はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

東高野街道を歩きました(石切〜瓢箪山)

2020-01-13 18:55:55 | 街道歩き
東高野街道をぼちぼち歩いていますが、今日も続きを歩いて来ました。といっても少しだけです。今回は、石切から瓢箪山まで歩きました。

石切あたりの東高野街道は、国道から外れているので歩きやすいです。今は家が建って生駒山が見えませんが、昔は生駒山を左手に見ながらの旅だったのでしょう。



大きな交差点にやって来ました。ここは今歩いている東高野街道と伊勢街道(暗峠)が交差する所です。伊勢街道は以前に歩いたので、ここも通っているのですが、記憶にありません(笑)
左のバイクが停まっている道が伊勢街道で、右の自転車が走っている道が東高野街道です。真ん中の道は国道308号線ですが、この先とんでもない道になります。以前にブログに書いたので、よかったら見てください。(「国道(酷道)308号線のお話をしましょう」2015.4.6)



左手に大きな鳥居が見えて来ました。これは枚岡(ひらおか)神社の一の鳥居です。枚岡神社は河内国一之宮です。寄って行こうと思ったのですが、少し距離があるのと上り坂になるのでやめました(笑)



再び街道を進みます。まもなく瓢箪山(ひょうたんやま)です。



瓢箪山では商店街を歩きますが、ここが東高野街道なのです。そして、この商店街はなんと国道なんです。その事も以前ブログに書きました。(「アーケード国道もあります」2015.4.8)



近鉄電車の瓢箪山駅の踏切から生駒山を望みます。近鉄奈良線もここから坂を上っていきます。



近鉄電車です。今では阪神電車も走ります。



せっかくなので瓢箪山稲荷神社にお参りしていくことにしました。



神社は古墳を背に建てられているようです。後ろの丘のように見えるのが古墳です。双円墳だそうで、そこから瓢箪山の名前がついたようです。



きつねさんが金の稲穂をくわえていました。



ここは辻占(つじうら)の総本山だそうです。「淡路島通う千鳥の河内ひょうたん山恋の辻占」として全国に知れ渡ったとか。
辻占は古くから日本で行われていた占いの一種で、元々は夕方の辻に立ち、行き交う人々の話す内容を占うものだったそうです。



ご由緒もお読みください。



伊勢街道も何回かに分けて歩きましたが、まだ伊勢には着きそうにありません。中山道にしてもそうですが、大阪から離れるにしたがって、日帰りができなくなるからです。泊りがけになると、ちょっと大げさな気がして気軽には出かけられませんね。

※訪問日 2020.1.13