はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八方尾根をハイキング(2)

2020-08-31 17:59:38 | 山歩き
「山ガール」3人組と八方池を目指して、八方尾根自然研究路を歩いています。

第2ケルンのある、稜線まであと少しです。誰かさんはしんどそうです。




いつもなら山には18-135mmの広角から望遠までカバーするレンズを持って来るのですが、先日の木曽駒ヶ岳で壊れてしまったので、16-55mmで撮影しています。
ウメバチソウが見頃でした。




あいかわらずガスッガスです。




これはハッポウウスユキソウです。もう時期は過ぎたようです。




少しガスが晴れて来たようです。この調子で白馬連山にかかる雲も吹き飛ばして欲しいです。




第2ケルン(息(やすむ)ケルン)2,005mに到着です。あと30分ほどの頑張りです。




ワレモコウです。高山植物に励まされながら登ります。




ウツボグサ(?)でしょうか。




オヤマソバです。




マツムシソウです。八方尾根に咲いているのはタカネマツムシソウだそうです。




ギリギリまで寄ってみました。




八方ケルン(2,035m)の少し上から、登って来た道を振り返ります。連れ合いさんは第2ケルンでリタイアしましたが、あと2人の山ガールは頑張りました。




八方池の見える所までやって来ました。




晴れていれば、こんな展望図のような景色が広がっているのですが。




八方池のすぐ上までやって来ました。




第3ケルン(2,080m)です。本日の最高地点です。




心の眼で白馬連山を思い浮かべながら、八方池を眺めます。




ちなみに

晴れていれば

こんな景色が広がっています。


(2016.9.27 撮影)


<つづきます>

※訪問日 2020.8.27

八方尾根をハイキング(1)

2020-08-30 16:59:55 | 山歩き
信州旅二日目です。
今回の旅のハイライトとなる八方尾根のハイキングです。
めざすは八方池。
そこからの白馬三山の眺めをメンバーに見せてあげたくてやって来ました。
大阪を出る前から天気予報はあまり良くありませんでしたが‥。
今回のメンバーは、昨年の上高地散策と同じ「山ガール」3人組です。


ホテルを8時に出発です。(昨年の秋にもお世話になったホテルです。写真は、前日の夕方ですが山は雲に隠れていました。)




今回はゴンドラではなく、黒菱駐車場まで車で上がって、そこからリフト2つを乗り継いでいきます。上の方はガスッガスです。




ガスの中にいます。リフトから町の方を振り返りました。




リフトは地上スレスレを行くので、花も撮れてしまいます(笑)




黒菱平です。ここでグラートクワッドリフトに乗り換えです。




黒菱平に咲いていた花です。




八方池山荘が見えてきました。晴れていれば、左手には五竜岳、鹿島槍ヶ岳の大展望なのですが、ガスッガスです。




ノコンギクの咲く八方池山荘を出発です。ここからは景色より高山植物が続きます。




八方池山荘から八方池までは、約1時間半ほどです。ウメバチソウはたくさん咲いていました。




ワレモコウです。




ヤマブキショウマ(?)でしょうか。




ミヤマトウキです。




ガスッガスです(笑)




それでも沢山のハイカーが登っていました。




オオバギボウシです。




クガイソウです。




ガスの間からめざしている第3ケルンのあたりが、うっすらと見えました。




イワシモツケです。八方尾根自然研究路には花の案内板があるので助かります。




オトギリソウです。




ミヤマコゴメグサです。8月も終わりなので、高山植物はあまり期待していなかったのですが、思ったよりも咲いていました。




八方池をめざして木道を歩く「山ガール」3人組です。



<つづきます>

※訪問日 2020.8.27

諏訪をぶらり

2020-08-29 12:15:55 | 知らない街をぶらり
今回の信州旅は、八方尾根ハイキングと黒部湖遊覧が主な目的でしたが、せっかくなので諏訪にもよって行くことにしました。
諏訪には2016年の御柱祭の里曳き以来の訪問です。高ボッチ高原や霧ヶ峰への道中では、いつも通過ばかりなので、今回は諏訪大社にもお詣りしました。
諏訪大社は諏訪湖周辺4カ所にある神社ですが、時間の関係で1カ所しかお詣りできませんでした。

訪れたのは、諏訪大社下社春宮です。




諏訪大社といえば御柱(おんばしら)が有名です。ご存知とは思いますが、お宮の四隅に4本の御柱が建てられています。




この「春宮一之御柱」は、2016年に御柱際の里曳きの時に撮影した御柱だったので、懐かしい思いで見上げました。




立派な幣拝殿です。




こちらは、春宮二之御柱です。御柱祭は6年に一度のお祭りで、次回は2022年に行われます。次回もぜひ行きたいと思っています。




これは御柱ではありません。




鳥居越しに諏訪湖が見えました。




春宮から数分歩いた所に、万治の石仏があります。




思っていたより立派な石仏でした。




岡本太郎さんや新田次郎さんも感嘆されたそうですが、はりさんも感動しました(笑)




