ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

ハッピー介護トッシーのブログ。Webは「ハッピー介護みいつけた!」 https://happykaigo.jp/

みんなちがって、みんないい。

2019年10月29日 | 希望

 トッシーです。今日もありがとうございます。

 

26日に更新したブログですが、当初は「つづき」という書き方をする予定ではありませんでしたが、いざ更新しようとしたら、できないんです。文字数が「5000文字以下にしてください」というメッセージが出るんです。とてもそんな文字数ではないのに・・・。

実は、gooブログのシステムの更新があった当時、頻繁にこういう不具合が発生したことがありました。

もともと、このパソコンは元気がなくなっているので、初めは「ん? パソコンが悪いのかな?」とも思ったものですが、今までこの10年ブログを使ってきてこんなことはなかったので、おかしいなと思いながらしばらく不便な思いをして使っていました。他のパソコンでも同じ症状が出るので、やっぱ、gooのシステムだあ~!(笑)

その後もそういう不具合が時々出たことがあり、いっそ別のブログに変わろうかと思ったりもしましたが、昔書いた楽しかった介護の記事のことを考えると決心できず、そのままお世話になっています。

一時はgoo事務局ともメールでやり取りしたこともあるんですが、同じような不具合が又出たという訳です。

で、先日のブログですが、その日に更新したかったので急きょ二つに分割し、あのような形で特に説明もせず、ただ更新したという次第です。

文字数が実際よりメチャ多くカウントされる時は、編集中にもカーソルの異常な動きがあるので、今日はよさそうですが・・・。

 

そのブログに書いたグループホームでの話し合いボランティアですが、ホントに楽しいです。その時も、ある言葉からどんどんつながって、いろんな展開になることがあるんです。

先日も、文学好きな女性の「みんな違って、みんないい」という言葉からから始まって、

「それって、世界にたった一つの花? 違うか、これはスマップかあ~」(笑)

と言ったのは、文学オンチのトッシー。(笑)

その後、これは、金子みすゞだという話になりました。

それを言ったのは、トッシーでしたぁ~!

実は今日、金子みすゞの本を見ていて確かに見つけました。

先日の話し合いで出て来た、「みんなちがって、みんないい」という言葉は、金子みすゞの代表作ともいえる詩「わたしと小鳥とすずと」の最後にある一節でした。

改めて、「もう、勉強になるぅ~!」

 

井戸水を汲む昔の写真、

つるべ、

朝顔に つるべとられて もらい水

(作者分からないから調べる・・・)

みんなちがって、みんないい

金子みすゞ

 

これ等が、グループホームでの話し合いに出てきた言葉です。

凄いですよね。こういう会話・・・。

小さい頃の生活に共通の思い出がある為か、文学に親しんだ女性の利用者さんだけでなく、そのテーブルの皆さんの目がこれほど輝いた光景に、話し合いボランティアの大きな可能性や喜びを感じました。

始めてまだ1か月10回ほどですが、こういう機会がいただけた施設の皆さんに感謝です。

勿論、こういうことができるようになった自分の身体と心にも、大感謝ですね~。  

 

「みんなちがって、みんないい」の言葉が出てくる、金子みすゞの「わたしと小鳥とすすと」の詩を歌った動画です。

よろしかったら、どうぞ。 

https://www.youtube.com/watch?v=sUcsvgwgQp0

https://www.youtube.com/watch?v=D__dlOs6-SQ

 

今日もありがとうございました。トッシーで~す。元気で~す。

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お話相手のボランティア つづき

2019年10月26日 | 希望

つづきです。

 

先週と今週の計4回は、テスト的にこの思い出しカードを使って話し合ってみました。結果は想像以上でした。

これはイケそうです。使えそうです。

お話し相手のボランティアはまだまだ始めたばかりで、施設の責任者の方に確認しながらがら、どういう方法があるのか模索中! そんな中にあって、この「思い出しカード」は、引き出しの一つに大活躍しそうです。

そんなことを感じたこの2週間でした。

 

「朝顔に つるべとられて もらい水」の作者は、加賀の俳人「千代女」で、晩年には「朝顔や つるべとられて もらい水」に書き直されたとか・・・。

来週行った時に、約束したこの作者の名前や、これも頼まれた金子みすゞの詩のいくつかを書いて、その方にお渡しする予定です。

定年後、笑いヨガでいろんな介護施設へ出かけてきましたが、お話し相手のボランティアは初めて。

自分のためにも・・・との思いで飛び込んだボランティアですが、もしかしたら、今の自分にはもってこいの活動かもしれません。                        

話し合うことがとっても楽しいですし、今回のような思わぬ展開に感動もあったりで、決まった道筋がなく、話がどこへ飛ぶのか分からないのも面白いです。

もうできない、もうしないと勝手に決めていた笑いヨガも含め、今の自分にできることで喜ばれることがあれば、状況を見ながら、施設側と相談しながら楽しくやって行こうと思っています。

