はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今熊野観音寺の紅葉は色彩豊かでした(後) 

2021-11-30 19:25:25 | 紅葉
今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)は、東福寺のすぐ近くにありながら静かに紅葉が楽しめる紅葉の穴場です。
ところで、今熊野観音寺という名前は、熊野三山に対してこの地を今熊野と称したことからはじまりました。
その後、熊野詣でが大好きだった後白河上皇から「新那智山」の山号を授けられて今熊野観音寺と称されたそうです。



弘法大師から後白河上皇まで登場する歴史のあるお寺です。





イチョウの落ち葉に陽が当たっていました。





よく見ると、紅葉と黄葉のミックスでした。





今熊野観音寺はぼけ封じの寺としても知られていますが、そのお守りでしょうか。





茶所の方に行くと、こちらには真っ赤な紅葉がありました。





同じく。





同じく。





同じく。





これぞ紅葉でしょう。





弘法大師を包み込む紅葉です。





優しいお顔をされています。





子護大師です。





先ほどの真っ赤な紅葉を下から見上げます。





圧倒されそうな紅葉でした。





何年ぶりかに訪れた今熊野観音寺の紅葉は、やはり素晴らしかったです。





※撮影日 2021.11.26

今熊野観音寺の紅葉は色彩豊かでした(前)

2021-11-29 19:15:15 | 紅葉
関西には古刹が多いのですが、その中でも何度も訪れているお寺があります。
奈良の長谷寺や滋賀の百済寺などです。そして、今回訪れた京都の今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)もその一つです。

大混雑の東福寺から裏道の坂を登れば泉涌寺への参詣道に出ます。
泉涌寺の手前を左に入れば今熊野観音寺に到着です。
先ほどまでいた東福寺の賑やかさが嘘のような静かな今熊野観音寺で、見ごろの紅葉を楽しむことができました。


鳥居橋を渡れば今熊野観音寺は目の前です。





鮮やかな紅葉が迎えてくれました。





弘法大師です。どうしてもシルエットになってしまいます。ここはストロボの出番でしょうか。





今熊野観音寺は西国三十三所の札所です。私もここへは巡礼の旅で訪れたのが最初でした。





五色幕は紅葉にもよく似合います。





こちらは黄色いモミジです。





山の上には多宝塔が見えます。





大師堂の前には石仏があり、私にとっては一番の撮影ポイントです。





上手い具合に紅葉もありました。





石仏だけでも絵になります。





同じような写真を何枚も撮りました。





このモミジはオレンジ色です。





こういう色合いも良いものです。





五色幕が風に揺れます。





今熊野観音寺は弘法大師が開基の歴史あるお寺です。





屋根の上には散り紅葉です。




<つづきます>

※撮影日 2021.11.26

東福寺の紅葉はさすがでした

2021-11-28 17:15:15 | 紅葉
紅葉の見ごろをやや過ぎた東福寺に行ってきました。
東福寺といえば、京都でも一二を争う紅葉の名所です。
したがって混雑度も高い所ですが、意を決して行ってきました(笑)


東福寺の紅葉スポット通天橋です。臥雲橋から見上げる景色です。





通天橋から見下ろす紅葉は「錦の雲海」と呼ばれていますが、臥雲橋からの景色も決してひけをとりません。





臥雲橋や通天橋からの撮影は禁止と聞いていたのですが、臥雲橋ではそのような規制は無かったです。(ピークが過ぎたからか?平日だからか?)





さすがに美しい紅葉でした。





結論から言いますと、通天橋には行っていません。渡るのに1000円もするのです。ケチな私としてはここからで十分でした(笑)しかもチケットを買うのに長い行列が‥。





寺の壁に沿った紅葉も見事です。





錦のトンネルです。





白壁と紅葉も好きな景色です。





同じく。





なんとも見事な紅葉です。





さすがに紅葉の東福寺でした。





ここは夜になればライトアップがされるようです。





寺の名前が素敵です。





人並みの途切れた所をパチリです。





このあと、私の好きな今熊野観音に向かいました。





※撮影日 2021.11.26

當麻寺の紅葉(2)

2021-11-27 17:15:15 | 紅葉
當麻寺(たいまでら)の紅葉のつづきです。
失礼ながら、奈良県の紅葉は京都や滋賀ほど有名な所は多くありません。
良く紹介されrているのは、談山神社や長谷寺、お寺以外では奈良公園や吉野山や大台ケ原でしょうか。
ということで、當麻寺の紅葉はあまり期待していなかったのですが、これが予想に反して良かったです。
ただ見ごろのピークは過ぎたようで、少し残念でした。


陽を受けて輝く紅葉です。




阿弥陀堂です。




浄土庭園の背景は霊山の二上山です。




阿弥陀浄土の世界が広がります。




池に映った紅葉は渋い色でした。




日当たりを探して写しました。




手前が西塔で、向こうが東塔です。




この辺りの紅葉が一番見ごろでした。




少し紅葉に近づいての一枚です。




その周辺も綺麗でした。




奥院の壁はなぜか赤く塗られています。




ところで、前半でも名前が出ていた中将姫ですが、當麻寺の本尊である當麻曼荼羅を蓮糸で織りあげたと伝えられています。




中将姫もいいのですが、明日香からの帰り道に、当麻寺駅前にある中将堂で「中将餅」をお土産によく買って帰ります(笑)




最後に振り返ってもう一枚です。





今年の紅葉はこれで最後かと思っていたのですが、やはり我慢が出来なくて、二日後に京都の紅葉を訪ねました。
ということで、次回は東福寺の紅葉です。


※訪問日 2021.11.24

當麻寺の紅葉(1)

2021-11-26 19:15:15 | 紅葉
當麻寺を訪れたのは何年ぶりのことでしょう。
當麻寺の近くを通るバイパスは、明日香や吉野方面に向かう時によく通っているのですが‥。

二上山の麓にある鳥谷口古墳は、悲劇の皇子といわれる大津皇子の墓ではないかと考えられています。
その古墳を訪れたご縁で當麻寺を訪ねてみることにしました。
折口信夫の『死者の書』は、當麻寺に伝わる中将姫伝説に発想を得て書かれたそうです。


紅葉は見ごろをやや過ぎたようでしたが、奥院で綺麗な紅葉を観ることが出来ました。




10月桜も満開でした。




季節を間違えそうです。




當麻寺は612年に創建されたという歴史のあるお寺です。




當麻寺では4月14日に行われる練供養会式が有名です。一度は見に行きたい行事です。




25の面を被った菩薩様が来迎橋を練り歩くそうです。




ギョリュウバイだそうです。




もう少し早く来れば良かったな。




浄土庭園といわれる美しいお庭でした。




こちらは青いところが多いようです。




この日は晴れでしたが、時々太陽が雲に隠れました。




ホワイトバランスを晴れにしたり曇りにしたりと忙しいです。




10月桜に目がいきます。




桜と紅葉のコラボです。




楽しいコラボです。




<つづきます>

※撮影日 2021.11.24