矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

ちょっとひと息 その2

2016-06-18 23:21:19 | 米国微生物学会 ICAAC
昼休みが3時間近くありますので、その間に、眠気を覚ますため外に出ています。

チーズとワインのお店がありうれしくなりました。

今回は、米国にいるため、Napa Valleyのシャードニーやソビニョンブロンを中心に白ワインをグラスで、食事のときに試しています。
おいしいですね。

チャールズリバーがさわやかで美しかったです。Harvard, MIT, Mass Generalなどが向かい合っている川です。




Microbe 2016 Day 3

2016-06-18 22:53:49 | 米国微生物学会 ICAAC
本日も朝1つ、午後1つ、dinner lecture 1つに参加しました。

時差ぼけも治ってきているとはいえ、2時間半連続のレクチャー形式のセッションは、非常に疲れます。集中力が続かないですね。

大切なことをたくさん聞いていますが、すぐに忘れていきます。

本日の私のハイライトは、MALDI-TOF(質量分析)の現場での応用に関するセッション。診療自体が日本でも変わってきています。
血液培養が陽性になってから、4-12時間以内に同定結果がわかる時代になりました。

午後は、Tropical medicine のケーススタディに参加しました。非常に好きな分野なのですが、睡魔で途中寝ている時間がありました。

夕食は、dinner lectureに参加しました。
New York時代の同期だった方が、いまMayo Clinicで、移植感染症で教授になっているので、彼のセッションに参加しました。当時と変わらない
信頼感の高い方です。成熟し貫禄を増した趣の同期に、非常に感銘を受けます。チーフレジデントもした方です。プレゼンテーションも非常にクリアで、明快でした。

もう一人は、”研修母校”のMD Anderson Cancer CenterでCMVなどのリサーチをしている先生。東京で合同カンファレンスを開催したときに
お会いしていました。幹細胞移植患者のCMV, TBに関するセッションで、大変、勉強になりました。

会場に展示してあるAgar(寒天培地)を使ったartです。


参加者 11,000人以上のため、Exhibition hallも巨大です。移動に時間がかかり大変です。


今回の学会は会場が4カ所以上に分かれており、World Trade Centerにて。