資格の達人ブログ 50年間で五百資格を達成!!

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました 百名山は、70歳までに、私の百名山を設定して完登を目指します 

私のビジネス~東京商工リサーチからの調査

2023年11月18日 | ビジネス・経済

 東京商工リサーチという会社から企業情報調査が来た。この会社さん、よく、「先月の倒産件数は、東京商工リサーチによると・・」という情報でおなじみの機関だ。

 会社を設立したての頃、ここから依頼が来て、丁寧に答えた。すると毎年、データの更新の依頼が来る。面倒なので放っておくと、今度は電話がかかって来る。電話で適当に答えておく。こちらも面倒だ。これが毎年だ。

 ということで、今年は回答するか、と真面目に、調査票のサンプルを見ると、これが大変、A3サイズ裏表にびっしりと調査内容が書かれている。かつて、こんなに詳細に書いたのか、と感心する。財務諸表までつけろという。

 今は、ネットでの報告も可能だそうだ。ご丁寧にユーザIDとパスワードまでついている。ネットで主要な内容を入れていく。入れながら考えた。これって、どこまで対応すればいいのか。別に法的に必要な調査でもない。でも信用機関だ。ちゃんと答えておかないと、このデータ、悪い方に方に使われるとまずいし・・と考えて調査票を入れ終えた。

 この機関、利用方法はいろいろあるようだ。HPから一部抜粋する。私は中小企業診断士だからもう使わないけどね。あと何年、仕事続けようかな。そんなこと思いながらの対応でした。

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広島県安芸高田市長と議会

2023年10月12日 | ビジネス・経済

 最近、広島県安芸高田市議会のYouTubeを見るようになった。地方議会のやり取りだが、視聴者が多い。なぜか、40歳の若い市長と、古株の市議会議員のやり取りが面白いからだ。

 市長は地元生まれで、元銀行員、海外駐在も経験している元エリート社員だった。広島県の元大臣の賄賂事件で、市長が辞職、急遽、選挙が行われ当選したのが、この若い市長だ。

 そして、X(ツイッター)やSNSを駆使して、情報発信する。そして行政を改革する。これが旧来からの議員達に気に入らないのだろう、いちゃもんをつけて来る。これを市長が見事に切り返す。こんなパターンだ。ヒール役を主人公がやっつける、というパターンだ。

 この様子はYouTubeでも見れる。その再生回数が凄い、中には百万を超えるものもある。こちらはそれを扱った地元テレビのドキュメンタリーだ。1時間ほどと長いが、部分的にでもご覧ください。6百万再生だ、そしてコメントも1万を超える。

 コメントは、圧倒的に市長を支持する声が多い。そして、うちの地元議会はどうなんだろう、という声も。

 こっちは短いです。無印良品の道の駅出店に関するものです。4分、160万再生、コメント3千件。

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三橋経済塾第11期に入塾

2022年02月17日 | ビジネス・経済

 

 

 三橋経済塾第11期に入塾した。ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」はもう十年近く前から毎日読んでいるが、経済、特にマクロ経済に話になると、やや弱くなる、難しいのだ。政治に比べて経済は難しい。

 何とかならんかと思っていたが、この塾が見つかった。毎月講演会がある、今はオンラインやVTRも揃っているため、それほど負担にはならない。

 先月は、三橋さんの「貨幣」の講義と岡三証券のチーフエコノミストの方の講演であった。お金は、いつ生まれるか、信じられないかもしれないが、我々が「銀行にお金を借りた」時点で、お金は発生する・・。日銀券は、お金を借りたの借用証書だ、銀行から借りると、個人のバランスシートは、借方に現金という資産と、貸方に借入金という負債が発生する。銀行は、日銀に行って、日銀当座預金と・・続くが、この先はまだよくわからん。でも、これでお金が生まれるそうだ。まだまだ勉強不足。

