イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

中村宝子NHKディレクター

2020-10-27 10:27:26 | 陸上競技・ランニング
 昨日の夜BS1で放送された「スポーツ×ヒューマン」

 福島千里選手。
 サブタイトルが「速く走れないなら死んでいるのと同じ」
 この過激な言葉はどこから出てくるのかと思ったら、本人から。
 ちょっと追い込みすぎてません?

 それはそれとして、ナレーションを担当しているのが女性アナウンサーか女優さんだと思っていたら、「私は高校時代から福島選手と一緒に走ってきた」

 誰?
 映像が出ました。浜松西、中村宝子選手。憶えてます。名前がいいし、強かったです。
 2019年記録年鑑を調べたら、高校歴代50傑で200m 23.48は2位です。
 福島千里選手は23.81で12位。
 
 100mは福島千里選手が11.67、中村宝子選手が11.77。決して雲の上の存在とか、別次元の速さとか、そういう感じじゃなかったです。
 あの世代は髙橋萌木子選手のパワフルな走りが一番印象的でしたが、200mに関しては中村選手の記録は髙橋選手にも優っています。

 結局、故障で競技を離れ、今はNHKでディレクター。
 福島選手は今でも高校生の憧れという場面で、静岡県の選手たちが福島千里選手の名前を挙げているのは、ちょっと意味深。故郷の先輩中村宝子選手を知ってくれ!!という感じがしました。

 イップスじゃないの? と問われて、不機嫌になった福島選手。
 イップスはなかなか判断が難しいと思うけれど、アキレス腱の痛みというのは、どうしても全力を出せないように思います。
 最後にちぎれて、それで走れなくなってもいいと言ってましたが、それはオリンピックの決勝とか、そういうのをイメージしているのでしょう。
 今年のように、日本選手権の参加標準記録突破を目指した大会で、致命的な怪我となったら、悔いは残るでしょう。

 いろいろ考えるといってたけれど、指導者かな…。
 北海道ハイテクACを退団してプロ転向したのが2017年1月。

 短距離に限らず、高橋尚子選手も、小出義雄氏の元を離れ、チームQとして活動してからは、やはりうまくいかなかったように思います。

 昨日の放送では、山崎一彦さんから「スパイクは負担が大きいから今日は履かないよ」と言われているのに、「ここにあるんだ」と言って、指導者ではないにしても、アドバイスをもらいに行っても、結局自己流というのか、ストップをかけられないのだと思います。

 髙橋萌木子選手の復活譚は月刊陸上競技9月号で読みました。
 ワールドウィングで頑張ってます。

 福島選手も指導者がいて、ある意味「委ねてしまう」という状況を作った方がいいのではないかと思いました。
 少なくとも「速く走れないなら死んでいるのと同じ」というような切羽詰まった感じを抱いているのは、ハイリスクのように思います。


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