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犬サフランという花

2014年10月04日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、コルチカム属の犬サフランという花である。この花は、サフランに似ているから名のっているが、本物でないので犬を冠しているのだという。「犬」がつくものには、駄目な物など、意味をもつものが多いという。この犬サフランというのは、葉っぱが出ないのに花が咲くので、適当なたとえではないかも知れないが茗荷によく似ている感じである。この花のほか、サフランによく似ている花には、サフラン擬という花もある。


犬サフラン・百合(ゆり)科。
・学名 Colchicum autumnale
   Colchicum :
     コルチカム属
   autumnale :
     秋の、秋咲きの

 Colchicum は、
 犬サフランの原産地である、
 西アジアのアルメニアの
 古い都市、
 「Colchis(コルキス)」
 の名前に由来。
 
・9月下旬から
 10月上旬頃に開花。
・花がサフランに似ているが、
 サフランではないところから
 なぜか
 「犬」の名がついたらしい。
 (なんで「犬」なんだろう?)

・葉は出さずに開花。
 色はうすピンク色のものが多い。
 この時期、
 こういう柔らかい色の小さな花は
 他にあまり咲かないので
 見つけたときはうれしい。
 葉は花のあと、春に出てくる。
・有毒なので取扱注意。

・別名「コルチカム」 学名から。
   種子や球根から、
   ”コルヒチン”という、
   痛風の治療に 
   使う有機化合物がとれる。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:イタドリ   花言葉:回復

  今日の一首:ほろ酢ゆくほろ青くさくイタドリの茎かむ此処はふるさとの野辺  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)