 それに、財務省はプライマリーバランス(PB)の黒字化を目標にしているが、こんな目標を持っているのは、日本だけ。世界中の政府の財政政策は、インフレなら各種の対策を打ち、デフレなら逆の対策を打ち、国のGDPを増加させる。そしてその余力でプライマリーバランスを考える。これがグローバルスタンダードだ。しかし、日本の財務省は、PB黒字化を第一の目標にしている。デフレ対策や国民が貧乏になってもPB黒字化が優先という。これはおかしい。だから30年も日本は成長しないんだ。

 MMTがどうとか言っているが、そんな話より、財政政策をグローバルスタンダートにするだけで、積極財政に転換できる。分かったのこのくらいかな。

 今月もまた、講演会がある。今月のゲストは、積極財政派で知られる西田昌司議員だ。自民党の積極財政の検討会の委員長をやっている方だ。生講義はプラスして受講料が必要だが,VTRなら年会費でOKだ。寒い中、登山やお城巡りならならともかく、わざわざ出かけることもなかろう。自宅の机上でコーヒーを飲みながらVTRを聴いで勉強しよう。

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インボイス制度が始まる

2022年02月07日 | ビジネス・経済

 インボイス制度の研修を受講した。中小企業診断士協会の主催だ。インボイス、聞いたことがあるが、正直、よく知らなかった。ヨーロッパでは消費税はインボイスとセットだと聞いたことがあるくらいだった。

 研修を受講した感想。結論から言うと、私のような簡易課税を選択している事業者は、あんまり影響はない、事業者として税務署に事前登録しておいて、売手のときに請求書をインボイスのスタイルにする位だ。

 国税庁のホームページにサンプルが載っている。インボイス(適格請求書)のポイントは、登録番号に、税率、税額だ。

 これが、売上1千万円未満の個人事業者(免税事業者)なら厳しい。これからは消費税を払わないといけないし、インボイスも書かないといけない。

 そもそも今回の法改正の目的は、免税事業者の排除だ。買手のときに消費税を貰っておいて、決算では消費税は払わない。これは不公平だ。ごもっとも。もっとも一昨年まで、私も免税事業者で消費税は払っていなかったが。

 施行は令和5年10月から、まだ2年近くあるが、事業者登録はもう始まっている。これに登録しないとどうなるか、インボイスを貰う方が、企業を選択するようになる。インボイスを発行しない(消費税を計上しない事業者)なんて取引しないよ、となりそうだ。

 さて、ぼちぼち、登録の準備するか。オンラインでも可能だそうだ。

 

 

 

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日経プラス1「40代からの学び直し、資格に挑戦」に専門家として登場

2022年01月16日 | ビジネス・経済

 昨日土曜日の日経新聞プラス1、何でもランキング「40代からの学び直し資格に挑戦」に専門家として登場した。お仕事は、昨年依頼があり、裏方の仕事も含めて、お手伝いした。

 土曜にある方から、すごいですね。こんな仕事までしてるんですか、しかも日経ですよね、と。おおそうか、記者さんが記事になったら送りますと言っていたが、ネット記事は、日経は有料だ。郵便局はまだ来ない。ああ、郵便局は土曜日、配達しなくなったんだ。とセブンイレブンへ。あと2部残っていたが、無事入手。

 役に立つ資格のランキング、企業の人事部ほか専門家の投票では、トップは、我が中小企業診断士、2位は社会保険労務士、3位がITストラテジスト、4,5位もIT系だ。IT系の人気が特徴だと、記者さんが言っていたが、その通りになっている。

 紙面に小さく、資格アドバイザー○○××(私の名前)が載ってる。大学教授の次だ。この肩書、私の会社名じゃ、誰もわからないだろうから、中小企業診断士にしてくれ、と言ったら、診断士が診断士を推薦するのはどうか、と普通名詞に落ち着いた。

 この記事、診断士のPRにしばらく使えるかもね。

 

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皇室の仕事は広報?

