太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

正直な夫婦

2017-08-13 22:53:24 | 日記

西瓜が食べたくなった。多分重いからだろうか、家内は西瓜を買って来る事は無い。車でちょっと走ると近郊の農家が共同経営している産直の売り場がある。年に何回かは家内を乗せて顔を出し、野菜を買った事がある。西瓜を買いに行くと一応言って家を出た。あり得ないとは思うが、もし偶然家内が安売りで有名な歩いて3分の八百屋で西瓜を買ってしまうと、返して来てとか言われかねないので念のためだ。

駐車場に着くと店の外に西瓜の特売場の貼り紙のあるテントの下に西瓜が並んでいる。正面にはこれが西瓜かと思うぐらいの巨大な西瓜が置いてある。1500円だ。表の西瓜を下さいと店に入ると客が誰も居ない。今日は夫婦らしき二人が店番をしている。近所の農家の人だろう。奥さんが表に出て来てどれにします、と聞く。看板代わりの巨大西瓜の傍にやや小さめ、と言ってもバスケットボールなどより遥かに大きい西瓜が箱詰めで並んでいる。同じ1500円だ。看板を買うのも悪いと思って、この2番目に大きい奴で、と言うと奥さんが、旦那さん偉い、同じ値段なのに小さい方を選ぶなんて。いや、小さいつづらの方が良いかと思って、と舌切り雀の話に引っ掛けて返すと、残念ながらこの童話を知らないらしく冗談は通じなかった。実は看板西瓜を車まで運ぶ自信が無かったということもあるのだが。

お金を払おうと店の中に入ると、棚に沢山西瓜が並んでいる。蔓の切れはしは黒ずんでいるし、大きさも表のものより遥かに小さいのに2000円と2500円である。これ随分高いねえ、何か違うのと聞くと旦那さんが、高いうちに仕入れたものの売れ残りだよ。もう値段を下げても表の露地物に勝てないし売れない。大失敗だよと言う。正直者である。何だか良い買い物をした気分になったし、旦那さんが重い西瓜を車まで運んでくれた。言われてみればなるほどである。温室栽培の高い物を仕入れて、やがて路地物が出てきたらこういう事が起こるんだと思った。作る事はプロだが商売は素人である。あの店は信用できる。

新旧で言えば車メーカーは見事である。モデルチェンジをしても旧型だから安売りをしているディーラーは見たことが無い。何時の間にか旧型は何処かに姿を消している。モデルチェンジをしたら旧型の売れ行きがどの程度落ちて、新型発表までの間に流通在庫を捌くノウハウがあるのだろう。

家に持って帰ると家内が近所の八百屋に同じような値段で売っているとのたまう。それなら今までに買ってくれば良かったのに、と思ったが口には出さない。相当なスピードで食べないと食べきれないぞとだけ注意しておいた。

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