷酒や爽酒とは明らかに違う。葷酒や爽酒に慣れている私にとっては、変化があって美味しい。酒の世界も深いな。今度は生酛仕込みも飲んでみたいもんだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブランディングセミナー第2回は3C分析にペルソナ作り

2021年01月26日 | その他ビジネス系資格

 

 ブランディングセミナー第2回は、3C分析とペルソナ、ペルソナの連想ワークが面白かった。

 診断士だから3C分析はもちろん知っている。ただ実際にこれを使ったことはなかった。今回は、自社の商品・サービスについて3C分析を行う。私の会社の商品・サービスは「ガス主任プレミアム塾」をテーマにした。自社の強みや弱み、競合の強み弱み、そして顧客のニーズ、不満不安などを分析して、市場機会の仮説を立てる。

 ちょうど今改訂している製品・サービスのことについて考えることができ、グッドタイミングだ。いつもなら内容まで公開するんだが、競合のことも書いたから、これはナイショ。

 そして、ペルソナ、これも以前ある企業さんを診断した際に提案したことがあるが、実際に自社の商品・サービスについてペルソナを作るのは初めてになる。

 ペルソナとは「仮面」のこと。深く顧客を考えるために、あたかも実在するかのような人物像を設定する作業だ。以下、私の商品・サービス「プレミアム塾」の潜在顧客のペルソナを記す。

   氏名:星昴(ほしすばる)、男33歳、身長170㎝、最近小太り、健康志向、東京都墨田区在住、社内結婚で妻と子2人、マンション住まい、ガス会社の首都近郊の営業所に勤務、移動は主に電車・徒歩、情報収集はインターネット・モバイル、平日今はオンライン勤務だが、以前は満員電車で通勤、仕事はそこそこ面白いが、残業が多く、帰宅するとぐったり、休日前夜はよく飲みに行っていた、休日は家族と過ごし、読書とテニス、スマホゲーム、それに最近始めたゴルフが趣味。
 年齢的に管理職は近いと思うが、あまり偉くなりたいとは思わない。ただ、そこそこの年収は欲しい。同期にあまり差をつけられないように、必要な資格は取らないといけないと思っている、自己啓発もやるが、長続きさせるのは苦手、通信教育も最後まで行くのは稀れ、モチベーションが続かない。
 会社の同僚以外の学習仲間がいて、コミュニケーションがよく、質問などが簡単にできる講座、そして合格率が高い講座であれば、土曜日くらいは勉強でつぶす覚悟はあり、多少高くても受講したいと思っている。最近多くなった動画講座は、飽きないから結構続くんじゃないかと思案中である。

 今書いたペルソナになった気持ちで、連想ゲームを書いていく。「ガス主任講座」を中心として、連想することをどんどん書いていく。結局、集合講座・通信講座はBAD、動画講座はGOOD、という結論にたどり着いた。ペルソナと言っても中身は私だから、こうなるのかもしれないが、でも幅広く考えることはできたのはプラス。次週は第3回になる。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅くなりました、昨年のガス主任本試験の振り返り

2021年01月25日 | ガス主任技術者・エネルギー管理士

 だいぶ遅くなりましたが、私が運営する学習塾用の資料として、令和2年度ガス主任技術者試験の振り返りをします。試験は2020年9月に行われ、合格発表は12月末、甲種の合格率は10%,不合格の方は早い方はもう受験勉強を始めいてると思います。そこで昨年試験の振り返りをします。ご参考になればと思います。

(1)学科法令
 全体的には問題中盤のガス工作物が難題揃いで、前半のガス事業法、後半の消費機器で得点を稼げる出題であった。高得点は難しい、16問中10問正解を目指して学習されたい。
 問1は、久しぶりにガス事業法の目的が出題され、準備していた受験者とそうでない者で点差が出たであろう。問3は昨年に続いて供給条件の説明が出題された。問3ガス事故速報、問4ガス主任技術者は比較的容易な出題。問5は使用前検査の例外事項を問う問題で、難易度は高かった。
 問6~問12はガス工作物の出題。法改正などはないが、受験生の曖昧な記憶を引っ掛ける出題が続き、例年同様、正確な理解が求められた。

