かぶれの世界(新)

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日米安保は不平等条約?

2019-06-30 14:55:20 | 日記
トランプ米大統領が日米安保は不平等だと不満を表明したニュースについて私見を述べたい。

遂にこの日が来たか、トランプ大統領が日米安保条約は不平等条約だという「又聞き」情報がブルムバーグ社経由で流れた時そう思った。今日のマスコミ報道はトランプ大統領の発言「米国が攻撃されても日本は必ずしも助けてくれない」を伝えた。トランプ氏は平気で嘘をつくと悪評だが、現職米国大統領の言葉は重い。しかし、日米両国とも発言を深刻に受け取らず、大方は取引の材料と受け取っている。

正直言うと、私は以前から不平等条約だと思っていた。というのは個人的には幾らお金を積まれても、戦いを放棄した他国を守る為に、自分の息子が代わって戦い血を流すことなどあり得ないからだ。アメリカ人の親もそう思う人が多いはずだ。トランプ大統領の指摘する通り日米安保条約はそう言う性格があると私も思う。

私はいつかはこの片務関係の見直しが必要になると思っていた。米国民の多く(ある世論調査では68%)は日米安保の必要性を認めているというから、ただちに条約破棄とかいう極端な事態にはならないと思う。内容を良く知ってのことか疑う。だが、間違いなくいつかその日が来る。「覚悟して備えよ」と言いたい。

もっと分かり易く言えば、「アメリカ兵に金を払うから守ってくれ」は時々の状況で役割を変えた。複雑な事情や歴史があって現在の日米安保体制に到達した。太平洋戦争後に日本を再武装させない目的だったが、冷戦が引き起こした朝鮮戦争・ベトナム戦争を経て、今や米中貿易戦争で日米安保の役割は変わった。米国にとって太平洋の反対側に同盟国(米軍基地)があることで、日米安保条約の重要性はむしろ高まった。

1961年に安保条約が改訂された頃は、いわゆる戦後リベラルが影響力を持ち若者や労働者の間に強い反対運動が起こった。彼等は安保条約の為に戦争に巻き込まれると反対した。多くの若者は条約の意味をよく理解しないままただ反対していたと振返っていう。だが、条約のお蔭で日本は復興に集中出来、奇跡的な経済成長を遂げた。一方で当時の反対政治勢力は理論的支柱を失い四分五列して現在に至る。

近年国会で大揉めに揉めた集団的自衛権に係るといわれる安全保障関連法案の反対運動も発想は昔と変わらなかった。違憲か合憲かという議論を別にして、端的に言うと関連法案の修正により米国の戦争に巻き込まれるという恐れがあるというものだった。だが、日本だけ都合の良い理屈は通用しなくなる。いつか来る日にはこの議論を避けては通れないだろう。■
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田舎暮らし雑感2019(7)

2019-06-29 16:40:45 | 日記
水曜日に同じ集落内の母と同い年のお婆さんが亡くなったと、長老の奥さんから連絡が入った。誰かが生まれたなんて話はない、年寄が死んだという連絡ばかりと私が茶化した。「次は私かな」と彼女は返した。限界集落から消滅に向かっている。香典をもって通夜に行ったが几帳だけして辞した。

長老が今年2月に脳梗塞で倒れたが、リハビリで回復し先月ごろから元気に散歩する姿を見かけるようになった。万が一彼が亡くなったら、年令的には私が長老になってしまう。男は早死にする、だが私はまだ72才になったばかり。しかも東京住いのよそ者、長老役はあり得ない。私が住職の引き継ぎのゴタゴタを多少とも関わるよう頼まれたのも年齢のせいかもしれない。

このところ食習慣を少し変えた。従来「朝昼炭水化物ガッツリ、夕豚汁と酒にツマミ」に加え徹底した減塩だった。そこから豚汁を昼食にし、夕食を焼酎のお湯割りとツマミにした。義弟と内子町のカフェに行き話が長引き遅くなったのでツマミだけで済ませた。そうすると、翌日バドミントン練習がやけに調子良かったからだ。

私は良いと信じると何でも徹底してしまう過剰な性格のせいで、例えば減塩すべきとなるとゼロ塩まで追求してしまう。しかし、最近になって汗で身体から塩分が抜け不足するとパワー不足を実感するようになった。少しずつ料理に塩を加えて様子をみながら塩分の量を決めたいと思っている。

この数年体力の低下を実感し恐れている。明らかに基礎代謝量が減り、同じ食事量だと体重が増える。新聞テレビなどでは年齢に拘わらず筋肉量は増やせるというが、私はまだそういう経験をしてない。バドミントン練習やジョギングをする時は体重を1㎏減らした方が調子いい。試行が続く。

上記の内子町に行った時に義弟が作ったと言ってラッキョウを持って来てくれた。彼は酒のツマミに良いという。食べてみると私の知っているラッキョウよりピリ辛だった。ところが二口三口と進むうちに、ラッキョウの旨みが滲み出て美味しく感じた。こりゃー嵌りそうだ。

7月初めに一旦帰京し家族の行事に参加する。息子夫婦の結婚10周年のお祝い等の為だが、暫く見てない孫達の成長を見るのが楽しみだ。■
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西日本豪雨から11ヵ月(2)

2019-06-27 10:37:56 | 日記
西日本豪雨時に対処した地元警察が、警察官がどう対応したか記録した本をローカルテレビが先日伝えていたのが気になった。大洲市警察署は1階が浸水し、自宅も被災した警察官もいるなか、夫々が必死の対応をしたという。是非読んでみたいと思った。