2021年09月30日 | ビジネス・経済

 

 先日、私の所属する診断士会の人財開発研究会の月例会があった。9月のプレゼンは私もよく知ってるS会員。自身の経験から広報がテーマであった。広報とは何か、広告や販促とは違う。広報とはその組織のプレゼンスを上ることだと言う。プレゼンス=存在感、だ。

 その例え話で、映画「ローマの休日」のワンシーンを放映してくれた。ヨーロッパのある王国の王女様がヨーロッパ歴訪中、こっそり抜け出して、ローマ市内を自由に徘徊する物語だ。ほとんどの方は見たことがあるだろう、私ももう数回、見たことがある。

 主人公のオードリー・ヘップバーン扮する王女様が、スペイン広場で、グレコリー・ペック扮する新聞記者と話しているワンシーン。(グ)あなたの職業は? (オ)そうねえ、(詰まりながら)ええっと、広報よ、と。皇室の職業をうまいこと表現したもんだと思った。

 そうか、皇室の職業は、「広報」、日本で言えば、日本国のプレゼンスを上げることが職業だ。最近、真子内親王が、結婚することが話題になっているが、皇室の職業は、日本の広報。ただし世襲だから、生まれながら、いやでもやらないといけない。日本でただこの一家だけは、憲法で保証されている職業や思想信条の自由がない。

 その分、十分な教養を身につける時間や、海外留学、普段の経費などが支給されている。真子様は、自分が広報をする存在だと分かってはいないだろうね。そんな教育は受けていなんだろう。

 女性皇族は、結婚すると皇族を離脱するから、広報の仕事は免除される分、職業や思想信条の自由を享受することになる。ヤフコメなどには随分心配することが書かれている。ほんと大丈夫かいな。

 

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二度目のワクチンは打ったけど

2021年07月20日 | ビジネス・経済

 日曜日の夕方、講座を終えて大手町の自衛隊へ。二度目のワクチン接種を終えた。この日は前回と違って、少しの間時間待ちが生じた。それでも全体で30分ほどかな。二度目が終わって一段落、だいぶ安心感が出てきた。

 ところがである。マスコミの報道では、東京での感染が拡大していて、大変な事態と騒いでいる。でも待てよ、重症者はトントンだ。前回ピークは150人近くいたが、今回は50人前後で大きな変化はない。これっておかしいと思わない? 感染者数も前回ピークの3倍になったが、重症者は変わらない。全国的にみると、重症者はこちらもピークの1/3、しかも少しずつ減り続けている。この勢いだと、来月には地方の重症者はいなくなってしまう。

 実は、テレビや新聞社は言わない、コロナはピークを迎えるごとに「弱毒化」しているのだ。感染者と死者のグラフを書いてみると簡単にわかる。第一波のときは確かに感染者に対する死者は多かった。そのときの記憶が皆に染みついていて、頭から離れないようだ。そこに感染者が何倍、と言われると世の中が死人だらけと錯覚してしまう。

 でも今は違う、65歳以上の重症者は格段に減っている、もちろんワクチンの成果だ。言いたいことは一杯ある。①補償をしない財務省、②患者を診ない医師会、③とにかく煽りまくる大手マスコミ。

 でももうそろそろ大騒ぎも終わりに近づいている。非常事態や無観客オリンピック、重症者や死者が増えていないのにおかしいよね。

 ワクチン、もう1,2か月も早ければまた違った世の中になっただろうに。これからは重症者が減って、誰も関心がなくなるんじゃないかな。そのときは、今盛んに煽っている大手マスコミはどうするんだろうね。また別のネタを探してくるんだろうか。

 

 

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創業10周年を迎えました

2021年06月29日 | ビジネス・経済

 この7月1日、私、アップウエルサポートは、独立・開業10周年を迎えます。ちょっと早いですが、家族とささやかなお祝いをしました。

 創業したベンチャーの生き残り率は、10年で6.3%だというから、よく残ったものだ。東日本大震災も冷めやらぬうち、55歳でガス会社を早期退職、人生二毛作もいいかなと思い、中小企業診断士として独立・開業した。企業研修、企業診断、それに執筆や、資格・安全の講座を中心にして、業容を拡大してきた。今は、少々の蓄えもできて、まあ、成功した部類だろうか。

