書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ヒュー・コータッツィ著 中須賀哲朗訳 『ある英国外交官の明治維新 ミットフォードの回想』

2006年09月12日 | 日本史
 アルジャーノン・バートラム・ミットフォード(1837-1916)は、幕末明治初年の駐日英国外交団において、有名なハリー・パークスを上司として仕え、下僚(ただし実質的には同僚)にはこれもまた有名なアーネスト・サトウを持った。“野人”パークスに“天才”サトウという、いずれも強烈きわまりない個性に挟まれた彼は、常識に富む、いかにも“英国紳士”という人柄であったらしい。ただしこの形容には常の温容からは想像できない辛辣な批評の言をときに発するところも含まれている。(13日へ続く)

(中央公論社 1986年6月)

▲「曹長青網站」2006年9月11日、「不擇手段的結果是邪惡――寫在911五週年」
 →http://caochangqing.com/big5/newsdisp.php?News_ID=1453

 「目的は手段を浄化しない」とは私の持論。 
 「手段を選ばなければ崇高な目的も汚染される」とは曹氏の持論。
 さらに尊敬する或る人の持論、「良き動機は良き結果を保証しない」。

▲「MSN毎日インタラクティブ」2006年9月9日、「命名の儀:秋篠宮ご夫妻長男の名前どう決める?」
 →http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060909k0000e040021000c.html

 備忘のため、メモ。