これは、菊(きく)科、フジバカマ属の藤袴(ふじばかま)という花である。この藤袴は、言わずと知れた秋の七草のひとつである。この花のネーミングは、花の色が藤(ふじ)色で花弁の形が袴(はかま)ににているからという。よく、藤袴という花を、よく観察して付けたものだと
感心する次第である。ところで秋の七草とは、萩(はぎ)、尾花(おばな)→ 薄(すすき、葛花(くずばな)→ 葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)→ 「朝顔」ではなく「桔梗」であるとの説が定説である。「春の七草」は、「七草がゆ」にして食べるなど、”食”を楽しむものであるが、「秋の七草」は花を”見る”ことなのだそうである。
藤袴(ふじばかま)・菊(きく)科。
・学名 Eupatorium fortunei
Eupatorium : フジバカマ属
fortunei : 植物採集家の
「フォーチュン」さんの
Eupatorium
(ユーパトリアム)は、
紀元前1世紀の小アジア地方の
「ユーパトール王」の
名前にちなんだもの。
「ユーパトール王」は、
フジバカマ属の植物を
薬用にしていたらしい。
・開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
花弁の形が袴(はかま)のようで
あることから、この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、
お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
ほとんど
別の葉っぱのように見えて、
元は一つの葉っぱ。
・秋の七草のひとつ。
・「藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰
問へどこたへず 野辺(のべ)の秋風」
金槐和歌集 源実朝
(季節の花300から引用)
今日の誕生日の花:キンモクセイ 花言葉:謙遜、初恋
今日の一首:父に似る人のうしろをついてゆくキンモクセイのにおう角まで 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)
感心する次第である。ところで秋の七草とは、萩(はぎ)、尾花(おばな)→ 薄(すすき、葛花(くずばな)→ 葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)→ 「朝顔」ではなく「桔梗」であるとの説が定説である。「春の七草」は、「七草がゆ」にして食べるなど、”食”を楽しむものであるが、「秋の七草」は花を”見る”ことなのだそうである。
藤袴(ふじばかま)・菊(きく)科。
・学名 Eupatorium fortunei
Eupatorium : フジバカマ属
fortunei : 植物採集家の
「フォーチュン」さんの
Eupatorium
(ユーパトリアム)は、
紀元前1世紀の小アジア地方の
「ユーパトール王」の
名前にちなんだもの。
「ユーパトール王」は、
フジバカマ属の植物を
薬用にしていたらしい。
・開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
花弁の形が袴(はかま)のようで
あることから、この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、
お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
ほとんど
別の葉っぱのように見えて、
元は一つの葉っぱ。
・秋の七草のひとつ。
・「藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰
問へどこたへず 野辺(のべ)の秋風」
金槐和歌集 源実朝
(季節の花300から引用)
今日の誕生日の花:キンモクセイ 花言葉:謙遜、初恋
今日の一首:父に似る人のうしろをついてゆくキンモクセイのにおう角まで 鳥海昭子
(NHKラジオ深夜便から引用)