イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

男子50kmクラシカル、長時間の審議

2021-03-09 09:48:29 | その他のスポーツ
 一昨日の夜、BS102で放送されたノルディック世界選手権。
 クレボが優勝という結果が、RSFからの抗議で長時間の審議に。

 チャンネルが102だったからなのか、最後まで放送があってよかったです。
 クレボとボルシュノフのトップ争い。直線に入るところで、ボルシュノフは外側のラインに入りたい。クレボはさらにその外側へ。
 2人が接触してボルシュノフの右のポールが折れて、ラスト勝負ではイベシェンにも抜かれて3位。

 今井博幸さんの解説では、スピードを生かすには外のレーンに入りたい、と今井さんは考える。たぶん、誰もがそうなるというのか、スピードが出ている分、外側に振られるのもあるし、ある意味不可抗力というのか、少なくとも意図的な妨害というのはあり得ないと思いました。

 ポールに関しては、軽量化が進み、特に50kmの場合は、重さの影響もあるから、軽いものが選ばれる。それが横からの強度を弱くしている面もあるだろうと。

 そういう話があったり、映像が何度も流れたり、審議をしている部屋が映ったり、時間が流れて日付変わって0時4分頃、クレボ失格の表示が出ました。ゴールから50分以上経過。
 
 オブストラクション。追い越しをする時は、いかなる妨害も行ってはいけない。
 
 そのあとすぐにノルウェーが抗議。抗議の内容が具体的に伝えられたわけではないけれど、見方によっては、ボルシュノフが外側のコースをふさいだということも考えられるから、そういう抗議なのかな? 
 これも20分ほど時間がかかり、ノルウェーの抗議は認められませんでした。
 
 最終結果が出たのは0時23分頃。
 
 
 クレボのDSQが……
 
 こちらがゴール後のトップ3。

 クレボとボルシュノフは同じ24歳でジュニア時代からのライバル。そして、ボルシュノフは近く結婚するんだけれど、クレボも招待されているというような話も審議になる前に紹介されたような…。

 2人の選手が、どんな様子であったかまでは、映らなかったし、漁夫の利といっていいのかどうかわかりませんが、金メダルとなったイベシェンは2人の接触がなければ銅メダルだったでしょうから、そのあたりもどんな心境だったのか。

 後味が悪いというのともちょっと違うんだけれど、体調がなかなか戻らない中、今大会を見るのが張り合いになっていて、それが終わってしまったことの方が、自分にとっては、大きなことです。


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