かぶれの世界(新)

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旅は道連れ2017

2017-11-28 21:32:29 | 旅行
松山空港から飛び立った朝の11時頃、雲一つない空から見た瀬戸内海は美しかった。上り便は紀伊半島の南端上空を過ぎた頃から太平洋上に移り、徐々に雲海上空に向かって飛んだ。左手に雲海上に頭を出した富士山が見え、その東に僅かに白い塊が見えた。隣の席の女性に多分南アルプスだと物知り風に言い切った。

雲海の中を降りていくと一転して陰鬱な曇天下の成田空港に着いた。早朝愛媛県の実家を出た時の寒さと比べ、天気予報通りの成田の暖かさが不思議だった。

今まで何度もLCCを利用したが今回初めて時刻表通りに離陸し到着した。かつてLCCの航空便が時刻表通りに飛ばず、田舎の交通機関に乗り遅れ難儀をしたことがある。航空会社も色々と工夫してオンタイムで飛ぶよう改善を試みたと思われる。今日のフライトでは従来からの後方の座席からの搭乗ではなく、窓際の座席を優先搭乗させた。加えて、LCCを利用するお客も飛行機の旅に慣れ手際よく搭乗するようになったのではないかと思う。機長が興奮気味に定刻で離陸とアナウンスした。

東京行きのリムジンバスの座席の横に座ったのは、偶然にも松山から武蔵野の親戚を訪ねるという中年女性で田舎の話題で話が尽きなかった。中でも松山のドライバイーはマナーがなってないという点で盛り上がった。彼女がいうには松山のドライバーは身勝手で譲り合わず、信号が赤に変わっても強引に通過する。他県から来た人の多くが指摘するという。私は今まで黙っていたが、ずっとそう思っていたと相づちを打った。

バスを降りて東京駅から中央線に乗るまで一緒のコースだったので助かったと感謝され、お土産の愛媛県の名産「姫マドンナ」のおすそ分けを頂いた。新宿で分かれて京王線に乗ると、明大前から三人組の中年女性が目の前に立った。圧力を感じて席を立つと、彼女達は老人に譲られたと思って躊躇して座らないので「同い年でしょう」と冗談ぽく失礼なことを言うと、笑って座ってくれた。こういうのが私は好きだ、旅は道連れ!■
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高尾陣馬リベンジ縦走

2017-10-06 15:12:04 | 旅行
私の体力の衰えを測る定点観測の一つとして高尾山から陣馬山まで往復で縦走する、8時間を目標に30km弱を昨日歩いた。昨年12月にトライし一丁平辺りで左足の腿の筋肉に違和感を覚えてリタイアした、いわばリベンジ縦走だ。そして目標通りに8時間以内に登山口(高尾山口駅)に戻ってくることが出来た。

最近体力の低下を感じ昨年の縦走失敗を思い出して、高尾山口の駅を降りて歩き始めた時30kmの山道を歩き切ることが出来るか不安だった。靴は昨年と同じトレイルラン(山岳マラソン)用を履いたが上下は生地のしっかりした登山用のシャツやズボンを身に付けた。それでもやや寒さを感じる気候だった。

いつ足に痛みが出るか不安だったが一丁平から下り坂を降りる時、泥質の急坂道の補強のために四角く削った木の階段を降りた時自信が湧いた。初めは用心深くゆっくりと足を交互させたが、それでは余りに遅いので軽く飛びながら歩いても膝にかかる負荷が思ったより軽く感じた。多分、最近始めたラジオ体操と補強運動の効果だ。

それ以降、高尾山のような緩やかな坂をかつて歩いた時のように、徐々に歩幅を拡げ力強く歩くようにした。雨後の高尾山の道は赤土で滑り易いところがあるが、うっかりして足を滑らせても何とか平衡を取って転倒せず歩き続けることが出来た。テレビ体操も毎日続けるとバカにならない。

今回は平日で紅葉にはまだ早い季節のせいかハイカーは殆どお年寄りのパーティだった。復路の高尾山周辺には若者の姿もちらほら見かけた。数人のトレイルランナーを除くと私を追い越したハイカーは男性アラフォー1人だけ、往復していたのは多分私だけだったと思う。近年増えたという外国人も陣馬山で数人見ただけ。だが、曇り空の下に広がる山々とその向こうに見える孤高の富士山、墨絵のような風景は美しかった。

帰りの電車の中で出発を待つ間に両足をズボンの上からマッサージした。友人に勧められてバドミントン練習やジョギング後に自己流のマッサージするようになって翌日の筋肉痛が軽くなった。今回は帰宅後シャワーを浴びた時もう一度念入りにマッサージを繰り返した。今までの縦走後より筋肉痛が軽く殆ど気にせず歩ける。

そう言った理屈は抜きにして今回の私の挑戦は完走出来ないだろうと秘かに思っていたと、後から息子に打ち明けられた。何しろ30kmの山道を古希を過ぎたジーサンが歩くのだからと。やっぱりそう思っていたか、当然というのがそれを聞いての正直な感想だ。私も自信が無かったのだから。どんな補強トレーニングをやったか、結構効果がある、次回の東京マラソンの為にやってみたらとやや自慢気に解説した。■