 独立後の10年を振り返ると、その前のサラリーマン時代の35年間が大切だった。学生時代の土木工学、若手時代の都市ガス知識、中間管理職になってのIT開発、地震対策、人事・労務管理、リーダーになってからの、毎月のプレゼンテーションやリスク・目標管理、人材育成など、独立後はすべてが役に立った。35年の経験の上に、ビジネスを展開していった。

 これからの10年は、新市場や多角化などは目指さず、狭い専門分野を深く掘り下げる、ニッチな分野の市場浸透戦略を中心にしていきたい。とともに、登山やお城、資格取得など、人生の生きがいを楽しんで行きたい。読者の皆様、これからもよろしくお願い致します。

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40年ぶりの増田明美さん

2021年03月25日 | ビジネス・経済

(3月24日撮影、自宅の桜、八分咲きかな)

 昨日は40年ぶりに増田明美さんを観た。もちろんテレビなどでは見ていたが、ナマで見るのは40年ぶり。40年前、私もマラソンをやっていた頃、国立競技場で、国際競技会があり、小さな女子選手が大きな外国人選手を抜いていく、その姿にびっくりしたものだ。昨日は、有楽町マリオン朝日ホールで、JTBの旅行文化講演会があり、そこで増田さんの講演を聞いた。

 増田さんは、日本パラ陸上競技連盟の会長さんだ。そして大阪芸術大学の教授になってる。ほう。90分ほど講演を聴く。この講演会はコロナの影響で、二度ほど延期になっていたものだ。会場は全員マスク、増田さんは透明のアクリルの中からの講演、観客は皆マスクしてるから、表情がわからないので増田さん、困った様子、時折、アクリルから出て話す。

 海外旅行が好きなこと、プラハ、ウイーン、行けば2時間ほど夫婦で走る。ウイーンのリンクは周回コースになっていて走りやすいそうだ。走りながら俳句を考える、ジョグハイクと呼んでいた。NHKスペシャルに出た時のこと、東京オリンピックマラソン代表のその後のこと、などなど。

 一番言いたかったのはこれだろう、論語で「知好楽」(ち・こう・らく)、知っている人は、好きな人にはかなわない、好きな人は、楽しんでいる人にはかなわない、という意味。シドニーで高橋尚子さんは踊っていた、私はロス五輪(棄権した)でこの言葉を知っていたらきっと違った結果になったただろうと。これ、私も当てはまるな。しっかり事前の練習をして、講座当日は、自分も楽しむこと。なかなかそんな余裕ないんだけどね。

 楽しい90分であった。大阪国際で倒れて途中棄権したときのこと、覚えている、志賀高原のスキー場のテレビで見ていた。選手を引退したときは、この子、これからどうなっちゃうんだろうと心配したが、あれから40年、人生を楽しんでるようだ。よかったね、増田さん、これからも応援するよ。

 旅とスポーツをテーマにした講演会、これ、私にピッタリだった。またあれば参加したい。しかも無料、JTBさんにもありがとうと言いたい。

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ウユニにガンツウ、ニセコ白馬をハシゴ!!

2020年11月09日 | ビジネス・経済
 
 
 先日、写真の書籍(2030年日本の針路)のことをちょっとだけ書いた。その後この本を購入、読んでみた。2030年に向けて、デジタル×地方が牽引する、というコンセプトで書かれている。

 この中に面白いな、と思ったことが3か所あるため紹介したい。まず、山形県の鶴岡、ここにショウナイホテル スイデンテラス というホテルがある。このホテルは、ボリビアのウユニ塩湖をイメージしてできたホテルだ。確かにウユニ塩湖のように浅い水面が光り、ウユニのようだ。しかし、田んぼの水面で、よくウユニに似ていること気が付いたな、という感じ。

 次は瀬戸内ガンツウ、ガンツウとは、瀬戸内で取れるカニのこと。これは瀬戸内海を走る豪華客船だ。クラスにより価格は異なるが二泊三日で一人40万円ほど。それほど大きな船でもないが、人気があり予約は一杯だそうだ。日本にも富裕層をターゲットにしたこんな取り組みもやってるんだな。

