十三のカーネルおじさん

十三に巣くってウン十年。ひとつここらで十三から飛び立ってみよう。

天神橋界隈

2007-02-25 21:41:07 | 趣味
木曜日の新聞で大塩平八郎の乱の展示が土曜日・日曜日の二日間「天三おかげ舘」であるのを知った。乱から170年、大塩の提示した問題点は今も克服されたといえない。「救民」の旗印は今も心を打ち、新鮮だ。檄文を印刷した版木が復刻され展示されていた。当時内容が漏れないよう版木の製作にも細心の注意を払ったようだ。復刻版で刷られた檄文を購入した。ゆっくり読み込んでいきたい。
 久しぶりに天神橋筋を歩いて、大阪天満宮に行くことにした。途中刃物屋により娘のためにハサミを買い、2丁目の交差点に出る。流石街路樹が梅であった。大阪に生まれ育ったのに大阪天満宮に来るのは三回目だ。一回目は母に連れられ天神祭りにきた時。小学生の頃で人ごみの中で母の後をついていくのがせいいっぱいだった。境内に神馬が一頭いたのが記憶に残っている。二回目は高校三年の夏休み、乾物問屋でアルバイトをした時だ。ここにくるのは40数年ぶりのことだ。落語専門の繁盛亭が9月にオープン、もう天満宮の風景の中にとけこんでいる。長い行列ができている。境内に入ると全国から奉納された梅酒の利き酒会があり狭い境内がよけいに狭く感じる。本殿で子供たちのために合格祈願、そのあと「大盆梅会」を見る。樹齢50年以上の梅ばかりで、中には100年を越すものもある。室内のせいか、満開の時期はすぎていたが、なかなかの風格だ。梅を堪能した。
 確か昔おいしいたこ焼き屋があったはずだが、昔あった場所にはなかった。商店街に入る手前に一軒のたこ焼き屋があった。10個300円。店に入ると5人も入ると満席になるような小さな店だが、味は一流だ。店の主人としばらく話をした。繁盛亭ができるまでは天神村というほど閑散とした町だったそうだ。ご主人も二代目だそうだが、もう一軒昔はあったようだが一代で店を閉められたとのことだ。私の頭に残る店はその店かも知れぬが、この店もなかなかいい。次に来るときも寄ってみようと思う。
           
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