矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

福井県の感染症倶楽部のご紹介です。

2009-07-27 18:02:34 | Weblog
下記、主催の永田先生に許可をいただき、ご紹介させていただきたいと思います。


(永田先生より)
現在、福井県にて6月より開催中の感染症勉強会セミナーのご案内をさせて頂きます。
第4期感染症倶楽部 主催・世話人・指導医の永田です。

症例勉強会に参加したいけど、勉強が不十分で躊躇されている方、どのように勉強したらよいか悩んでいる方、下記に「感染症予備校」のような勉強会の案内をさせて頂きますので、ご興味のある感染症初心者の方、ぜひ、ご連絡ください。

「第4期感染症倶楽部」 (現在、参加登録者数80名)
福井県商工会議所 2階会議室AB 19時~21時
06月 第1回:「感染症入門編」
07月 第2回:「カルバペネム系抗菌薬という名の武器の使い方」
08月 第3回:「ペニシリン系抗菌薬という名の武器の使い方」
09月 第4回:「セフェム系抗菌薬という名の武器の使い方」
10月 第5回:「キノロン系抗菌薬という名の武器の使い方」
11月 第6回:「マクロライド系・リンコマイシン系抗菌剤という武器の使い方」
12月 第7回:「抗MRSA薬という名の武器の使い方」
01月 第8回:「血液培養2セット!?」
02月 第9回:「間違えだらけの風邪の治し方~やぶ医者の処方箋~」
などなど

これを踏み台にして、全国でされているケースディスカッションに参加してもらえると
非常によいかと思います。私の目指すところは、誰でもわかる感染症予備校です。

参加登録メールは下記までご連絡ください
fever.workupあっとまーくgmail.com

部分的に参加などでも結構ですのでお気軽にどうぞ。
感染症の勉強の足がかりになればと、始めたのがきっかけの勉強会です。

8月は26日開催、9月は30日開催となり、そのあとは第2水曜日が定期開催になる予定です。

また、この活動の共感して頂き、協力して頂ける医師・看護師・薬剤師・検査技師・細菌検査技師・MRの方々の募集もさせて頂きます。
一度、ご連絡願います。


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永田 理希 (RIKI NAGATA)
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ながたクリニック 院長
福井県済生会病院 耳鼻咽喉科・頸部外科 非常勤医
             頭頸部感染症コサルタント
感染症倶楽部:第1~4期 主催・世話人・指導医
感染制御専門医・抗菌化学療法認定医・耳鼻咽喉科専門医
BLS/ACLS プロバイダー(米国心臓協会認定)
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たましいをこめた仕事

2009-07-25 10:07:44 | Weblog
これまで4年間、めまぐるしいスケジュールの中で過ごし、いつしか自分を見失って来ている感じがしていました。まるで、「洗濯機」の中に入っているような感じです。”降ってくる仕事”にいやおうなく対応し、満足のいく自分らしい仕事ができないことが多くなってきていました。同じことの繰り返し。

自分の成長を考えた場合、自分が全力を出し切って、十分納得がいき、満足できる仕事がしたい、と思っていました。忙しさ、時間のなさを口実に、ある意味”適当”なところで済ませてしまうことが増えていました。”適当”でもある程度の内容の仕事はできてはいましたが、自分にはうそはつけないので、どうも中途半端な気持ちになっていました。

いま4年間をまとめる仕事をはじめました。

これらの仕事に、以前のように、たましいをこめ、また、自分の限界を突破する挑戦をしてみたいと思います。そもそも、「限界」を決めているのは自分以外のなにものでもない、というのが真実だそうです。

この先は、数年前のように、自分が、自分の持てる力を十二分使い、完成度の高い仕事をしていきたいです。

”Excellence" とでも表現できるでしょうか、自分が納得するレベルをクリアしたいです。

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皆既日食でしたね。

2009-07-22 21:24:32 | Weblog
今日は、日本中が皆既日食に沸きましたね。

帰宅後、テレビをつけると皆既日食の番組が放送されていました。

NHKの番組で聞いたのですが、地球から見て、太陽と月がちょうどぴったり重なるのは奇跡のひとつだそうです。太陽と月と地球が一直線上に並ぶのは起こりえますが、地球から見て、太陽と月が、ぴったりの大きさに重なり、太陽が消えて見えるのが、奇跡なのだそうです。

太陽と月の大きさ、地球と太陽の距離などの偶然のバランスで、それが実現しているそうです。

本当に自然、宇宙の神秘ですね。

小笠原諸島では、天候もよく、美しい皆既日食が見れたそうです。
先週、小笠原諸島の離島で働く、帰国後はじめての”教え子”だった方に再会しました。

彼は、学生時代にもとても優秀でしたが、卒業してからも勢力的に勉強している様子が手に取るようにわかりました。臨床医としての実力を着々と身につけ、目の前にいる患者さんのために精一杯勉強しているそうです。

臨床医学の巨人ともいえる、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のローレンス・ティアニー先生が、

"Every patient is your best teacher."

