かぶれの世界(新)

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神のたたり

2019-09-29 22:43:39 | 日記
昨朝7時から年中行事の神社掃除に参加した。定刻に数分遅れて急坂を上り境内に着くと、いつもの男女半数の顔ぶれが汗を流していた。毎年参加者が老け顔になっていく。1時間余で掃除を終わりお祈りをし、お神酒を頂きながら世間話に花が咲いた。

私は朝っぱらからお酒を飲むのは年に1回この時だけ、雄弁になった。お供え物を分け合って散会になった。テレビもゲームもない私が子供の頃の神社は急坂も遊び場だった。今は酔ってふらつく足元でその急坂を降りる、いささか厳しかった。

酔っぱらって良い気分で実家に戻り、急にやる気になって道具を取り出し庭の手入れを始めた。普段は雑草だらけで全くやる気にならず放置していたのに、酔っぱらうともう何でもやる気になった。我が家の真横にある空き地の雑草まで刈り取った。

それが終わると母屋の真ん前の庭もやっつけようという気分になった。茶色に枯れたシャクヤクを切り取るとスッキリした。そうするとその南側の両親の形見の梅ノ木の伸びた枝が気になった。以前指摘された「梅切らんバカ」がいつも頭の片隅にあった。

梅の実がならない「雄」の枝を落としている時、足元に切り落とした枝が邪魔で足で踏んづけた。途端に足の裏に鋭い痛みが走った。枝に生えた鋭い刺がスニーカーの底と靴下を貫き足に刺さった。この時期梅の枝が刺になると知っていたのにうっかりしてた。

その時は大事に至ることはないと思い、作業が終わるとバンドエイドを求めて近くのコンビニに歩いて行った。それが良くなかった。実家に戻りシャワーを浴びると痛みが酷くなった。失敗は私が酔っていて注意力が散漫だった、ぼんやりしていたから。

思うに、先祖が作った神社の清掃にいい加減な気持ちで臨み、朝からお神酒を飲んで酔っ払った、神様のたたりだったと思った。ところが今朝まで気になった痛みがお昼過ぎると楽になった。厚めの靴下を履いたからだが、許して貰えたのかも。■
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あちゃー!

2019-09-27 21:49:55 | 日記
バドミントンクラブの練習に参加し帰宅途中に、スーパーと激烈な価格戦争をしているドラッグストアに立ち寄った。実家のカビ対策の一環として食器乾燥保管ボックスや食洗器の棚に行くと、店員がハシゴに登り老婦人客の為に高い棚から段ボールを下ろしていた。

老婦人のカートが通路を塞いでいたので見守っていると、カートに段ボールが収まり切らず落ちそうになったので思わず手助けした。店員の女性は年恰好から私を亭主と勘違いしたが、私は単なる通りかかりと即座に否定した。だが、老婦人と同じ年恰好に見られたのは内心ショックだった。

気を取り直して東京から子供の家族が来たがカビが酷くて外で風呂に入り食事をした、なので食器乾燥機を探していると助言を求めて話しかけた。その時の彼女の予想外の返事が「あちゃー!」だった、「良かったじゃない、食事を作ったり風呂を沸かしたりしなくて済んだのだから。」

彼女はそう言い放って、忙しそうに別の棚に向かって行った。私は笑うしかなかった。私は来客の為に食事を作ったりできないから、彼女の言う通り何も出来なかったのだがそれでもチクリと刺さった。素人考えで、改築とかハウスクリーニングを頼むとか食器乾燥機とかで済ませるのも容易ではない。それにしてもあの女性店員の言葉はきつかった、家族内で喧嘩でもあったのだろうか。■
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カビ、カビ、カビ!

2019-09-25 15:29:56 | 日記
今年の夏は経験のないカビに悩まされた。まるで最近の異常気候を伝える天気予報みたいだが、実際その異常気候がカビの最大の原因だったと思う。実家の両側を流れる小川は裏山の保水状況を反映し、例年8月後半になると枯れるのに今年はずっと流れていた。記憶にない現象だ。

ここは海抜数十mの盆地を日本一支流の多い肱川が蛇行してゆったり流れる地形で、山裾に100年以上前に建てられた実家の夏は毎年高湿度でカビに見舞われる。いつもなら梅雨になると台所と玄関の改築に使った新しい建材に集中してカビが生える。100年余り経過した1階の部屋と、改築後15年弱しか経過してないが2階の全部屋はカビが生えたことがなかった。

だが今年は様子が違った。梅雨時のカビは例年通りだったが梅雨明け後にカビが異常に増えた。お盆明けの長男家族来訪時に実家での食事や風呂を忌避され、何が駄目だったか実家のあちこちを点検して来た。普段は利用しない座敷などを点検、意外な所にカビが生えているのに気付いた。

毎年梅雨になるとカビが生える台所と15年前に改築した玄関等だけでなく、今年は100年以上前の建材部分にも薄っすらとカビが生えていた。部屋のあちこちを掃除しカビを拭き取ったが、1週間後に見ると同じ個所に再びカビが生えていた。最悪なのはテレビを見ながら食事する玄関の突き当りで台所横の居間は、敷物の下の寄木があちこち剥がれた。

