ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

ハッピー介護トッシーのブログ。Webは「ハッピー介護みいつけた!」 https://happykaigo.jp/

これからの人生は与えられた人生。

2017年07月19日 | 感謝

トッシーです。お久しぶりです。

しばらく更新が遠のいていましたが、元気ですのでご安心ください。

 

昨日、聖路加国際病院理事長・同名誉院長の日野原重明先生がお亡くなりになられました。

子どもから大人まで、多くの人々にたくさんの影響を与えられた105歳の偉大なる現役医師の生き方は、本当に素晴らしいと表現するしかありません。

そんな日野原先生が100歳になってから出版された著書より、その一部をご紹介させていただきます。

 

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齢をとったら発想を変える

 

 私は、齢をとったら、それに応じて人生についての発想も柔軟に変えていくべきだと思っています。

 心の若さはその人の気のもちようで保つことができます。

 しかし、精神的にはいくら上を向いて歩いても、身体的にはどうしても抗いきれないことがあるのも事実です。

 齢をとるにつれてだんだん背中が丸くなり、立ち居ふるまいも何となく年寄りっぽくなってしまいます。

 そうならないように背筋を伸ばしてかかとから大股で歩くようにすれば恰好よく見えますし、段差でつまずくこともありません。

 150ページで詳しく触れましたが、「新老人の会」には「さっそうクラブ」という正しい姿勢で美しく安全な歩き方を指導するサークルがあります。

 家のなかの段差をなくしたりすることも大切ですが、その前に、まず歩き方を変えようではありませんか。

 私たちは齢を取るということは、先に挙げた経済的な問題ばかりでなく、歩き方など、日常的な立ち居ふるまいついても考えてみなければならないのです。

 先の見通しを考え、60歳の人は70歳の人の理想のモデルを見つけ、70歳の人は80歳の素敵な生き方をしている人をモデルにしてみましょう。

 必ず訪れる最期の時へ向かって、生き方を考えていかなければなりません。

 これまでのやり方がこれからもずっと通用するわけではないことに気づくことがとても大切です。

 齢を重ねるごとに柔軟にその発想を変えて自分の生き方のデザイン、つまりライフ・プランニングをしていくことです。

 そうすれば病気をするなかにも、あるいは老いていくなかにもよりよく生きていく方法を見つけることができるのです。

「齢をとったら、発想を変えていくべきだ」ということは、このように生き方を考え直すことなのです。

 

      日野原 重明著「いのちを育む」より

 

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トッシーは、脳出血後にいろんなことを考えるようになりました。その一つで一番大きなことが、正にこの生き方についてのことでした。つまり、従来と同じように動けないことや車の運転もできない現状から考えて、今後の生活をどうするか?ということでした。

人にはいろいろあっていろんな生き方があるように、体の状態や年齢によってもいろいろ考えられます。

トッシーのように、突然その問題の選択を迫られることもあるのです。

今までやって来たことで、仮にそれができることであっても、この機会に新しい生き方を選択することもあるでしょう。

 

これからの人生は与えられた人生

この言葉は、日野原先生が50代?の時、よど号ハイジャック事件に遭遇され、無事助かった時に思われたことだということを昨夜のテレビニュースで知りました。

脳出血で倒れながら今日も元気に生きていますが、手術のできない左の視床出血でとても重症であったことから、当初は命が危ういことも宣告されたとのこと。

そんなトッシーがこうして奇跡的に助かったことを知った時、頭の中では日野原先生と同じようなことを考えていたのです。

一度は死んだ人生。これからは思い切って別の生き方をしよう!

過去の執着を捨て、今生かされている意味を考え、これからの新しい生き方を真剣に考えるようになりました。

 

日野原先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

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今こそ、「どんな時でも笑顔といっしょ」 の実践で~す!

2017年07月03日 | ハッピーライフ!

トッシーです。いつもありがとうございます。

ここ数日の間に、脳出血後に初めてお会いした地元の方を含め、最近知り合った新しい方々など、多くの皆さんとお会いする機会に恵まれました。

そんな中で、何名かの方からは例の言葉をかけられました。

「どっこも悪いように見えんや~」

「良かったやないか~」

「ぜんぜん分かりませんよ・・・」

 

そんな時、その方自身の病の体験や、知り合い、親戚の人の話など、いろいろなことを耳にすることができました。

やっぱり、自分がこうなってくると、同じような話が入ってくるんですね。

そりゃそうですよね。お互いが知らない話題よりも、何か共通点がある話題のほうが話が盛り上がりますし、興味がありますからね。

 

そんな話しが出た時に、自分なら、どんな話に共感するんだろうか?

「こうなっても感謝だ! 生きてるだけで幸せだ! 明るく生きましょう! 」

なのか? それとも、

「そうかぁ~、この人も自分と同じように、やっぱり大変なんだ・・・」

なのか? さあ、どっちでしょうか?

 

さっと考えて、当然、前者の方がいいと思いました。

でも、チョット待てよ。人の想いはいろいろ・・・。

もし自分がこの言葉をバ~ンと口に出した場合、それを聞いた人は初めから素直に受け止めてもらえるだろうか? それよりも、とても今はそんな気持ちになれないよと、心を閉ざしたりしないだろうか?・・・。

事実、今までの自分がそうなれなかったように・・・。

 

ポジティブだけど、

マイナスになる、辛い気持ちも分かる人でありたい・・・

 

もし今後そんな話になった場合、今までのように「いやあ~、そんなことは無いですよ、まだまだ・・・」と、大変な自分を分かってもらおうと何度も何度も不満な気持ちを繰り返すのか・・・。

それは、もう止めようと思います。

かといって、やたら明るくポジティブなことを言うのではなく、先ずは、その方のその時の気持を理解してあげることを大切にし、その上で、どこかに不自由なことがあっても今の自分に感謝し、やっぱり、明るく前向きに生きて行くことが大切であることをお伝えしたいと思うようになりました。

なぜ今回そう思ったか、ですが、前回のブログで書いたように、いつまでも自分の気持ちを分かって欲しいと言い続ける自分自身に対しての反省と、最近会った人の中に、現状への不満ではなく、前向きに生きていくことの大切さをサラッと話された方が、実にカッコ良く思えたからです。

~どんな時でも笑顔といっしょ~ を、今こそ、カッコ良く実践して行きたいと思います。

今生きていることが凄いこと。今生きてことに感謝!

このことを忘れないよう、これからは、前向きに、明るく笑顔で生きていきます。

 

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

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