矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

予防医学へシフトする医療政策へ

2015-05-31 18:36:16 | 医学教育
ACP日本支部の今年のテーマは予防医学の推進。

欧米諸国の予防医療の推進は顕著です。日本もこれからの医療政策の重要な柱は、予防医学です。

”病気になってから治療する”医療から、”病気になるのを最大限予防する”医療へ大きくシフトすることが望まれます。

ガン、感染症、転倒、などさまざまな分野での予防医療政策が考えられます。

私も自分の領域である感染症については、これまで以上に”予防医療”の推進に力をいれたいと思います。
現場の実地を変えながら、それに同期して、医学教育を変えていく(医学生、研修医、一般医向け)ことが必要です。

医療の質の指標として、予防医学の実施の有無も重視される方向と思います。

さしあたり、高齢者の破傷風。このように確実に予防できる(95%以上の効果)疾患にかかるのは先進国として
ぜひ避けたいところです。

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ACP便り 2: 米国UCLA/臨床見学体験報告セッション

2015-05-31 18:27:02 | 米国内科学会ACP Japan Chap
今回のACP日本支部では、国際交流プログラム委員会主催の交換プログラムで米国UCLA関連病院での臨床見学の体験報告会がありました。

ランチョンセミナー(無料)として開催され、3名の体験者の方が発表されました。

1ヶ月という短い期間ですが、人生が変わるほどのインパクトを皆さん受けて来られており、非常に心にしみました。圧巻は、お忙しいなか駆けつけてくださったACP日本支部の創設者であり、今年、米国本部からACP開設100周年記念伝説賞 (仮訳)100th Cenntineal Legend Awardを受賞されました黒川清先生です。

頭で考えずにまず行動!と暖かいメッセージをいただきました。
国際交流プログラム委員会のメンバー、体験報告者と記念撮影。


すばらしい交流のひとときでした。

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米国内科学会ACP日本支部 年次総会便り

2015-05-31 18:16:07 | 米国内科学会ACP Japan Chap
今年もACP日本支部の年次総会が無事に終了しました。

今年は、かなり出番が多く、2日間ずっと緊張が続いていたように思います。なんとか終了してほっとしました。

生涯教育で自分も参加者としていくつかセッションをとりましたが、一番良かったのは、予防医学のための
戦略的かつエビデンスに基づいた推奨項目を確認するセッション(亀田総合病院の八重樫先生ご担当)。

圧巻でした。90分のセッションを、レクチャ形式にせず、クイズを混ぜたり、シナリオを用いたり、自分ひとりの講演形式にせず、レジデントの方2名とコラボレーション形式にされた点は、デザインとしても大変、素晴らしかったです。コンテンツももちろん、予防医学の推進で信頼の高いU.S. Preventive Services Task Forceの推奨事項をまとめてくださっていました。

自分が担当した公募のセッションは、英語の臨床推論のセッション。


30名枠が満員御礼の盛況で、6年生、5年生の学生さんが大半を占める状況でとてもうれしかったです。ファシリテーションとアシスタントをいつものメンバーの3-4名で担当しました。Case presentationも学生さんでした。このセッションはまたやりたいです。
記念撮影。

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Mindsetと"sense of urgency" の教育

2015-05-29 13:41:06 | グローバリゼーション関連
国内での教育経験が10年を越え、11年目になりました。

臨床医学教育がこの10年で、研修制度の改革とともに、著しく進化・向上していることを体感します。

臨床推論の研究会、勉強会も多数、各地で開催されるようになりました。
正規カリキュラムの改革は時間がかかります。


そのなかで、教育上、克服が難しいのが2点。

"型にとらわれない””臨機応変”のマインドセット。だめでもともとと”やってみる”スピリット。

さらに、時にルールを破らなければならないような緊急事態への迅速な対応。
"sense of urgency"は、それまでの英知を絞り、即断を要求されるような状況への対応力。

若手の方に、どうやったらこういう状況とマインドをトレーニングできるだろうと、新幹線に乗りながら思案しています。

私自身は、環境から学ぶことが多かった。ロールモデル、システムのロールモデルから体で覚えた、直感的な判断力は、いまでもかけがえがないです。

タイムマネージメント、問題解決力、ストレスの軽減力、プレッシャーへの対応力(自分でリリースするスキル)高いハードルでも挑戦するスピリット。”言ったもの勝ち”の文化でのサバイバル、など。

本で読んだり、人の対応を見たり、一緒に経験したり、投資してセミナーに参加したり、親友からのありがたい一言から学んだり。

武者修行で、環境を変えて、自分を自分で試すしかないのかな、というのが結論です。

車内マガジンからのヒントで、プロフェッショナルとして、

効率、スピード、質”

を常に問われる環境に身を置くことですかね。

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スペイン語 外科系教科書に Tokyo Guidelines TG 13