秋になってもまだ後遺症が続いている。1週間前に台所北側の物置の吹き下ろしの風が直接当たる部分の天井の薄い合板が剥がれ少しずつ下がって来た。どう対処すべきか分からず、取り敢えず3日前残った部分をはぎ取った。幸いその裏にまだ薄板の天井が残っている。この数日やっと秋らしい乾燥した気候になり、出来るだけ掃除したはずだがまだカビの臭いがする部分が残っている。

原因は異常気象だけではない、私自身に問題があったと反省している。実家は気温の高い日でも家の中はホッとするくらい涼しい作りになっている。それを徹底的に追求しようとして雨が続き湿度が80%以上になった時でも、窓を開け裏山からの風を家の中に入れた。確かに来客がびっくりするくらい涼しくなったが、結果的に家の隅々まで湿気をぶちまけたことになった。

正しくは雨戸もサッシも閉め切ってエアコンで部屋を涼しくすべきだった。部屋の湿度計が90%を超えて初めてサッシを閉じたのでは手遅れだった。不思議なことに2004年に改築した2階の部屋のどこにもカビは生えてない。だが、同時期に改築した1階部分はカビだらけだ。想像するに居間と玄関の下を流れる伏流からの水分が影響している、水分を含んだ山風だけでは説明できない。改築されてない部分はお寺の本堂みたいに1m位床が持ち上げられている。昔の知恵が生かされてない。

来年の梅雨までに対応策を大工さんと相談して決める積りだが頭が痛い。どこまで出費を許容できるか、普段の過ごし方を考え直さねばならない。エアコンの電気代をケチって熱中症になる高齢者を笑えない。私の場合は電気代をケチって実家を傷つけてしまったと思う。だが、表向き、大元の原因は異常気象としておきたい。■
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虫、虫、虫!(追加)

2019-09-24 21:54:36 | 日記
ゴキブリ必殺の新しい武器を見つけた。この時期のゴキブリは本当にすばしっこい。ガス噴霧じゃ間に合わない、部屋用の箒(ほうき)でも100%ではない。部屋の隅に逃げそこから物陰に隠れてしむ。そうなると箒を振り回せない。

そこで考えたのが掃除機だ。それも小型のスティック型掃除機。隅のゴミをとる吸い口をゴキブリの辺りに近づけると、一瞬にして吸い込んでしまった。一旦吸い込むともう逃げられない。大成功。■
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日韓対立を煽るマスコミ

2019-09-22 17:41:59 | ニュース
日韓対立は、不買運動など韓国民の日本批判が企業活動や民間交流まで拡がり、全面的な対立に発展し長期化は避けられない情勢になっている。日韓政府だけでなく国民の間の温度差の大きさに違和感がある。その原因の一つは偏った報道にあり、早急に報道姿勢を変えるべきだと考える。韓国の報道は日本のマスコミを通じての知識しかなく、ここでは日本のマスコミ批判に限る。

ここに来てマスコミが日韓対立に割く時間は減ったが、状況は寧ろ悪化し泥沼化したように感じる。一つは韓国政府が日本の輸出管理厳格化をWTOに提訴したこと、二つ目は上記のように対立が民間にまで広がって来たからだ。一方で日本の国民・企業が日韓対立を冷たく見放している­。

これは日本のマスコミ報道が韓国政府の反発が韓国民にまで拡がっていく様を詳細に報じてきた一方で、日本政府の動きのみ伝え日本国民や企業の動きを殆ど伝えてこなかったことが一因だと疑う。ニュースになるような動きが無かったのだと思う。結果、毎日のように韓国の反日の動きばかり聞かされて、日本のカウンターパート(国民・企業)が具体的にどう反応しているか分からなかった。

そんな中で双方の反応を同じ項目について同じ情報量で具体的に伝えた珍しい記事を見つけた。15日付のダイヤモンド紙が両国のビジネスパーソンにアンケートした結果を報じたものだった。結果は意外にもほぼ私が推測した通りだった。ビジネス世界に限られているとはいうものの、熱しやすく冷めやすい韓国民と、冷たい反応の日本国民の典型だった。

背景として、韓国大統領の構造的権力の強さとそれに面従腹背する国民の二面性が日本で認識されてない、一方で日本では両国の経済関係を韓国ほど重要と見なしてないことがあった。どちらも中国の占める位置が急増している。データは韓国の反日熱気と日本の冷淡な反応が好対照と示していた。

個人的には私は学校で江戸時代に結んだ欧米列強との不平等条約を、明治以降40年近くかけて外交交渉で改正していった歴史を学んだ。それ比べ1965年に結んだ日韓基本条約の合意事項を、韓国内の裁判で無効にするというやり方には、私も安倍政権同様に強い違和感がある。それでは未来永劫国と国が合意する意味がない。以前投稿したように、韓国はそういう国だと。

私はここが対立の起点になっていると思うが、日本政府の言いっ放しで余り議論されている様子が無いのは不思議だ。今迄の報道ではこの件に対して韓国政府がどう答え、韓国民はどう考えているのか今一分からない。日本のマスコミはもっと詳細に掘り下げる必要があると考える。

何れにしても日本のマスコミはダイヤモンド紙の様に視線をあげて日韓対立の全体像を報じて欲しい。両国政府及び国民や企業の考え方について具体的な数字で公平に報じて欲しい。個別事項だけを取り上げ芸人に面白おかしく論じるのは日本国民を煽る行為で事態を益々悪化させるだけだ。マスコミのこうした報道姿勢を評価し批判する報道が日本にも是非とも必要だと考える。■
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