太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

故郷はどっちだ

2017-08-21 09:07:22 | 日記

高校野球もベスト4となり流石に好試合が続く。何処のチームでもどの選手が凄いなどと段々分かってくる。何処を応援しているか。母校が出ていれば文句なくそこだが、残念ながら過去50年の記憶で春の選抜に1度出たきりである。その時は大番狂わせで出て来たが、何だか凄いピッチャーが居て地域代表になった。早速遠く離れて暮らしている私の所にも寄付依頼がやってきた。1回戦で確か負けたが、その彼は野球などなったく縁の無い、地元の某有名国立大学に進学した。なんとその大学の野球部は彼が居る間に上位リーグに上がってしまった。その後の消息は知らない。

今住んで居る所は人生の中で最も長く過ごす事になった地だが、勤務の関係で越して来たので地元という感じが未だに無い。地域の行事に思い出が沢山あるわけでもなく、何となく仮の住まいという感じが未だに拭えない。それでも全国的には野球が盛んな所で予選を勝ち抜くだけでも相当大変である。地方予選をローカルTVで見たが、きっと甲子園でも相当勝ち抜くと思われた強いチームだったが1回戦で負けた。

次は社会人になって初めての勤務地である。結構長く住んだ県で、元々は宗教都市で市名と同じ冠の高校で野球の古豪でもある。しかし、野球以外にも結構スポーツに強く、何処の有名校も同じだが選手は全国から集まって来る。それだけに郷土のツワモノ感があまりない。今年はベスト4に残っている。

次は住んだことは無いが家内の地元であるが、これは郷土愛と言うより家内の甥が高校野球をやっているから興味を持っていた。甥はブログにも書いたがリトルリーグの強打者で小学生の頃は全国優勝し、日本代表でアメリカにも行った。中学でも活躍したが、高校は地元の野球有名校に進学した。勿論甲子園を夢見てのことだろうが、1年生の時から4番を打ったり、もしかしてと思っていたが、地元の予選で敗れてしまった。来年は3年生になるが果たして彼の夢は叶うかどうか。地元チームは甲子園1回戦で負けた。

次は生まれた所だが住んでいた期間が短くあまり興味は無い。それでも親戚などが未だに沢山住んでおり、他チームより多少は興味を持って見る。これも1回戦敗退。

結局何処を応援しているか、何処が好きか、月並みだが強いチームが好きなのである。ジャイアンツが強かった時のように。今年の高校野球はピッチャーより打者が目立つ。ホームラン数もそうだがスウィングスピードなど清宮選手級の打者がやたら居ることに驚く。何人かは今後プロで活躍するのだろう。さらに驚くのはスタンドでユニフォームを着て応援する選手の多さである。レギュラーに成れずに応援に回っているのだろうが、チームによっては100人を超える部員が居るようだ。野球選手を続けなくても社会人になって立派に過ごす人が多いのも野球という規律のとれた社会で青春時代を過ごしたおかげなのだろうか。

野球はサッカーに比べて個人成績やチーム成績が分かり易い。第何節とか何とか杯とか敗者復活戦のようで何処が一番強いのか分かり難い。歴史を重ねれば何れチームの強さや個人成績の見方も定まってくるとは思うが。何群とか何類という学部名称に似た分かり難さがある。有名なスポーツライターが真夏の炎天下、甲子園で大会を開くのは選手の健康管理から如何なものか、と苦言を呈していた。ナイターにするとか秋の大会にすべきと言うのだ。春休みと夏休みに合わせて開催しているのをどう思っているのか。彼らはプロでは無い、一方で学業という優先事項がある。秋となると地方大会だって長期休みの間を利用しないと学業への支障が出るだろう。予選は炎天下で行い甲子園は秋とかナイターとかドームでとでも言いたいのだろうか。甲子園を見ていると選手が相当水分補給(スポーツドリンクだろ)をしている姿が目立つ。昔は隠れて水(映らない所で)を飲んでいた。健康管理に対する考えも変わってきた。思いつきで書けるなら私でもスポーツライターになれる。

 



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