2015-05-29 09:45:53 | 著書紹介
急性胆管炎、胆嚢炎の国際ガイドライン TG 13の抗菌薬治療の部分が、スペイン語の外科の教科書に記載されました。共著のDr. Solomkinのお知り合いの方から打診があり、ガイドラインはフリーアクセスのため実現しました。

非常に感銘深いです。

ENFERMEDADES DE LA VESÍCULA Y VÍA BILIAR. 2a. edición
McGraw Hill Education(出版社)2015です。ISBN 978-607-15-1284-0
(日本語訳 胆管、胆嚢の疾患 第2版)

私もauthorとして掲載していただき、とても光栄に思いました。

昨日、PDF版が送付されまして、Dr. Solomokinとご一緒に、翻訳者のDr. Roberto Torres Cisnetoへお祝いemailで返信しました。

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看護教育、旅行医学教育、オンライン教育

2015-05-28 23:23:56 | 医学教育
今年は、いろいろな医療者を対象に、いろいろなフォーマットの教育セッションを担当予定です。

以前、数年間、感染管理看護師養成のコースを2つ担当していました。

今年度は、看護師養成の講義を担当することとになりました。

客員教授を勤めさせていただいている母校岡山大学の大学院でMPHコースの一貫で、旅行医学のコースの3コマを担当予定です。11月にまとめて担当予定です。

さらに、本日お話をいただいたオンラインコース。こちらも看護師養成のためのコース。

いろいろな方を対象に、同じ題材でも、内容を自在にコントロールする必要があり、教育スキルの磨きどころです。教育デザインはもっとも好きなことの一つです。

Active learningを主体とし、”単純情報伝達”でなく、active learning=ファシリテーターとしての役割に徹することを十分に行うデザインにします。

Flipped classroom、face-to-faceで会合するのは、ディスカッションが目的であり、事前学習を前提としたセッションにします。

自分が学生の立場では、事前課題は大変ですが、”身になる”時間をつくるためには仕方ないですね。

楽しみながら実践です。

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明日、京都の米国内科学会ACP日本支部へ

2015-05-28 22:30:39 | 米国内科学会ACP Japan Chap
ここ数年、米国内科学会日本支部の年次総会が京都で開催されています。

今年も今週末開催のため、明日から京都です。明日は理事会・委員長会もあり出席します。

今年は、1日目、ランチョンの司会、午後に英語の臨床推論セッション、2日目はACP日本支部の臨床見学のUCLAとの交換プログラムの体験報告セッション、などがあります。

自分もセッションに参加者として臨床研究のセッションに参加予定ですが、事前課題がまだできていません。
明日の新幹線でやります。締め切り過ぎてしまいましたが。

ここのところ、仕事がつぎつぎと飛び込んでくる状況で、てんてこまいです。

学会中、少し気分転換して、心を鎮めて、resetしたいと思います。

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うれしい再会のニュース

2015-05-28 00:16:37 | 医学教育
今度、学生さんのころから存じている方とご卒業後、すでに一般医としてご勤務開始されてから再会できることとなりました。

私自身、医学教育学にとても興味があり、実際に教育を修了した方がどのような医師になっていらっしゃるのか、
とても興味があります。

パーソナルに、個人としての魅力が一番でお会いしていろいろはお話をお伺いしたいです。

学術的にも、キャリア形成の点でアカデミックな意味でもとても楽しみな再会です。

ご縁により実現する再会です。

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診療を変えるNEJM 5月21日号

2015-05-28 00:12:18 | 感染症関連
NEJMで5月21日号の、Abdominal sepsisに対する抗菌薬治療のmulti-center, randomized studyで4日間 vs. 8日間程度の治療期間で死亡率などのアウトカムに差がなかった、と報告されています。

フリーアクセスのインパクトの強いスタディです。読んでみてください。

当科でのジャーナルクラブでも取り上げます。

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沖縄 American style lunch

2015-05-24 16:49:06 | 日記
20年来の古い知り合いの方々と家族ぐるみのおつきあい。

午後、American styleのレストランでランチでした。







すごいvolumeです!久々のステーキ。
私は学生時代からちょっと鉄欠乏ぎみで、ちょうど鉄剤を飲もうかと思っていたところなので、鉄分いっぱい補給日となり、助かりました。要運動!

