はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

金沢の町をぶらり(続編)

2020-01-22 19:55:55 | 知らない街をぶらり
金沢では、ひがし茶屋街と主計町茶屋街を紹介しましたが、実は、「寺町」や「にし茶屋街」にも少しだけ寄り道しました。

寺町台地区も重要伝統的建造物群保存地区です。金沢では4ヶ所のうち、3ヶ所を訪ねました。



かなり広い範囲にわたって寺院が続いていました。今回は少し見ただけなので、次回はじっくり歩いてみたいです。



忍者寺として有名な妙立寺です。拝観には事前申し込みが必要でした。いろいろと仕掛けがあるそうです。



お寺の側壁だと思いますが、味があります。



芭蕉さんゆかりの寺、願念寺がありました。
「おくの細道」の終盤に芭蕉さんは金沢にやって来ました。金沢では門人の一笑に会うのを楽しみにしていましたが、一笑は前年の冬に36歳の若さで亡くなっていたのです。一笑の初盆の法要に招かれて墓前で捧げたのが「塚も動け我が泣く声は秋の風」の句です。芭蕉さんの深い悲しみが伝わって来ます。



石垣の色の組み合わせが素敵でした。さすがは金沢と感心しました。



寺町のすぐ近くにある、にし茶屋街にも行ってみました。



お洒落な建物です。



にし茶屋街は観光客も少なく、静かに観光できます。



3寺を過ぎました。そろそろ今宵の宿に向かうことにしましょう。




今回の旅の主目的は、92歳の母親を温泉に連れて行くことでした。今回訪れたのは、金沢市内から車で15分ほどの所にある犀川温泉です。犀川温泉?って思われるでしょうが、私も初めて聞いた温泉でした。静かで、とても良い温泉でした。



※訪問日 2020.1.16