(2)基礎理論
 15問中10問の選択が可能なため、全体としては、法令、ガス技術に比べて高得点が期待できる問題であった。
 問1,2はモル分率と気体の状態方程式で解ける容易な問題。問7の一次反応、問10質量流量から流速を求める問題も、繰り返し出題されており、簡単な問題であった。
 逆に難易度が高かったのは、問5断熱圧縮の近似式で解く問題と、問6平衡定数の計算問題、最近出題がなかった問題で、受験生にとっては、マークしずらかったと思われる。

(3)学科ガス技術
 製造は、どの問題も難易度揃いで、業務に従事していないと高得点は難しかったと思われる。難しそうなら選択から外すという手段もある。
 供給は、製造に比べていくらか手が出る問題が多かった。ただし問13難解な管厚計算式がいきなり出題されたのは驚いた。この式は事前に記憶しておくのは難しいだろう。
 消費も製造・供給と同じく、細部に亘って正確な理解が求められる問題が多かった。
 ガス技術は法令と同様、誤り又は正しい選択肢の数を問う形式であり、これは合格ライン60%を大幅に上回る理解をしないといけない。この科目は、得点で60%の合格ラインを目指したい。

(4)論述
 法令は、例年と異なり、経済産業大臣の命令と供給条件の説明であった。前者は学科試験の学習で取れる問題であり、後者は令和元年度の学科試験を学習しておけば得点できた問題である。従って、今回も受験者の平均得点は高かったであろう。
 また、ガス技術は、製造は地震対策で出題サイクルの一環で事前学習が可能であったであろう。
 供給は他工事対策と出題サイクルの一環の出題で、テキスト学習でも十分得点できるが、日頃から自職場以外の業務にも関心を払っておきたい。
 消費は、業務用厨房の問題であったが、最近は家庭用と業務用のCO中毒、着火等、そしてガス事業者の対策に集約されつつあり、過去問題の解答例で学習しておきたい。
 論述は、学科の法令、ガス技術の難易度が増していることから、基礎理論とともに得点源としたいところである。法令は出題が絞られ、ガス技術は、3分野のうち2分野学習しておけば、リスク分散になり、高得点に繋がるであろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八王子城址をハイキング

2021年01月24日 | 城郭検定&日本百名城

 日本百名城巡りは近場で、この日は八王子城址、山城なのでハイキングの格好だ。バスは休日のみのため、JR高尾駅からタクシーでガイダンス施設へ。

 この城も北条氏と秀吉の小田原攻めがメインのストーリーだ。城主は、北条4代目氏政の弟「氏照」。秀吉の小田原攻めの対策で小田原に居たため、留守部隊が守っていた。前田利家や上杉景勝など秀吉軍の大軍勢が八王子城を攻め、城は1日で落城してしまった。

 館内では北条五代の大河ドラマを作りたいのでサインを、とのチラシが。快くサインする。出来たらいいな。五代だから主人公が5人か、大変だな。

 そしてまずは、麓にある居館跡から巡る。ここは「門」が復元されていて、この写真が八王子城のシンボルになっている。観光客は我々以外、誰もいない、もったいないな。

 そしていよいよ本丸跡まで登山。八王子神社入り口から、登る。しばらくして曲輪が幾つも出てくる。本丸跡は一番高い場所だが、森の中、見通しはない。その下の展望台からは見晴らしがいい。ここには2,3組が登ってきて休憩している。

 我々はその奥、天守跡というところへ。本丸のあとに天守とは変だなと思いながら登ると、金子城の天守だったそうだ。金子城とは八王子城の更に前の城かな。さらに富士見台へ歩く。結構登り下りがあって疲れる。楽なハイキングだと思ってきたがそうでもない。富士見台で昼食、その名の通り富士山がちょこんと顔を出す。

 下って、中央高速の下を通り、裏高尾へ。この裏高尾は始めて通る道だ。水行の道場があり、そこを通って登る。人が少ないから登りやすい。蛇滝はどこにあるのか、見逃した。尾根で1号路と合流し、最後は薬王院でスタンプをゲット。17個目だ、21回の満行まであと4回。春には満行で、精進料理をいただけるかな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産能大、卒業論文が完成

2021年01月23日 | 産業能率大学

 ようやく卒業論文が完成した。A4サイズ25頁だ。テーマは、「資格試験の効果的指導法」、第1章から第9章までだ。本題は第3章から、第3章は資格試験の動機付け、アトキンソンの動機付けから、私の資格試験の動機付けを関連付けて説明した。これは我ながらかなり納得できるものになった。