手作りアイスクリームは絶品でした(上等でした!)。
量が多いので3人でシェア。

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沖縄県立中央病院感染症科の教育回診参加

2015-05-24 10:40:49 | 感染症関連
せっかくの機会ということで、沖縄県立中央病院の親友の計らいで感染症科の教育回診に参加させていただきました。





”感染症診療の老舗”の病院で、非常にオーソドックスなグラム染色に基づいた意思決定の数々を拝見し、とても感銘を受けました。かつ、デジタル時代の恩恵で、多くのグラム染色をiPhoneでシェアできるのはリアルタイムの
情報共有としてありがたいですね。オーソドックスと時代のルーティンがマッチしてなかなか楽しいものでした。

うれしかったのは、母校岡山大学の後輩にあたる先生(岡山大学での学生セッションにご参加でお顔を覚えていました!)、琉球大学の学生セミナー(こちらも自治医大で研修医をされた”教え子”であった方の計らいで昨年実現)でご一緒した先生と再会できたことでした。学生から立派な研修医(もう2年目!)になられて、プレゼンテーションを伺って、とても感慨深く思いました。



"It's a small world!!"ですが、同じ領域に身を置くとどこかでつながりますね。

恒例の記念撮影。一瞬一瞬は二度と戻らない瞬間なので、私は記念撮影をかなり意識して行っています。
自分がどこで何をやったのか、振り返るため(反省も)、大切にするため、です。


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本日無事開催:沖縄米海軍病院 25周年記念同窓会

2015-05-23 22:52:12 | 日記
1年越しの準備を進めて参りましたが、本日、無事に開催終了いたしました。

沖縄米海軍病院の日本人インターンプログラム開設25周年記念同窓会。

午後から、病院ツアー、夕方からレセプション。同窓会メンバーは遠路はるばる本土から沖縄のなつかしの場所へ集結しました。現地の職員の方、program director (assistant program director)、attending physician など集まりました。

水戸からの遠隔準備を現地の方のサポートでなんとか乗り切ることができ、ホッとしております。

すばらしい仲間に恵まれたこと、家族とその瞬間を共有できたこと、とても貴重な瞬間でした。

みんなで今度は30周年に向けて、ぜひ開催しよう!と一致団結しました。

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大切な人を大切にする

2015-05-22 23:08:40 | 日記
人間だれしも、こころのよりどころとなる人がいると思います。まず家族。

私も家族はほんとうに大切に思います。共有する時間をとても貴重に思います。

そして大切な友人たち。

仕事上で知り合っても、プライベートでも仲良くなる方もたくさんいます。それはとてもうれしいことです。

限られた人生を楽しく生きることが一番と思います。このあたりまえがあたりまえとしてできることがとても
ありがたいことと思います。

久しぶりにあった旧友、同窓会などで同じ苦労や価値観を共有できる人たちとの時間は貴重です。

また自分の成長に伴って、おつきあいする人がシフトするのを感じることがあります。新しい出会い、新しいネットワークも積極的につくっています。今まで知らなかった世界、価値観、行動などへつながりますね。。

前と上を向いて常に進もう。

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沖縄米海軍病院 25周年記念同窓会

2015-05-22 22:51:03 | 日記
本日から、沖縄入りして、明日開催の沖縄米海軍病院日本人インターンプログラム25周年記念同窓会の準備しております。

沖縄のバンドのりんけんバンドのレストラン


以前の病院の近くにホテルができました。中を見学に行ってみました。


沖縄は梅雨入りして雨模様ですが、海がきれいです。

この度は代表幹事を努めさせていただいており、現地のインターン担当職員の方などにお力添えをいただいて1年前から準備してきました。ようやく実現する日となっておりますことをとてもうれしく思います。

来日予定のprogram directorの先生が来日が無理になってとても残念ですが、同窓生の多くの方が本土から沖縄に結集してくださいますことにとても心強く感じます。さらにご都合がつかなかった方もご連絡をいただき、皆さんが”キャリアのふるさと”として大切に思っていることが感じられました。

昨年教え子だった方が卒業される式典に参列して感銘を受けました。新病院も拝見しました。明日も今一度、病院ツアー、病院前で記念撮影します。


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音楽を学習・鑑賞しています。

2015-05-22 01:01:31 | 芸術 Art
最近、家族の影響も大きく、「音楽」に非常に興味を持ち始めています。

休日は、コンサートにいろいろ出かけています。

バイオリンは、庄司紗矢香さんのファンです。五嶋みどりさん、五嶋龍さんもほんとうにすばらしくBravo!という感じでした。

ピアノは、ようやく辻伸行さんのコンサートにも行けそうです。

大学生のころは、ブーニンのショパンが大好きでした。おなじみの「英雄ポロネーズ」の独特の弾き方が印象的で好きです。

実家で妹がピアノでベートーベンの「悲愴」を練習したりしていたのを思い出します。
ベートーベンの「熱情」が好きです。

You tubeで演奏家の弾き方などを”予習”してから、当日の本番を見たりもできるので、とても便利な時代になりました。

無事に水戸芸術館の会員になりました。今後、地元水戸を中心に、水戸室内管弦楽団のコンサートなども行きたいです。

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