 もう一つ、新千歳空港と長野の松本空港の利用客数が、この10年で2倍になっているそうだ。そして両空港の連携を考えているそうだ。
 なぜか? 外国人が北海道ニセコなどスキーに来た際に、長野白馬などにも行くそうだ。外国人からすると、せっかく日本に来たんだから、ニセコも白馬もとハシゴするそうだ。そうか外国人視点で見ると、そうなるのか。

 まだまだ面白そうな話が載ってるが、今日はここまで。
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人口二万人以上が分岐点、しかし

2020年11月03日 | ビジネス・経済
 私が毎週購読している業界紙、「ガスエネルギー新聞」に面白い記事が載っていた。エネルギー事業コンサルタントの角田氏の記事だ。都市機能と人口規模の関係というタイトル。

 シンクタンク、アクセンチュアの下記の本によると、多くの都市機能は人口2万人以上ないと維持できないそうだ。ペットショップや総合スーパー、カラオケ、外国語教室など。例外的に映画館やスタバなどは人口10万人以上。記事に書かれてはいないが、人口2万人というのは、都市ガス会社もこのラインなのかもしれないな。
 
 なるほど私の育った田舎を思い浮かべると確かにそうなってる。私の子供の頃は人口3万人だったが、今は2万人を切ってる。駅前の中心市街地は寂れている。シャッター通りだ、そもそも人通りがない。帰省するたびに大丈夫かいなと思う。
 話はややそれるが、この町の温泉施設に市長宛てのアンケート用紙があり、そのことを書いて投函すると、何と当時の市長から返信が来た。若い市長で、内容は、確か、ハードとソフトがかみ合わず、苦戦していますというような内容だった。

 そして氏は続ける。日本の市町村はもう半分が人口2万人以下だ。ただし、最近の技術、デジタル化がこれを破ってくれる可能性があるという。

 最近中小企業関係の仕事をしていると、新型コロナの影響で、確かに、中小企業の多くが、一斉にオンラインに移行している感がある。実は私もオンラインの恩恵を受けている。昨年まで対面型研修を行ってきたが、今年春急遽オンライン研修に切り替えたら、関東地方以外、北海道、大阪、広島などから受講生が集まった。マーケットが関東地方から、一挙に全国に広がったのである。
 
 

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シナリオプランニングで新型コロナを予測する

2020年04月13日 | ビジネス・経済

 

 私のサラリーマン時代、シナリオプランニングという技術が流行った。未来のシナリオを描いて、そこから対応策を考えるという手法だ。リスクマネジメントの一種と言っていい。今でも研修機関が研修をやってる。かなりの値段だ。残念ながら、これに類する資格はない、あったら取得するのにな。

 新型コロナについてこの直近の「シナリオプランニング」を描いてみた。プランニングは、前提を置いて幾つかシナリオを作るのだが、今回は一つだけ。コツは、自己バイアスに陥らないこと、つまり根拠のない安全サイドには考えないことで厳しめの方向だ。

 現在の日本の新型コロナの対策は、「政府が行動制限を要請して早く収束する施策」だ。しかし、行動制限には、中小企業や個人事業主の売り上げが減少し、倒産する心配がある。そのため、企業などは政府の行動制限の要請に十分に従えないことだ。セーフティーネットはあるが限定的、しょぼい。行動制限にブレーキがかかると、制限期間がどんどん伸びていく。するとますます倒産が増えていき、長期間の行動制限には政府の要請を守ってる人までが我慢できなくなる。

 これ、その後どうなるだろうか、以降、シナリオプランニング を考えてみた。

 (1週間後)ビッグデータの分析から、推定制限率は50%と出てきた。まだ行動制限していない工場やお店などから、事業が継続できなくなる、店が倒産するという声が依然続いている。工場でテレワークなどできない、休むならもっと補償がないとできないと。そしてしばらくして患者数の実績が出てくる。まだ増えている。地方でクラスターが多くなる。小学校でもクラスターが出始める。このままじゃ5月連休明けじゃ終わらない、見通しが立たないという論調。するとマスコミが騒ぐ。政府もその説明が苦しくなる。