経過時間    往路  復路
自宅       7:00
電車分倍河原 7:11
高尾山口出発 7:37  15:55
高尾山まき道  8:36 15:04
一丁平      9:08  -
小仏城山    9:21  14:19
小仏峠      9:39  14:03
景信山     10:10  13:37
明王峠     11:10  12:35
陣馬山     11:43  12:04
(時間計)    4:06   3:50 
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天国か地獄、どちらかの後遺症

2017-04-29 17:03:28 | 旅行
「立山黒部アルペン」ツアー旅行以来、疲労感が残りいまいち体調がすぐれなかった。帰京後1日おいた火曜日は雨で意欲がわかず定例のバドミントン練習を休んだ。その後もシャキッとしなかった。この体調を数値で表すのは難しいが、毎朝測定する血圧が体調の変化を説明しているかもしれない。

    血圧  体重 
4/21 126 – 75 66.7
4/22 127 – 77 67.1  黒部トロッコ
4/23            黒部ダム・立山室堂
4/24 139 – 89 66.3  
4/25 148 – 86 66.8
4/26 143 – 86 66.7
4/27 139 – 85 66.7
4/28 125 – 82 65.9
4/29 127 – 81 65.7

帰京後4日目ころから疲労感が薄れて来たように感じ、5日目の朝にはやっと旅行前の血圧に戻った。今日も同じ傾向だったので体調はかなり戻ったと思う。2週間休んでいたバドミントン練習に今日参加してマズマズ動けた。

これほど長く疲労感が続いたのは初めてのことだ。別に難しい山道を何日も歩いた訳ではない。一緒に行った家内と息子に聞くと二人とも別段疲労感はないという。何だかおかしい。私が必要もないのに”格好つけて”2日間ずっと重い登山靴を履いていたせいではないかと、家内は半ばからかい気味に言った。

認めるのは嫌だけど年をとったせいかも。すぐ70才になる身で計9回も色々な乗り物に乗り、その度に立ったまま長く待たされば悔しいけど疲れても当然なのかもしれない。仮に「楽しさ保存の法則」なるものがあるのなら、2日目の素晴らしい天候下の立山黒部散策は楽し過ぎて、その後疲労感で裁定が働いたという事なのか。■
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天国と地獄の「立山黒部アルペン」の旅

2017-04-24 20:43:16 | 旅行
土日の2日間を使って旅行会社の主催するツアー「立山黒部アルペンルート」に参加、息子と家内と一緒に黒部ダムや人気の雪の大谷に行ってきた。初日は富山県宇奈月温泉から黒部峡谷トロッコ電車に乗り笹平を往復、2日目は長野県白馬から扇沢経由黒部ダムの堰堤・室堂の「雪の大谷」を歩き再度富山県の美女谷に下りて深夜に東京に戻った。特に2日目の山の天気は最高で素晴らしい眺望と珍しい経験をすることが出来た。

何故表題が「天国と地獄」かというと究極の好運と不運に同時に巡りあったからだ。天国は予期せぬ好天だ。初日早朝東京を出て夕方長野県白馬のホテルに到着するまでずっと曇天で計画通りに進んだ。天気予報を見て2日目も同じと覚悟していた。ホテルからバスでアルペンルートを走り高度を上げるにつれ雲が消え、扇沢でトロリーバスに乗りトンネルを抜け黒部ダムに着くと、青い空に白い山々と凍った水面のダム湖が広がっていた。

その後、ケーブルカーで黒部平、ロープウェーで大観峰、トロリーバスで室堂へと高度を上げる度に絶景が広がり北アルプスの山々が360度のパノラマで見えた。添乗員さんも長い経験で2、3度しかない景色だという。中でも壁の高さが最高19mになる「雪の大谷」の散策は他では味わえない珍しい経験だった。下界にいる時は曇天で諦めていたのに、まさかの天候の激変は本当に幸運だった。

それは皮肉にも今年最高の1万人以上の人出を誘った。キャパ以上の人が高度差2500mを上り下る専用のトロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイなど6種類の手段を乗り降りしたら大変なことになる。添乗員はツアー客の員数確認と切符確保で手一杯になる。乗り場やレストラン・お土産屋さんは何所も満員電車状態で食事は満足に取れず、乗り物は遅れが累積して行き最後に越後湯沢で乗り換える予定の新幹線に間に合わず、自宅に着いたのは深夜12時を過ぎていた。天候の幸運を全て使い切った。

添乗員によると2日前(木金)に今年最初の同じツアーをやった時は、天候はずっと曇りで北アルプスの山々は見えず、平日もあって人出は少なく計画通りに粛々と予定をこなし何の感激もなく東京に戻って行ったという。我々週末ツアーは絶好の天気で、どこも芋を洗う混雑の中ロクな食事もとれずスケジュージルはべた遅れでヘトヘトになって深夜帰る。この「天国と地獄」のどちらを選ぶか「究極の選択」を迫られたら、私は疲れの残る翌日考えても地獄をとる。しかし、一度で十分だ。