 第4章から第6章は、仮説を設定して、これを検証する形式だ。仮説1は、試験の合格率から必要な学習時間は求められる。仮説2は、学習の進捗は見える化できるはず。仮説3は、効率的な学習をするために最適な学習範囲があるはず、だ。

 上記3点は、いずれも仮説を検証し、実際に使えるものになった。第9章のまとめは、実際にこれを使う人向けに、フローチャートにしてまとめた。

 提出して、指導の先生から返信が来た。「大変面白い論文に仕上がった」「いつもながら熱意を感じ、いかにそのパワーを維持してるのか感心」「内容及び展開のストーリーも申し分ない」との意見を戴く。最後に参考文献を追加するようにとの指導だけ。ちょっと嬉しいな。

 資料は、参考文献一覧を追加し、ファイルをつけて、2月に入ったらいよいよ大学に郵送する。そしてこの審査に通ったら、卒業になる。大学の大先輩であるフラ夫さんからも言われたが、ほんとに2年間なんてあっという間だったな。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガス主任ポイント解説改訂その5法令事業類型

2021年01月22日 | ガス主任技術者・エネルギー管理士

(ガス主任試験受験に関係のない方、この記事は飛ばしてください)

 ポイント解説シリーズの最終回は法令。その5は法令科目の事業類型だ。事業類型とは、ガス事業者の分類とその許認可のことだ。先頃の法改正で事業者が幾つもできたため、この内容は必ず覚えておきたい、基本中の基本である。

 

 まず事業区分を上流・中流・下流で区分して説明する。上流のガス製造事業者は「届出」、ただし、LNGの基地事業だ。LNG以外の場合は製造事業ではない。

 中流の一般ガス導管事業者は「許可」と、規制では一番厳しい。特定ガス導管事業者は、製造と同じ「届出」。一般と特定の違いは、一般は「地域」で許可、特定は「地点」で届出になる。特定は昔の大口事業者だ。

 下流のガス小売事業者は、「登録」となっている。ここは先頃自由化されて、参入が容易になった事業だ。もう百社近くが参入しているようだ。

 繰り返しになるが、このガス事業法第2条定義にある、ガス事業の類型と許認可は、ガス事業法の基本中の基本、必ず覚えておきたい内容だ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月の人財研はテレワークのハラスメント対策

2021年01月21日 | 診断士活動(研究会)

 令和3年最初の人財開発研究会は、中小企業診断士で社会保険労務士の坂本直紀先生の「テレワークのハラスメント対策とコミュニケーションの重要性」であった。今回は非常事態宣言中ということもあって、Zoomのみ。

 そして内容は、ホットな内容、近年のハラスメントのトラブル事例、パワハラ対策の法制化、テレワークでのハラスメントと防止策、ハラスメントのアンケート調査結果、コミュニケーションの重要性というメニュー。

 ハラスメントデータでは、近年「いじめ・嫌がらせ」だけがどんどん伸びている。(図参照)表面化しているだけなのかもしれないが。そして昨年、「労働施策総合推進法」という法律ができた。このなかで事業主の責務として労働者へ「研修の実施」盛り込まれている。法律で研修は珍しい。

 次は、テレワークでのハラスメントに関する調査結果、例えば上司が部下に仕事遂行向確認のため、「日報の提出」を、これをパワハラと受け止める労働者が、若い人と年配者でだいぶ差がある。上司がITリテラシーに不慣れ、オンライン飲み会の強要、必要以上の監視など。

 テレワークの対策では、業務開始時と後で一日のタスク予定と成果を報告する仕組みを入れる、オンライン朝礼などの対策が上げられた。

 終わって、参加者からいくつも質問が出され、2時間の時間はあっというまに終了。充実した研究会であった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年はブランディングセミナー全5回に参加

2021年01月20日 | その他ビジネス系資格

 

 昨年はダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)講座に参加して、DRMを知り、私の講座に活かせることができた。さて、今年は何をやろうか、と考えたが、自身のブランドを磨く、「ブランディングセミナー」全5回に参加する。先週第1回が開催された。

 講師は㈱サクラ前線という会社の代表、女性診断士の方だ、私はかなり以前から存じ上げている。私のように資格試験の研修講師じゃなく、マーケティングの専門家だ。Zoomで2時間、受講生は皆、顔がわかるので、近親感がある。

 いくつか宿題が出されていて、この応答から研修は始まった。ブランドとは何か、経営戦略との関係、ゴールデンサークル、企業の存在意義、ブランディングの仕組み、想起プロセス、ブランド要素とブランド体験、内外のブランディング、そして最後はブランディングの重要性。初回だから入門コースのようなもんだ。

