白珠は人に知らえず
知らずともよし
知らずとも
吾し知られば知らずともよし
【万葉集 巻六 1018 元興寺僧】
*
<『万葉集』巻六。奈良の元興寺の一僧、衆にぬきんでて学問があったが頭角をあらわすことができず、かえって他の連中に馬鹿にされてばかりいた。そこでみずから嘆いてこの歌を作った、と註にある。真珠(白珠)は人に真価を知られない。知られなくてもかまやしないさ。世間のやつらが知らなくても、自分で自分の真価を知っているなら、連中が知らなくたってかまやしないさ。>【注】
【注】大岡信ことば館
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知らずともよし
知らずとも
吾し知られば知らずともよし
【万葉集 巻六 1018 元興寺僧】
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<『万葉集』巻六。奈良の元興寺の一僧、衆にぬきんでて学問があったが頭角をあらわすことができず、かえって他の連中に馬鹿にされてばかりいた。そこでみずから嘆いてこの歌を作った、と註にある。真珠(白珠)は人に真価を知られない。知られなくてもかまやしないさ。世間のやつらが知らなくても、自分で自分の真価を知っているなら、連中が知らなくたってかまやしないさ。>【注】
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