▲「asahi.com」2010年12月9日11時1分。(部分)
〈http://www.asahi.com/international/update/1209/TKY201012090105.html〉
中国は、劉氏へのノーベル平和賞授賞に強く反発しており、独自の平和賞はこれに対抗する動きとみられる。選考委員会の代表を務める北京師範大学の研究者は、賞への中国政府の関与を否定しているが、中国文化省の後押しを受けているとの報道もある。
全人類に紀元前6世紀に戻れというつもりかね。
「~~賞」に因まれる人名というのは、本人が未来志向であったか、あるいは後人から見て、人類の未来に何らかの意義ある貢献をなした(それがかならずしも明るいものばかりではなかったにせよ)と、認められる人物のそれを冠するものであろう。ノーベルもしかり。そもそもそういう賞自体がそういう趣旨のもとに設けられているはずだ。人類の進歩と発展を信じるという世界観。
しかしながら孔子(紀元前551年‐紀元前479年)は、今よりも過去のほうが良かったという考えをした人である。未来は悪くなる一方であると。彼だけでなく、彼の後で確立した儒教という宗教そのものが基本的にそういう世界観になっている。彼は、人類がすべてにおいて最高に良かった周初に帰れ、習えとさかんに言った。尚古主義。中国の世界戦略の最終目標は、紀元前11世紀の状態にまで世界を退行させることなのか?
ほんとに阿呆だな。こんなことを考えて、しかも実行までしてしまうやつは。
〈http://www.asahi.com/international/update/1209/TKY201012090105.html〉
中国は、劉氏へのノーベル平和賞授賞に強く反発しており、独自の平和賞はこれに対抗する動きとみられる。選考委員会の代表を務める北京師範大学の研究者は、賞への中国政府の関与を否定しているが、中国文化省の後押しを受けているとの報道もある。
全人類に紀元前6世紀に戻れというつもりかね。
「~~賞」に因まれる人名というのは、本人が未来志向であったか、あるいは後人から見て、人類の未来に何らかの意義ある貢献をなした(それがかならずしも明るいものばかりではなかったにせよ)と、認められる人物のそれを冠するものであろう。ノーベルもしかり。そもそもそういう賞自体がそういう趣旨のもとに設けられているはずだ。人類の進歩と発展を信じるという世界観。
しかしながら孔子(紀元前551年‐紀元前479年)は、今よりも過去のほうが良かったという考えをした人である。未来は悪くなる一方であると。彼だけでなく、彼の後で確立した儒教という宗教そのものが基本的にそういう世界観になっている。彼は、人類がすべてにおいて最高に良かった周初に帰れ、習えとさかんに言った。尚古主義。中国の世界戦略の最終目標は、紀元前11世紀の状態にまで世界を退行させることなのか?
ほんとに阿呆だな。こんなことを考えて、しかも実行までしてしまうやつは。