(2週間後)ビッグデータによる推定制限率は60%。自粛している一般の人も、もう我慢できない、自宅鬱になると。政府は補償して、工場・お店を完全に締めて、欧米のようなもっと強い制限をしろ、という声が大きくなる。法律でできないとなっているが、政府は補償金を出してやれと。これにマスコミが乗る、ネットでも政府はもっとカネを出せという声が集まって、ネットデモが始まる。百万人が賛同し、大きな勢力になる。政治の世界でも自民党の一部と野党が政府を攻撃し始める。内閣の支持率が下がり始める。新規感染者数は横這いになる。

(3週間後)一方、政府の方はどうか。財務省が財源が~、と言ってるが、実はカネはある。日本のような自国通貨で取引してる国家は、政府がお金を印刷すればいくらでも発行できる。世界恐慌のとき高橋是清がやった政策だ。インフレが心配というが、この数年、日銀は途方もない金額を発行しているが、、全くインフレになっていない。財源が~、財務省は今まで言ってきたウソがばれるのが怖いだけだ、という声がマスコミに流れ始め、自民党の反緊縮派が1/3となり、野党を併せると1/2に迫る。そしてマスコミは、財務大臣、総理大臣の責任を追及し始める。日に日にこの声は大きくなってきて、内閣の支持率が急激に低下する。推定制限率は60%、新規感染者数は横這いのまま、退院が増え始め、わずかに全体患者数は減り始める。

(4週間後)とうとう総理大臣は財務大臣をクビにして、政府が巨額の財政出動することを決断する。日本のGDPは約500兆、コロナの影響で20%減、100兆が失われる。従って、真水の国債80兆以上の財政出動が必要だ。4月頭に発表した対策は、総額100兆と言っているが、実際は貸付けや予算の付け替えが多い、真水は16兆。この金額は消費税の対策の金額程度だ、ほとんどコロナの対策にはなっていない。天ぷらそばを頼んだら、天かすそばだった、という例え。このまままなら日本は確実に後進国に落ちてしまう。

 80兆なら、国民一人当たり70万円だ。この対策なら何とかなる。総理大臣は、連休中に国会を開き、衆参2日で特措法を改正して、時限的に要請に強制力を持たせた。そして、政府補償も全国民を対象に粗利が減少した分を補償すると決め、さらに国民に一律30万円を給付することも決めた。そしてコロナ後の景気回復を狙って、3か月後には消費税を0%とするように財務省に指示した。調べるとレジの多くには非課税キーがついており、すぐにでも対応できるお店も多かった。そしてすぐ内閣も自民党も支持率が上昇し始めた。

(5週間後)強制力を伴った対策はまだ発効していないが、アナウンス効果で工場や夜の店などは、自主的に閉鎖を始める。推定制限率80%。ようやく新規感染者が減少し始める。もっと早くやっていれば・・。国民にも、明るい顔が戻ってきた。コロナ後に何をするかが、ネットで話題になり、TVのワイドショーでも賑わい始める。メーカーもコロナ後を狙って、いろいろなネット広告を始めた・・。(以下、略)

 さて、1か月後はどのようになっているでしょうか? 自己バイアスがかかった結果となればいいのですが・・

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ガス自由化シンポジウム

2020年02月21日 | ビジネス・経済

 ガスエネルギー新聞社主催の第8回ガス自由化シンポジウムに参加してきた。所用があって、途中から入って途中で退席だ。電力全面自由化から3年、ガスは2年経過した。日本ガス協会からのプレゼンの後、LINEWORKS、イーレックス、フジテックメンテナンス、I・T・O、白川病院の方々のプレゼンであった。

 私は、途中入場、途中退場のため、聞いていたところだけコメントする。まず日本ガス協会の角田理事のプレゼン。この方は、ある関係で私とは知合いの仲、私と同じ中小企業診断士の方だ。さすがにプレゼンは洗練されている。

