「嘘を愛する女」 中江和仁監督 ☓☓☓☓☓
「ツタヤ クリエイターズ プログラム」第1回グランプリ作です。
キャリアウーマンの河原(長澤まさみ)は心優しい小出(高橋一生)と5年ほど同棲していました。ある時、小出が急病で倒れ刑事が訪ねてきました。なんと「小出」という名の人は存在していなかったのです。それでは愛する人は一体誰だというのでしょうか。眠ったままの「小出」の真実を探るため探偵の海原(吉田剛太郎)を雇って旅に出るのでした。
謎解きの要素のあるラブストーリーです。悪人は一人も登場せずサスペンスの面白さはあまりありませんが、瀬戸内の風景は魅力があります。
タバコは、大問題作で、探偵役の吉田が度々喫煙し、オフィスで依頼人を前にしても平気で喫煙する無神経さでした。(☓☓☓)これでは妻に浮気されるのも当然です。喫煙も家庭内暴力の一つです。だいたい探偵がニコチン依存症では仕事にならないのではないでしょうか。
また、捜索が行き詰まったときに長澤が吉田から「タバコ1本もらえます?」と言って二人で喫煙する場面がありました。(☓)
建築現場や漁師たちが休憩中に喫煙する人が多く残念です。(☓)
「タバコなんか、我慢すればいい」というセリフがありましたが、「タバコなんかやめればいい。」
タバコは嗜好品、というタバコ会社の嘘を愛する喫煙者ですね。タバコは死向品です。