井筒俊彦『イスラーム思想史』より続き。井筒書にある「一瞬一瞬をアラーが新たに創造している」「(イスラームの原子論は)数も時間も空間も運動も全ては非連続的な、延長を持たぬ原子に分散して考えられる」の原典である。たしかにそう書いてある(p. 58 & pp. 75-76)。しかし因果論の概念はないとまでは書いていない。
( London:Luzac, 1961, trans. by Edward R. Jones, originally in 1903.)
( London:Luzac, 1961, trans. by Edward R. Jones, originally in 1903.)