作法通り三周しました。




パワーもいただきました。




浮島社の前で笛を吹く人がいました。




最後は諏訪湖畔にやって来ました。条件が良ければ富士山が見えるのですが、この日は雲が多く見ることができませんでした。




富士山は見えませんでしたが、八ヶ岳が顔を見せてくれました。




この日は、白馬村に宿泊です。白馬村までは、まだ時間がかかるので、諏訪には1時間ほどの滞在でした。

※訪問日 2020.8.26

山バッジのこと

2020-08-24 17:03:23 | 日記
私の若い頃、もう50年ほど昔ですが、山に登ると帽子やザックにバッジを沢山つけている登山者をよく見かけたものです。
ところが最近は見かけなくなりました。山バッジは山小屋の売店で売られているのですが。

2、3年前から連れ合いさんがピンズを集めるようになり、私も旅先で見つければ、お土産に買ってくるようになりました。

先日、ふと自分も昔に山バッジを集めていたことを思い出し、引き出しを探すと、奥の方から山バッジが出てきました。
最近のカラフルなピンズと違って、見るからに地味です。
そして、ピンズというよりはバッジという表現の方がぴったりな代物です。
刺すところもネジ式や安全ピンみたいになっています。
それでも、思い出深い「山バッジ」なので、100均で買ってきたコルクのボードに貼ってみました。

それがこの写真です。


上の12個がそうです。(下の蝶は別です。)もっとあったような気もするのですが。
中学生から高校生の頃に集めたものなので、金剛山や岩湧山、六甲山など近郊の山がほとんです。
引き出しの中で50年近く眠っていたので、なぜか愛おしく感じます。

社会人になってから、あちらこちらの山を登りに行ったのですが、山バッジを買う発想がありませんでした。
今から考えたら、惜しいことをしたと思います。

コルクのボードには、まだまだ余裕があるので、これからボチボチと山バッジを集めていくことにします。
連れ合いさんの土産にした山のピンズを返してもらおうかな(笑)

こちらが、連れ合いさんのコレクションです。カープファンなので、カープ専用が別にあります(笑)



26日から信州に行く予定です。待っていたかのように、台風もやって来たようですが、なんとかそれてくれるようです。
帰って来たら、素晴らしい信州の風景をお届けしたいと思います。
それまでしばらくお休みします。

乗越浄土でまったり

2020-08-22 19:50:15 | 山歩き
ここに来た目的は、もちろん登山でした。
ところが、軽い高山病のような症状になったので、木曽駒ケ岳への登山は諦めることにしました。
無理をすれば登れたかもしれませんが帰りもあるので、無理をしないで乗越浄土でまったりすることにしました。

乗越浄土です。2つの山小屋があり、青いのが宝剣山荘で赤いのが天狗荘です。
35年前にどちらかの山小屋に泊まったのですが、まったく覚えていません(笑)




北東の景色です。右の山は伊那前岳です。




望遠域でとらえたのは、蓼科山でしょうか。




ガスがかかる宝剣岳です。




千畳敷駅をアップです。




中岳へと続く穏やかな稜線です。中岳までは20分ですが、もう歩く元気はありません(笑)




天狗岩だそうです。




天狗岩の下は、深い谷になっています。




御嶽山が見えました。木曽駒の頂上から下りてきた人に聞いたのですが、乗鞍岳がギリギリ見えて、穂高は微妙と言ってました。




下界も見えました。




一瞬、宝剣岳ぐらいは登っておこうと思ったのですが、やはりやめておきました。(一応、登った事があるので。)




こちらの山は檜尾岳でしょうか。それとも三沢岳でしょうか。山の上で聞いたのですが、その方もわからないようでした。




まだ歩いたことがない縦走路ですが、宝剣岳から行くのは怖そうなところです。




中岳(右)の左に見えるのが木曽駒ケ岳の頂上です。近そうに見えますが、乗越浄土から1時間のコースタイムです。




木曽駒ケ岳(左)には35年前に登りました。保育所に通う息子も一緒でした。




木曽駒ヶ岳の上の青空と雲です。




このあと、1時間ほどかけてロープウェイ千畳敷駅に無事に下りる事が出来ました。やれやれ。

前回、高山病や不摂生やらと、言い訳をごちゃごちゃ書きましたが、自分の歳のことをすっかり忘れていました(笑)

※訪問日 2020.8.18