いろいろ動くことで、楽しく生きる希望がどんどん湧いてきました。

嬉しいで~す。感謝で~す。

今日もありがとうございます。 トッシーで~す。

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お話相手のボランティア

2019年10月25日 | 希望

トッシーです。今日もありがとうございます。

10月から始めた、介護施設でのボランティアでのお話です。

入所者様のお話し相手のボランティアで、毎週2か所を訪問し、楽しい時間を送らせていただいています。

以下は、一昨日行った所でのお話です。

 

今回からはメモ用紙を使って、皆さんのお名前を聞いて書き、その後はお名前を呼びながら進めました。勿論私も、昔のように名札を首に吊るしています。「お話し相手ボランティア トッシー 」です。(笑)

さて、少し経ってから、今日の写真をみんなで見て、それに関してそれぞれの思いを語っていただきました。

この写真は最近入手した写真で、ユーキャンから出ている「思い出しカード」と呼ばれているものです。

いろんな思い出話が出て、こういった場での話し合いにはもってこいのツールであることを、今は確信しているものです。

今回も、しばらくして賑やかなお話がちょっと落ち着いたのを見計らって、こんな一言を投げかけてみました。

「こういったガッチャンポンプ?ができる前は、みなさん、どんな方法で水を汲んでいたんですかあ~?」

そで出たのが、縄や竿などの先につけた桶の話になりました。そうなんですよね。バケツのできる前はつるべと呼ばれていた桶なんですよね。私の記憶にはバケツしかなかったと思うんですが・・・。

昔の懐かしい暮らし方の話に、みなさん目が輝き、とても賑やかな話し合いとなりました。

実は、それから後に飛び出した言葉に、とても、とても驚きました。

それが、ある方が言われたこの言葉でした。

朝顔に つるべとられて もらい水 というのがあったけど、あれ、誰のだったか・・・」と、文学好きの感じがする女性の方からでした。

一方、文学超オンチの私は、その俳句?は聞いた覚えはあるのですが、残念ながら作者はさっぱり分かりません。

「じゃ~、来週来る時に調べて書いてきますね」とお約束しました。

まさかこんな展開になろうとは、思いもしませんでしたね。

まあ、話はいつもどんどん飛ぶのですが、こういう文学的なお話になるなんて、ほんと、驚きました。

さらにその女性の方が、ある詩の一部を口にされて、「これも好きなんだけど、誰だったのか思い出せないわ~」

私もその詩なら読んだことはあるけど、名前が出てきません。

「う~ん、ここまで出てるんだけどな~?」(笑)

でも、幸いにすぐに思い出せました。

「分かった! 金子みすゞ!」

「そうそう、金子みすゞよ! 私、大好きなの」と、それらしいいくつかの詩の題名らしき言葉を口にされたんです。

すごいな~、この人・・・。

 

つづきます。

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キョウヨウとキョウイクが大事!

2019年10月23日 | 大切なこと

トッシーです。今日もありがとうございます。

 

少し前にお会いした人と話していて、年とった私たちに大事なこととしてその人が口にした言葉が・・・

「教養と教育やね!」という言葉。

幸いにもこの言葉を知っていた私は、

「おっ、その言葉知っておられるんだ~!」と思ったものです。

もし、その言葉を知っていなかったら、

「そんな難しい話かあ・・・」(笑)

でも、少し前に本で読んでその言葉を知っていた私は、お陰で難しい話にならずに、笑顔で話し合えたことがあります。

あ~、知ってて良かったなぁ~!

実はこの言葉、耳から入れば、普通は「教養と教育」となりますね。

ところが、本に書かれていたのは、「キョウヨウとキョウイク」なんですね。

 

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70歳。キョウヨウとキョウイクをつくる。

私は、ここ10年来、歳をとったらキョウヨウとキョウイクが大事だと言い続けて来た。今日は用がある、今日は行くところがある、ということである。何も用がない、どこも行くところがないと家でゴロゴロしていてはボケてくる。2018年夏、山口県で行方不明になっていた男児を保護した高齢ボランティアの小畠春夫さんもそれをモットーにしておられるという。  
      坂東眞理子著「70歳のたしなみ」より

・・・・・・・・・・

 

最近の私は、ここに書かれているように、いろんなところへ出かけるようにしています。

キョウヨウとキョウイクです。(笑)

それが本当に必要だと、退院して間もなく丸3年経つ身の、今の正直な思いからなんですね。

先日も書きましたが、脳出血を経験した私は確実に脳細胞が死滅しているので、普通の人以上にボ・ケ・・・。

「あ~ダメダメ。キャンセル! キャンセル!」(笑)

ついマイナス言葉を発してしまったら、即、キャンセル!ですよ。(笑)

本にも書かれているように、家でゴロゴロしているとボケてしまいそう!