 次回は、ブランド構築ツールで強み分析だ。いよいよ自身のテーマに入るな、楽しみである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本城郭検定2級、歴史的な敗北

2021年01月19日 | 城郭検定&日本百名城

 昨年末受験した、日本城郭検定2級の結果が返ってきた。100点満点で36点、そして2級受験者の中のランキングが、436人中429位。何と!! 自分より下は7人しかいない。自分史上、歴史的な敗北だ。好意的な見方をすると、最低点からのスタートだから、これ以上は悪くならない、後は上昇するだけだとも言えるが・・

 

 しかし、こんなに悪い結果とは思わなかった。以前3級を取得したときは、そんなに難しいとは思わなかったが、2級になると急に難しくなる。問題を読み返してみたが、相当難しい。百名城を訪問してないと覚えきれないような問題だ。ちょっと古いが過去問題を誰かがアップしてくれている。参考までにこちら

 昨夏から、百名城巡りを始めたばかり。資格の達人の道はなお遠い。冬は高い山の登山はできないから、と始めた百名城巡り、今年は正月明けからハイペースに、と思ったが、非常事態宣言でスタートからつまずいている。6月にまた検定があるが、私の実力からして、まだ早いかな。

 2級の学習方法をアップしてくれた方がいる。まあ普通の学習方法だが、読むと、私は2級を舐めていたことが分かる。テキストと問題集買って学習始めるか。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の日本百名城、鉢形城へ

2021年01月18日 | 城郭検定&日本百名城

 寄居に泊まった翌日は、寄居駅から歩いていける「鉢形城」へ。この城は日本百名城に指定されていている埼玉県内の城だ。荒川の河岸段丘上に作られている。川の崖の上で、守り易いんだろう。お城はなく、城跡だけだ。まずは城跡の石碑と城跡の地図を見る。城跡は公園になっていて、荒川、深沢川をお濠代わりに使っている、なかなかの広さだ。

 公園の中を進んで、歴史館へ。入場券は一人2百円、私は学割で1百円。係りの方が珍しそうに65歳の学生証を見ていた。建物の中は立派だ展示だ。ここもVTRで歴史や城跡が紹介されている。

 この城は、北条家小田原城の出城だ。北条家の二代目北条氏康の五男、「北条氏邦」が城主だ。そして戦国時代の関東地方のお城の歴史によく出てくる「北条、上杉、武田のせめぎあい」の城だ。なかなか落城しなかったが、このお城最後の戦い、小田原合戦のときに落城した。周囲を何万もの秀吉軍に囲まれ、どうしようもなかったようだ。

 本丸跡からはすぐ下に荒川が流れているのが見える。帰りに橋の上から荒川の流れを撮る。玉淀という名勝だそうだ。この流れ、自然堤防だ。人の一生は短いが、戦国時代から川の流れは変ってないんだろうな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギリギリの温泉、金山温泉

2021年01月17日 | 登山&自然系資格

 長瀞の帰りに、かんぽの宿「寄居」に泊まる。寄居の丘の上にある。秩父の山々を見渡せる温泉だ。さっそく温泉に入る。ここの「温泉分析書」は興味深い。結果は、「アルカリ性単純泉」だが、まず温泉成分の総量、温泉になるにはお湯1リットル当たり1gの温泉成分が必要だが、0.86g、ちょっと足りない。

 もう一つの指標、泉温は25.2℃。温泉は温度が25℃以上だ。よく見ると調査時の気温は30℃のとき。おやおや、私が推定するに、泉温が25℃までなかったとすると、どうするか、いくらかでも泉温の高い時を狙って、夏場に測定する。わずか0.2℃上回っている。温泉じゃなく、「沸かし湯」というのと「温泉」では集客がだいぶ違うのではないだろうか。

 

 

 入浴してみると、温泉だとすぐわかる。微かに硫黄臭があり、少し濁っている。そしてアルカリ性のため、肌はツルツルだ。いわゆる「美人の湯」。肌感覚だといい温泉だと思う。温泉は最上階の6階にあり、秩父の山々がよく見える。露天風呂もありなかなかの雰囲気だ。

 

 帰りに、売店でお土産を買う。渋沢栄一翁のお菓子と、のぼうの城の漬物を購入。お土産も埼玉県らしく工夫してるね。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする