矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

夏越しの大祓え(おおはらえ)

2015-06-30 20:56:37 | 日記
水無月最後の日でした。

明日から、7月1日。いつも”July 1st"が来ると、なんとなく新しい年がきたような(在米中の新年度)気持ちになります。July 4thの盛大な花火も思い出します。

日本は夏越しの大祓え、


そして、七夕です。7月は好きな月のひとつです。年の半ばで心機一転ですね。


明日からの新しいクールのメンバーを迎えて、気を引き締めて楽しく診療します!


新世界より。。。

2015-06-30 00:09:30 | 芸術 Art
ドボルザークの「新世界より」を初めて全楽章を通して聴きました。

やっぱり、すごくよかったです。好きなレバートリーのスメタナ「モルダウ」も聴けました。

Smooth jazzが大好きなので、これまでオーケストラにはそれほど興味を持っていませんでした。
ここ2年ぐらいで、週末に家族とともに出かけることが増えたため、とても興味を持って聴いています。
200年以上、人類が受け継いできた音楽に心酔しています。

学生時代から医師となって。。再会

2015-06-29 23:53:02 | 医学教育
週末はいろいろなイベントが盛りだくさんで、ひとつひとつを十分に消化しきれなかった感じもします。

よくばって予定をいれなければ実現できない感じでしたので、盛りだくさんになりました。

そのなかでも、”奇跡の再会”あり、医学部の最終学年から初期研修医の研修段階のときどきで再会して交流していた研修医の方あり、感激もひとしおでした。

新たな出会いもあり、若手の方との時間はとても新鮮で、自分の成長の糧となっていることに疑いの余地がありません。

感染症科 第1クール終了

2015-06-29 23:50:34 | 感染症関連
早いもので、感染症科をローテーションするレジデントの方の交代の時期になりました。

当院の今季は、感染症科のとても興味を持ったレジデントの方2名ローテーションしてくださいました。
先週金曜日で終了した方、明日で終了の方がいます。

感染症科”さむらい” 4名 plus 紅一点(私)で記念写真。

今日は、出前お寿司で打ち上げしました。

おつかれさまでした〜。

極上ワインとお食事会

2015-06-25 21:55:41 | お料理、食事
水戸のグルメは最高で、和気あいあいと楽しいお食事会をしました。

ワインのセレクションも最高で、おいしいイタリアン。仲間も最高で、話題も尽きないほぼ盛り上がりました。

また今度ぜひ、、、と思います。

水戸の奥深さを改めて感じます。

アカデミックに楽しく、グルメに心酔し、自然と歴史に触れて、時が流れるのが速いです。

Active learning 始動(看護学生教育)

2015-06-25 21:49:18 | 医学教育
本日は、初めて看護学生の教育セッションを担当させていただきました。

以前、感染管理看護師のコースを担当しておりましたが、ベテランかつモーティベーションが極めて高いグループであるため、非常にやりやすくこちらもその波を受けて好調に話すことができたことを思い出します。

本日は、”内容てんこ盛り”を避けて、ポイントをかなりシンプルに絞り、スライドはミニマム、大半をディスカッションとinteractive の全体セッションにしてみました。

幸い、寝ている学生さんはひとりもいらっしゃらず、皆さん真剣にこちらを見てくださっていました。
Eye contactも常にどなたかとできるくらい”熱い視線”を感じる心地よい空間でした。

90分のセッションはあっという間で、休憩もいらないほどいい感じで進みました。

最後にセッション後のアンケートをしましたが、すこぶる好評だったようでホッとしました。
”新しいスタイル”で新鮮、ほかの人と話せてよかった、というコメントがあり、とても心強く感じました。

明日と月曜日の2コマ、さらに別の学年のグループに2コマあります。

楽しみです!


教育セッションのデザイン、実践、評価・リサーチ、このサイクルをずっとやっていきたいです。
本業のMaastrichtのプロジェクト、恋しいです。なかなか時間がとれず再開できてないです。


また聴きたいVocalist

2015-06-21 10:39:23 | 芸術 Art
高音でハスキーな、まさに ”しびれる”声 という表現が一番の徳永英明さん。

Vocalistシリーズが大好きで、オランダのCampus3週間コースのとき、時差ボケで日本語が恋しくなるといつも聞いていました。

そんな思い入れのあるVocalistですが、Vocalist 6が出ました。

徳永英明さんのステージはとても素敵で、”気持ち”でなく、生物学的に(実際に)20代のころ群青色の沖縄の太平洋を見ながら聞いていたメロディーや高校時代のヒット曲も多いので、”安心して聞いていられる曲”(家族談)なんですね。

大ヒットしているvocalistのひみつなんでしょうね。結構、同年代のファンが多い感じ。
もっと若い人も多い感じです。

オリジナル曲も声量が素晴らしく、トークもおもしろく、成熟した感じでよかったなあ。。

デジタルで、洗練された照明、スタイリッシュなステージと衣装。

"Cool !"(カッコイイ!)って感じの照明とスタイルです。

これに”しびれる”声なので、ファンはとりこになりますね。

私もタニタです!

2015-06-21 10:32:52 | ヘルス 健康管理
健康管理が問われる年代になっていますが、気分は「いつでも20代」な私です。

しかし、Agingには勝てないところも多く、先々週は当番を境に睡眠リズムが狂い過労?のためか体調不良になりました。先週はリカバリー調子で、なんとか後半を迎えることができました。

TVで見たタニタの活動メーターを購入して、”活動を見える化”する決意。まず1つを私が購入し、よかったら、
家族にも購入。iPhoneにデータを飛ばしてデジタル管理できるのもやる気出ますね。

行ってみたいレストランやお店、食べてみたいお食事もいっぱいあり、興味あるものを少なく食べるトレーニングですかね。分量をhalf portion半分でオーダーしたい(もともと巨大ポーションの米国みたいに)ですね。。

103歳になってわかったこと 篠田桃紅著

2015-06-16 20:24:38 | 著書紹介
芸術にとても興味あっていろいろな会に参加しています。

水戸は芸術館もあり、本当におもしろいです。レストランも風流な場所が多く行くのが追いつかない!ほど。

ちょっとまえにデパートでニューヨークを中心に活動している画家の方の展覧会に行って、small talkしたのですが、今回も墨絵の芸術家の方を初めて知ることができました。

TVにも出ていらして、すごいなあと思いながら見ていました。

「103歳になってわかったこと」篠田桃紅著。

さっそく買って読み始めましたが、サクサクしていてとてもリズムがよい感じ。

カッコよい生き方で、見習いたいと思います。

こだらわない、足るを知る、感謝。

ここのところ、あまりのタイトなスケジュールで体調不良となり、昨日、本日と早々に帰宅して体力回復に努めています。

レクチャ、講演ファイル、paperのreviewerの仕事、自分のプロジェクトなど次から次へとこなすタスクがあり、隙間時間を最大限利用して、こなしています。結構、苦戦しています。

夕食後のリラックスできる時間に、読書などでinputしつつ、アイデアを蓄えています。
だれもやっていないこと、だれもreplaceできないことを大切にしています。

日頃の感染対策をしっかりと: MERS、エボラ出血熱、デング熱などへも対策となる

2015-06-15 10:38:16 | 感染症関連
韓国の感染対策の初動の悪さが報道されていますが、感染対策は、本質をしっかりと見極めた迅速な意思決定が必要です。

日頃の感染対策の浸透具合も重要です。

アウトブレイクは、前ふれなく起こります。

世界のどの医療現場でも"Human nature"(人間は面倒なことは避けるのが好きです)として、手指の消毒、手洗いがなかなか浸透していません。
ぜひ、この機会に手指の消毒を習慣化しましょう!

救急部などで、適応がある場合には、手袋やマスクをしっかりと着用し、廃棄もしっかりと行う習慣を身に着ける機会です。

意識して、マスク着用、手袋着用の適応を考える習慣も必要です。

なんとなく着用して、「あごマスク」「ひじマスク」になって、自分自身が感染拡大の媒体にならないように、ご注意いただければ幸いです。


先手で、後手にならないように、MERSも日本への上陸ありきでの現実的な対応が必要です。

晴天の日本肝胆膵学会 講演終了

2015-06-13 21:55:19 | 感染症関連
昨日は、過労にてダウンしてしまいました。

本日は、なんとか学会講演終了してほっとしました。

体調が本調子でないためほかの予定をキャンセルして
昔の友人たちとの食事終了後、帰宅。なんとか過ごせてよかったです。

晴天のお台場で学会でした。海はいいですね。




学会のあり方が問われていますが、ほかの領域の国際合同研究などを拝見し、感染症領域も同様の臨床研究を開始すべき時期に来ていると腹で感じました。

いろいろな見聞はとても重要と思います。

グローバル化する感染症に備える

2015-06-10 23:19:54 | 感染症関連
今年も昨年度に続き、グローバル化した感染症の対策が必須の状況が続きます。

韓国のMERSも人数が増えています。

国外曝露のデング熱発症例の報道もありました。

リスク評価とリスクマネージメントのマインドセットと実質的な対応が望まれます。

厚労省の対応もタイムリーですし、情報もホームページに日本語で整っています。
この10年で日本の感染症対策が進化し続けていることを実感します。

仲間が増え、エキスパティーズ(専門性)を有する医療者が活躍していると感じます。

プロフェッショナリズムに基づいて、しっかり仕事します!

ここのところ、感染症モード5割、看護教育のセッションデザインをしつつ医学教育モード5割ぐらいです。
看護教育で、医学史にも触れたいと思って、google imageをサーチしていると本当に興味深いです。

サーベイランスの概念を伝えるのに、John Snow, Typhoid Maryの絵をサーチしていましたが、自分のほうが夢中になって当時の絵に見入ってしまいました。

サーベイランスについては、デング熱、Ebola, MERSのリアルタイム ongoingな事例をつかって実体験できるセッションにしようかと。

いかにコンテンツの暗記を脱却してもらい、”コンテキストの中で役立つ知識”として伝えるかを考えています。

楽しめるものであるともっといいので。