といわれているのを拝見し、本当にこころから共感しました。

私は現在、臨床現場から離れていますが、自分が患者だったときのことを思い出し、今度診察する機会があれば、患者さんの心に寄り添う診療をしたいと思います。また、ひとりひとりの患者さんを大切にし、できる限りのことを学ばせていただきたいと思っています。

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伊藤忠商事(株)の 弁護士の茅野みつるさん にお会いできました。

2009-07-20 11:09:52 | Weblog
ご存知の方も多いかもしれませんが、カリフォルニア州の弁護士から転身され、現在、伊藤忠商事(株)で、ご勤務されている茅野みつるさんと、お会いする機会がありました。

朝日新聞に掲載されていた記事を読み、日系企業の社内改革、女性の登用などいろいろな貢献をされており、それが高く評価されている方で、一度、お目にかかりたいと思っていました。

茅野さんは、世界経済フォーラム(Davos 会議)で、2005年若きグローバルリーダー、2006年「アジア21」、Newsweek [世界が認めた日本人女性100人」、2007年 Yale World Fellowに選ばれるなど、その功績が世界的に認められた方です。

彼女のほかに女性3名の方とのパネルディスカッションを聞きました。

茅野さんのキャリア感、日系企業内での立ち居振る舞いなどは、とても参考になりました。

茅野さんから教えていただいたことは、

一度、キャリアグラフ、というものを作ってみること
(そのときどきのキャリアとハッピー度を、グラフ化し、自分の位置を確認する作業)

また、上司、同僚、部下のどの方に対しても、同じ話し方をする、という習慣にしている、とのこと。これは、対等の関係を維持するためだそうです。

名刺交換させていただいたときにも、とても丁寧な言葉遣いに感銘を受けました。

言葉では表現しにくいのですが、彼女のとても明晰な発言は、とても信頼性が高く、魅力的でした。

自分の世界とは違う領域で活躍する魅力的な人たちと常に触れていることが、自分の人間性を高めるのに一番よいことかな、と実感した日でした。





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山本寛斎さんからのメッセージ

2009-07-20 11:01:24 | Weblog
デザイナー・プロデューサーの山本寛斎さんのお話を聞く機会がありました。

世界的な活躍をされる方のお話は、やはり、すごい説得力とパワーがありました。
40分程度の講演の中で、私の心に残ったメッセージをご紹介します。

それは、

未来に前例はない


ということでした。

ファッションの歴史は、「過去の規則を破る歴史だった」と振り返っていらっしゃいました。

著書「熱き心」寛斎の熱血語10か条 PHP新書

もご参考にしてください。

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著書 アジアの医療保障制度

2009-07-14 16:57:18 | Weblog
友人で、現在、一橋大学大学院教授の井伊雅子さん編集の著書をご紹介です。

「アジアの医療保障制度」東京大学出版会 5250円

太平洋圏内といったほうがよいですが、8カ国、

オーストラリア、シンガポール、香港、中国、インド、韓国、台湾、日本

の医療保障制度の紹介と、


日本の医療政策への提言

がされています。

井伊雅子さんが日本の部分を執筆されていますが、以前から、データ集積とデータに基づいた医療政策を提言されていらっしゃいます。


興味深いのでご紹介しました。

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感染症診療の良書のご紹介

2009-07-14 10:32:44 | Weblog
最近、見つけた感染症診療の良書をご紹介いたします。

2008年に出版されたあたらしい本です。
たったいま、オフィスに届いたので、中身を見ていますが、とてもよいので、
ご紹介したくなりました。

1つ目:Clinical Infectious Diseses US $76 David Schlossberg編 
Cambridge (出版) 

Amazon.comのreviewをみると、米国感染症専門医試験のときに通読できる良書と
書かれていました。バイブルMandellは、長くて読みにくいという方にはお勧めです。

少ないページで、かつ、コンパクトにポイントが凝縮されている本です。
非常に実践的な印象を受けます。


感染症診療の全体を見渡し、ポイントを通読できる良書です。
執筆形式が、Harrisonみたいな感じで、最後にsuggested reading がついています。

2つ目:ポケットマニュアルですが、
Mayo Clinic Antimicrobial Therapy
Mayo Clinic Scientific Press  $44ぐらい

こちらも、SanfordのMayo版みたいな感じですが、
字が大きく非常に見やすいです。大きな字で、第一選択薬、代替薬が、明記されている点も便利です。

構成も、頻繁に見る、腎機能による調整が、前のほうにあり、これも便利。
レジデント向けに作成されたことがよくわかりますし、authorも若手と思われるMayoのAssistant Professorの方です。


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Levofloxacin 500 mg が今日から発売だそうです。

2009-07-07 10:01:52 | Weblog
患者さんへの朗報ですが、薬物動態に基づいた抗菌薬投与の実現の第2弾です。

昨年のPiperacillin/tazobactam 4.5 g 6-8時間ごと

につづき、

ようやく世界のスタンダードな投与量である、

Levofloxacin 500mg 1日1回(成人、腎機能正常)が

今日から、発売されます。

適応になる症例を現場で適切に判断し、大切に使用すべき抗菌薬のひとつです。

外来診療などの現場での生涯教育が必要です。


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厚生労働省 医系技官の方の著書ご紹介

2009-07-06 16:28:14 | Weblog
ご存じの方も多いと思いますが、今回の新型インフルエンザ対策で、現役検疫官として対応にあたった木村盛世先生の著書です。


木村盛世著 『厚生労働省崩壊』 講談社

オフィシャルWebsiteもお持ちでした。
http://www.kimuramoriyo.com/

7月号のメディカル朝日でも、「新型インフルエンザ騒動を検証する」との記事を執筆されています。

国会答弁で、成田空港での検疫が「パフォーマンス」であった、とうい発言をした方です。

Master of Public HealthをJohns Hopkins大学で修得されており、私も同窓にあたります。エネルギッシュなご活動に驚きました。

上記の著書は私はまだ読んだことがございませんが、厚生労働省の現場からのご発言として読んでみたいです。


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