バドミントンクラブのNさんもこのニュースを見ており、彼女も是非読んでみたいという。体育館の市職員はそんな話聞いたことが無いとつれない返事だった。市立図書館でもそんな本はないと言われ、受付や司書に警察署のホームページ等を調べて貰ったがそれらしきものは見つからなかった。(小さな町の図書館を訪れる人は少なく、館の若い女性総出で調べてくれた。改めて感謝します。)

ということで昨日昼間の多忙な時間をさけて夕方警察署に行って聞いてみた。警察署というと何故かそんな気遣いをしてしまう。警察署に行くのは十数年前オレオレ詐欺被害に遭い府中警察署で調書を取られた時以来だ。その時に比べこの地の警察署は意外に威圧感はなかった。

結論から言うと、伝えられた本というのは内部記録情報で、公にするものではないと閲覧を断られた。対応してくれた若い警官によると、テレビ放送以来見たいという声は多いという。上司に要望を伝えておくと応えた。私も無理押しする理由もなく、是非そうしてくれといい警察署を辞した。

市役所や図書館も西日本豪雨時の警察の対応の記録の存在を知らない、警察は情報共有して今後の自然災害の対応を改善して行こうとしない。夫々の組織が横の情報交換をせず、組織の縦割りだけで仕事をしている。地方も中央も同じかもしれない。そんな残念な例を見た。■
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西日本豪雨から11ヵ月(1)

2019-06-27 10:36:30 | 日記
今朝方から急に強い雨が降り始めた。天気予報は終日雨が降り300mmになる見込みという。奄美群島の熱帯低気圧は四国沖到達時は台風になると伝えている。自然と昨年の西日本豪雨を思い出した。その時は東京の自宅におり、娘の助言で断水が続く愛媛県大洲市の実家への帰郷を延期した。

愛媛県南部との境にある私の故郷は、日本一支流が多い肱川沿いにあり盆地なのに海抜数十mと低地にある。緩やかに流れる川は夏は高温多湿、冬は濃いい霧が昼まで盆地を覆う。川が氾濫し易い地形だ。小学校の頃は毎年一二度は川が氾濫し学校が休みになった記憶がある。

昨年豪雨の後暫くおいて帰郷し、肱川沿いに南側堤防とその周辺を歩いたり走ったりして復興状況をみた。大規模な水没に見舞われた国道沿いの新興商店街は幸いにも短期間で復旧していた。その理由の一つは新興商店街の殆どはフランチャイズ店だったことだ。

肱川西岸の個人商店の多い旧城下町商店街は数百年にわたる経験で、若干標高が高いところにあり洪水は免れた。だが、皮肉なことに別の洪水(コンビニ等のフランチャイズ店やネット販売)や車社会に対応できず、また後継者難で既に典型的なシャッター街になっている。

数日前にいつものジョギングコースの肱川の南岸を走り、途中で川を渡り北岸(五郎地区)の川沿いの道を走った。気になっていたのは北岸の川沿いに低地が続いていたからだ。田植え直後田んぼの水加減を調整しているらしき老人(と言っても私より若かった)を見つけて聞いてみた。

気になっていた保育園は水没せず、肱川本流へ流れ込む支流の水門が閉じられて保育園より低い田畑が水没した程度だった。本流の堤防が強化されて以来、雨の被害と言えばそのパターンになったという。46年前に死んだ父は当時市の治水担当(土木部長)で、農夫も父の名前を知っていた。

西日本豪雨による水害は肱川水系のダムと堤防の強化の治水システムが機能しなかったことを意味する。建設省の計画に従ったものと思うが、父も関わったはずで責任があったと推測する。だが、今まで父の責任を言う人に出会ったことはなく、上記の老農夫もそれらしき発言はなかった。

ジョギングとは言っても、こんな風に出会う人とお喋りしながら走ったので実家に戻った時は夕方7時を過ぎていた。夏至直前になると8時近くまで西の空が明るい。シャワーを浴び焼酎のお湯割りに胡瓜の塩もみと冷奴で軽く夕食を済ませた。■
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高齢者のド素人健康ネタ

2019-06-23 22:37:47 | 健康・病気
昨年から気になっていたことがある。朝起きてテレビを付けると音がうるさいのだ。つまり夜寝る時のボリュームが大き過ぎる、言い換えると、朝の方が夜より耳がよく聞こえる。昼間は聴力が劣化し、一晩寝ると回復するなんて本当だろうか。それとは別に最近家内も私も聴力の劣化が進み、相手の言ったことを聞き返す事が増えた。何度も聞き返して家内の機嫌を損なうことがある。

最近バドミントン練習でハイクリアを打たれた時、天井灯が目に入ってミスショットすることが増えた。灯の周りの「眩しい円」が広がったのが原因だと思う。友人によると年令による白内障の現れだという。普段の生活に困ることはない。それとは別に、室内灯を暗くしバックライトを明るくした方がテレビ、特に画面が暗いハリウッド映画が見易い。これも白内障に関係しているだろうか。

私は何でもやり過ぎてしまうことを自覚している。材料に含まれた塩以外に料理に塩を使わない。十代の頃は野球の練習で帽子に汗の塩が浮き上がったが、今では顔の汗が口に入っても水みたいに味がしない。だが、発汗後に適度に塩分の補給をしないと体力が失われると改めて実感し、バドミントン練習時に塩飴を3個くらい舐めると体力が続いた。今後は料理にも塩を使ってみる積りだ。

ポリフェノールの抗酸化作用を狙ってカカオ86%のチョコレートを半年くらい食べている。7月に帰京時に予定してる健康診断の血液検査で効果が分かると思うが、最近稀にだが起床時に息子が元気になった事がある。私は秘かにポリフェノール効果ではないかと思っている。■
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