かぶれの世界(新)

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国際的スポーツマンの特別な関係

2018-02-19 19:16:20 | ニュース
出だしは低調だった日本人選手が活躍して獲得メダルが増えて来た。それにつれて我家もオリンピックのテレビ中継を見る時間が徐々に長くなってきた。男子フィギュアスケートで羽生選手と宇野選手が金銀メダルをとってから、テレビ放送の半分以上がオリンピック関連になった気がする。我が家では宇野選手の幼い頃の写真が何故か孫にそっくりだと嫁や家内が盛り上がっている。

日本人選手の活躍は私も凄く嬉しいが、それ以外にも印象的なシーンがある。日本人メダリストがゲーム終了後競い合った海外選手と単なる挨拶以上に言葉を交わし健闘をたたえ合う姿だ。以前は言葉の問題があり、余り見なかった風景だと思う。彼等は世界トップクラスのアスリートで、オリンピック以外の大会でも交流する機会が増えたのが一因だと思う。言葉以上に世界トップクラスだからこそ互いに分かり合う何かがあるのだと思う。

昨日金メダルを取った小平選手がレース後銀メダルの韓国の選手と抱き合い、涙を流しながら互いの健闘を称える姿に感銘を受けた。金の羽生選手が涙目で笑いながら銅のフェルナンデス選手と何度も抱き合い、戸惑う宇野選手を感激の輪に引っ張りこむ姿は印象的だった。又、複合の渡部選手が長年のライバル選手とゴールした後互いに称え合う姿はスポーツマンらしく実に清々しかった。

オリンピックで戦う他国の選手が一方で互いに励まし合う仲の良い友人でもある姿は、若い頃の私にとっては見慣れた風景ではなかった。言葉が出来ない日本人選手の場合がそうで、今回オリンピック中継を見て新鮮に感じた。オリンピックの1位2位を争う選手は、言い換えれば世界に一人か二人しかいない特別な人達である。彼等トップアスリートしか経験できない共通する喜びや悩みがあるはずで、その方がむしろ普通なのだと思う。■

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