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トルコと米国  関係修復は困難

2017-10-13 14:27:03 | IS   中東  アフリカ


トルコで米領事館の職員が逮捕され もう一人にも逮捕状が出され 両国の関係修復は困難



2016年7月15日にトルコでは武装蜂起があり、短時間で鎮圧された。


レジェップ・タイイップ・エルドアン政権は黒幕をアメリカへ亡命中のフェトフッラー・ギュレンだと主張しているが、この人物はCIAの保護下にあると見られている。


つまり、クーデター未遂を仕掛けたのはアメリカ政府だった可能性がある。


その流れの中、今年10月5日にトルコのアメリカ領事館で働いているメティン・トプスが逮捕され、別のひとりの逮捕状も出されたと伝えられている。


このクーデター計画の背後にはアメリカ中央軍のジョセフ・ボーテル司令官やジョン・キャンベルISAF司令官がいたと見る人は少なくない。



ボーテルは特殊部隊の出身で、昨年12月、大統領選で勝利したドナルド・トランプに対してシリアの反政府軍、つまりアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を支援し続けるように求めていた。


マイケル・フリン前DIA局長やマーティン・デンプシー前統合参謀本部議長とは逆の考え方だ。トランプ政権でボーテルは残り、フリンは追い出された。デンプシーはバラク・オバマ大統領が議長の再任を拒否している。



クーデター未遂の直前、エルドアン大統領はロシアに接近していた。


2011年3月にアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力がシリアを侵略し始めた時、トルコは侵略の拠点を提供、戦闘員も供給していたとされている。


2015年9月30日にシリア政府の要請を受けたロシア政府が軍事介入、侵略勢力の手先になっていたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を敗走させはじめるが、そうした中、同年11月24日にトルコ軍のF-16がロシア軍のSu-24を待ち伏せ攻撃で撃墜、脱出した乗組員のひとりを地上にいた部隊が殺害した。




その殺害を指揮したとされているアレパレセラン・ジェリクは「灰色の狼」という団体に所属している。

この団体は1960年代に「民族主義者行動党」の青年組織として創設されたが、トルコにおける「NATOの秘密部隊」の1部門だとも言われている。



この撃墜はアメリカの承認、あるいは命令なしに実行できなかったはず。撃墜の当日から翌日にかけてポール・セルバ米統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問した。トルコ軍の幹部と討議したようだ。








撃墜事件に関し、2016年6月下旬にエルドアン大統領はロシアのウラジミル・プーチン大統領に謝罪、7月13日に​トルコの首相はシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆​していた。


その一方、ロシア政府はトルコ政府に対し、事前にクーデター計画の存在を知らせたと伝えられている。後にトルコ政府はジェリクを逮捕したという。




ここにきてサウジアラビアもロシアへ接近、10月4日から7日にかけてサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王がロシアを訪問してウラジミル・プーチン大統領と会談、石油価格やシリア情勢のほか、防空システムS-400を含む兵器/武器の供給について話し合ったとされている。



トルコも9月12日にS-400の購入で合意していたが、サウジアラビアの話が伝わるのと同じタイミングで共同生産を要求していると報道された。


この要求が認められない場合、先の合意を取り消し、別の国から防空システムを購入するとしている。


ただ、現状から考えてトルコ政府がアメリカ政府とよりを戻すとは可能性は小さい。


フェトフッラー・ギュレンをトルコ側へ引き渡すとなれば話は別だが、そうしたことはないだろう。



https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710130000/





☆ NATOの弱体化に見えます あるいは 弱体化政策か 

 


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