ここからは例によって根拠曖昧で大胆な私見を紹介する。
(1)黒部ダムから室堂には海外からの観光客が圧倒的に多かった。中国・韓国・東アジアからの人達が多かった。白馬では豪州のスキー客が増えたと聞いたが、アジア系に比べイモ洗いのような大混雑は嫌いなのではと思う。インドネシア風の濃い肌のドキッとするようなエキゾチック美人に引き付けられ、ついつい何かと理由をつけ話しかけてしまった。

(2)スマホを棒切れの先に取り付けた女性達を見かけた。私の目には棒切れと言っても伸縮自在でハイテック機能がありデザインや色使いがおしゃれ、二人連れの可愛い女性に聞くと、予想した韓国ではなく香港からだった。家内に日本人でさえ馴れ馴れしく話すると失礼だと前日文句を付けられたが治らない。

(3)北アルプスの山々を3県にわたる地点から見ることになり、山の全く違う表情を見て感動した。大雑把に言うと270度の視点から山の形を見たことになる。だが、夕方帰りの富山県海岸線を走る高速道路から見た立山連峰と剱岳の姿が最も美しく感じた。富山の人は幸せだ。説明を聞いて後立山とか表・裏とかいうのはどうも富山県から見ての発想のようだ。40年前「後立山縦走」した時、「裏銀座」と聞いて頭を捻ったがその訳が分かった。

(4)旅行会社の主催する観光ツアーだが、私は以前投稿した本格的な登山靴で参加した。だが99%不要で乗物の中で重く暑苦しいだけだった。役に立ったのは雪の大谷を歩いた時、コースによって除雪してない部分を歩いた時だ。昔やった「スノースケーティング」をトライしたが、膝がぐらぐらして出来なかった。

(5)参加したツアーは東京‐越後湯沢を新幹線で行き、そこから地方バスで253号線を通り上越(元の直江津)で高速道路に乗って宇奈月に行くという、私には不思議なルートを通った。添乗員は会社の方針で同じ時間で走れコストダウンできるからという。お蔭で十日町市の河岸段丘とか、変わった彫刻がある松代、「ほくほく線」という変わった名前の地域鉄道などを知った。多分二度と通らないルートだが決して悪くはなかった。

(6)白馬に来る豪州人スキーヤーが増えているのは本当らしい。ツアー客が分泊したランクが上のホテルの受付3人は、全員日本語ペラペラの豪州人女性だったそうだ。同じ白馬でも我々の泊まった栂池はかつて栄えたが、今は手入れされないすすけた感じという印象が強かった。だが、越後湯沢はもっと寂しかった。■
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人生初の乳しぼり

2016-09-28 17:00:05 | 旅行
房総半島の日帰りツアーに一昨日行ってきた。同居の息子がアレンジしてくれ、家内と息子と私の3人連れで行った。平日の格安ツアーで参加者のほぼ全員が高齢者で、食事も観光地もこれといった特徴のない地味なツアーだった。その中で絶景もさることながら、マザー牧場の乳しぼり体験は印象に残った。

ツアーが安価なのは「大山千枚田」とか「濃溝の滝」といった絶景だけど知られていない、殆どが無名の観光地を巡ったからだと思う。格安ツアーなのだから初めから美味しい食事は期待してなかったが、家族は全員「濃溝の滝」には感動した。その他に私は変わった体験をした。乳牛の乳しぼりだ。

マザー牧場の園内に入ってすぐ「乳しぼり無料体験」の看板を見て、笑いながら洒落の積りでやってみたいと言うと意外にも家内も息子も乗り気だった。会場に行き長い列に並ぶと、我々の後にも列が続いた。殆どは若い夫婦と幼児達だった。そのうち係りの人が痩せたホルスタインを連れて来て5m程度の鉄枠に入れ、乳の絞り方を手まねで教え一人当り「二握り」だと説明した。

私は息子に向かって「結婚前のいい準備になるね」と息子に大声で話すと、家内はとんでもないことを言うと私に向かって顔をしかめた。私もバカなことを言ったと即反省した。申し訳ないと思ったが、息子や列の他の人達は顔色一つ変えずスルーしてくれたので助かった。

乳牛の乳首は思ったよりふにゃふにゃで指4本より短く要領よくつかめなかった。一度目はうまく行かなかったが二度目は勢いよく白いミルクがバケツの外に飛び出した。多分、人生初の乳しぼりだった。私が子供の頃に乳の出のいい母親が余った乳を飛ばす姿を見た記憶がある。公の場で赤子に乳をやる時代だった。

今はどうだろうか。丁度孫を連れてランチに来た娘は乳の出が悪く、ミルクと混ぜて赤ちゃんにお乳をやると聞いたことがある。それでも外見上はお乳が出そうな感じだ。衣服の外から見ると殆どオッパイがない(失礼!)知人はどうするのだろうかと思った。またもバカなことを想像してしまった。どうしたもんかの~。■
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