実際に退院後家にいることが多くなった生活を体験して、本当にそう思ったんです。

そんなこともあり、いろいろと用事を作って外へ出て行ったり、人と会って話をしたりする時間を作るようになりました。

今月に入ってからですが、週2回、介護施設へ"お話し相手"のボランティアに出かけるようになったのもその一つ。

その他に新しく初めているのが、"スポーツウエルネス吹矢"、で、これは地元の地区センターで週1回。この吹き矢というスポーツを10年ほど前に知ったのですが、右半身に麻痺の残る今の体でもできると思って、早速飛び込んだ次第です。

実際に初めてみて、矢が的から外れたり落ちたりして拾う時がちょっと大変ですが、それ以外は大きな問題はありません。

人の中に入っていろいろ話しながら、今の自分にできることを始めています。

この他にも、行きたくなくても必要上行かなくてはならないあちこちの医療機関も・・・。

でも、そういった気持ちになれて実際にそれができるようになったのも、体がよくなってきたからでしょうね。

そう思うと、ここまでになれた自分の体には、本当に感謝です。お陰様ですね~。

 

そんなこともあり、ちょっと書けなくなったのが、ウェブサイトの"幸せ介護eサロン"です。

こちらも、年内に大リニューアルする予定で、現在検討中です。

それができたら、スピードアップしたいと思っています。

勿論、それまででもボチボチと書く予定ですので、時々でも覗いていただければ嬉しいです。

"幸せ介護eサロン"も、よろしくお願いいたします。

 

今日もありがとうございます。トッシーで~す。

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「思い出しカード」の効果は、本当にすごい!

2019年10月20日 | 希望

トッシーです。今日もありがとうございます。

"幸せ介護eサロン"も、よろしくお願いいたします。

 

 

本当は昨夜更新するつもりでいましたができず、今日になりました。

お話し相手というボランティアに興味を持ったのは、ちょうど1年前に開かれた、認知症サポーターと介護施設の職員との交流会が開かれた時です。

その後半に行われたグループに分かれての話し合いの中で、介護施設では、利用者様の話し相手をするボランティアを求めておられることを知ったのです。

 不思議ですね。笑いヨガでいろんな所へ出かけていた当時には、ボランティアで介護施設へ行くという意識はありませんでした。それは、中にはお礼をいただくこともあったからです。でも実際には介護施設の場合は、そのほとんどがボランティアでした。

ですから、自分の頭の中には、今回のように介護施設へ自ら進んでボランティアに行くという発想は全くありませんでした。

それがなぜか、今回は全く違っていたのです。

"お話相手ボランティア" を、是非やってみたい!

 

実は、脳出血を起こしたことで、頭の中で意識が変わったことがいろいろあります。その中の一つが、もっと外へ出ていく機会を増やしたいということでした。

それは、前回ブログにも書いたことですが、外へ出て人に会い会話することで、脳出血で死滅した細胞の損失を補うことに寄与できるのではないかと、強く思うようになったからです。というか、それが本当に必要だと思うようになったのです。

そのために、今の自分にできることは何かと考えた時、座ってできる話し相手のボランテァアはピッタシではないか? と思ったのです。

それともう一つ、認知症の人ともっと接する機会を増やしたいという思いとも一致していたのです。

それはどういうことかというと、ハッピー介護のお話をお伝えしている身として、もっと認知症の人とお会いする機会を多くしたいという気持ちが強くあるからです。元々は認知症の母と生活してきたことをお伝えしている"トッシーのハッピー介護"ですが、その生活はもう10年前に終わっているのです。

認知症の母と楽しく暮らせたお話をお伝えしているのですが、今まさに大変な思いで介護をされておられる方に、今お伝えしている話は自分にはもう10年も前に終わっているということに、何か違和感というか不足していることを感じるようになっていたのです。

そう感じる思いを満たすために、認知症の皆様ともっと接したい・・・。

幸いにも、退院してから講演機会がいただけるようになった昨年から、そんな思いがだんだん強くなっていたのです。

今の自分にできることで、少しでもそういった機会を作りたい、少しでも人様のお役に立てることがしたい。そうすることが、自分の健康を維持する上でも必要なことだと思うようになったのです。

他にも理由がありますが、そんなことから、介護施設へ毎週2回、お話し相手のボランティアに行くようになりました。

 

またこんな話で遅くなってしまいましたが、先日の「古い電気アイロン」の写真について・・・。

お話し相手のボランティアの実際ですが、施設側も自分も初めてのことなので、1回行う毎に学びがいっぱいあります。工夫することがいっぱいあるんです。

その一つが、先日の古いアイロンの写真を見てみんなで話し合いを始めたところ、予想をはるかに超える驚くほどの反応で、それはそれは話し合いが盛り上がったのです。

この古い写真で出来た「思い出しカード」の効果については、販売元の資料にも書かれていましたが、実際に使ってみて、本当にそのことを実感することとなりました。

ほんと、すごかったです。

 

お話相手ボランティアって、まだまだやり方がいろいろありそうです。

個人の方がじっくり話し合いたいという方がおられない時の、一つの強力なツールになりそうです。

いろいろ楽しい時間ができそうです。

今日の写真は、そんな先日の反応を知って取り出した、昔買った本です。

こんな本の写真なども、介護施設での話し合いの時間には、大いに活躍しそうです。

懐かしい写真の「思い出しカード」、話し合いの大きな希望ですね~。

今日もありがとうございます。トッシーで~す。

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