 地方創生と中小ガス事業者の役割、地域を知り尽くしている地方ガス事業者は、地域内の官民連携で、目利き役になれる。SDGsを役所と一緒に勉強しようなどはいいテーマだという。なるほど、SDGsとはいい着眼だ。そして、将来計画は、従来のフォアキャスティングに加えて、バックキャスティングを考えたらどうか、このバックキャスティング、トヨタ自動車がやって発表したと記憶している。昔ブログに書いたことがある。 

 もうひとつ、イーレックス様のプレゼン。電力ガスの自由化を経緯を物語タッチで、話された。最後は、多くのガス事業者が電力販売を行う理由、それは「対面による信頼性向上」だそうだ。これは腹落ちする内容だ。私も自身の研修で、ガス事業者の強みは、地域密着で、顧客との接点を持つこと、を挙げている。なんだか研修の主張を後押ししてくれる内容だった。

 残りのプレゼンは、時間がなくて聞けなかったか、席でアルバイトをしていて聞かなかったか。このイベント、続けてほしいね。

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ENEX2020を見学

2020年02月02日 | ビジネス・経済

 今年もビッグサイトのENEXを見学した。ENEXは、省エネを中心とするエネルギー関係の展示会だ。私ははほぼ毎年見学に来ている。もちろん無料だ。エネルギー業界の基本を研修している私にとっては、貴重な情報収集の場である。

 資源エネルギー庁、東京ガス、関西電力、NEDO、ヒートポンプ蓄熱センターなどを回る。今年は何だか、展示が減っているような気がした。それに毎年来ているせいか、あんまり驚くような展示はない。

 今年は、関西電力で仮想発電所の仕組みと、ヒートポンプ蓄熱センターでヒートポンプの仕組みを復習する。どっちも、ややこしいしくみだからね。

 関西電力のブース、デマンドレスポンスやアグリゲーター、VPP(バーチャルパワープラント・仮想発電所)などの説明を受ける。ちょっとややこしいので解説は省略。

 関西電力と言えば、あの黒四ダムを建設した会社だ。子供のころ石原裕次郎の「黒部の太陽」という映画を見て、この道に入った記憶がある。懐かしいな。

 アンケートにも答えた。これ後で、うっとおしいメールが来るんだが、販促品がもらえた。販促品は、携帯傘の入れ物。これ欲しかったんだ。

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ウォール街から見た世界

2020年01月20日 | ビジネス・経済

 

 我が家で、堤未果さんのライブ講演を聞いた。ライブと録画両方だ。講演会に申し込んだが一杯だった。しかし、今はインターネット中継で見ることができる。お値段は2千円。わざわざ都心まで出かけなくとも、パソコン画面で堤さんが登場する。便利な世の中になったもんだ。

 堤未果さんは、過去1,2冊ほど読んだことがある。アメリカの変容がテーマのようだ。今回の講演テーマは「ウォール街から見た世界」。

 ゴールドマンサックスが、日本のいろいろなものを投資商品として買い漁っていく。そしてもっと商品を出せと。ゆうちょ、年金、そしてソフトバンク。日本銀行がソフトバンク株を買い支えている。

 年金の運用は株が増えた。ソフトバンクが大損した。私の頭の中で、そんなニュースが繋がっていく。

 かつての良きアメリカは、アメリカ株式会社になってしまった。「今だけ、金だけ、自分だけ」、日本の水道、種、食の安全、個人情報、教育、農地、医療、海、森など。

まだまだ買われそうだ。しかしまだ何とかなると、堤さんは言う。

 情報を追っかけていては、追いつかない。ネットはほぼ無限、とても追いきれない。直観でおかしいと思うこと。そして、ネット情報より人とのコミュニケーションが大切という。

 1時間の講演だから、ちょっと中途半端な気もするが、それでも私にとっては、初めてのライブ視聴体験だった。またチャンスがあれば聴こう。

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