矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

私のビジョン 2019

2018-12-29 22:00:12 | 日記
私のビジョン 2019

Less is more.

2019年は、”研ぎ澄ます“こと。Less is more.
 50歳になった2018年、大きくキャリア転換しました。医学教育を本務とした勤務を開始しました。そのおかげで、自分の好きなことがはっきりとわかりました。キャリアでは、本当にグラム染色で見える微生物が恋しく、ワクワクします。臨床の日は、医師としての醍醐味といろんな患者さんとの一期一会が楽しみで、コミュニケーションの楽しさも実感するようになりました。学生さんとの“2週間の感染症ウイーク”が毎日ワクワクして最もハッピーな時間でした。朝起きることが全く苦にならず、時間がタイトでも楽しみの方が多かったのです。そのような経験から、自分が心から好きなことを今まで以上に大切にしつつ、こどもの頃から好きだったことも時間ができるのを待たないですぐにやってみることにしました。
 尊敬する三浦雄一郎さんの86歳の南米最高峰への挑戦、90歳でのエベレスト登頂目標などを伺い、挑戦し続けたいと思います。人との比較でなく、自分に集中し、自分のユニークさを研ぎ澄まします。2019年はオファーに驚いた、国際学会でのPlenary speakerとして幕開けします。
 人に喜んでいただけることをどんどんしていきたい。大好きな感染症領域で、母国を少しでもよくしたいので、特にグローバル化、外国人との共存、東京オリンピックなどで感染対策などをしっかり医療従事者と共有し、国の制度を整備していきたいと考えております。
 心をクリアーにするため、龍安寺の石庭のように”Less is more.”に心に留めて2019年を過ごします。

プロフェッショナル
1. Maastricht 大学のPh.D.リサーチを開始
2. 総合内科のMOC (生涯教育)勉強スケジュールをつくり教材(MKSAP)を解く
3. スライドつくりやInterpersonal skills (コミュニケーション力)のトレーニング
4. 学術論文の完遂

パーソナル
1. 減量・健康維持
2. 歴史の勉強(特に世界史)や旅行
3. 焼き物
4. マラソン
5. ワイン・コーヒー・お茶
6. 芸術鑑賞(絵、バレエ、オーケストラ、Smooth Jazzなど)

おまけでは、お庭にチューリップと家庭菜園です!

ご近所探訪

2018-12-27 22:06:09 | 日記
新居に引っ越して数日が経ちました。

朝 起きてからの動線が少しずつ決まって 慣れてきております。
初の夕食もお料理してみました。

ランチにご近所のイタリアンのお店に行ってみました。
イタリア🇮🇹の地図も飾ってあり、シェフの心意気が伝わってきました。
パスタのランチはおいしかったです。

成田には、お気に入りの匠職人のフレンチもあります。
ちょうどノエルのディナーをいただきました。絶品でした。

親しい友人 若手の方々を 我が家にお招きして バーベキュー やワインパーティー🍷などをしてみたいです。
お気に入りフレンチにもお連れして。。。。


クリスマス🎄🎅🤶マイホームへ引っ越し

2018-12-27 01:55:54 | 日記
今年度は4月から 職務内容が大きく変わり 激変の1年です。

場所が変わり
職場の仲間が変わり
時間配分が変わり
学生さんも変わり 1-2年生が主体となり
国際色 豊かなバイリンガルの環境に変わり

今年は3月末に引っ越し 翌日から出勤

さらに年末のクリスマス
夏ごろから 家族の提案で
自称 カタツムリ🐌 ヤドカリを卒業しました!

大学卒業後 独り身で研修医で修行中はまさに カタツムリ🐌で
2-3年おきに
カタツムリ 住まい かついで 引っ越しか (小学生時 矢野晴美 俳句)

憧れの向井千秋さんのご主人の著書から覚えている範囲で引用しますと
“一匹オオカミ ひとり旅 みなしごハッチ ロビンソン クルーソー人生”を10年前に卒業

家族と二人三脚で ステージの異なる人生を お互いがお互いの伴奏 &伴走

さらに 今年は マイホーム🏠を購入して 2回目の引っ越し
クリスマス🎄に引っ越しとなり、ようやく キッチン リビングが 暮らせる感じに整って来ました。

想像していなかったレベルの安らぎを感じます。

お庭に チューリップ🌷

家庭菜園の野菜🥦🥬を植えたいです。

お掃除をプロフェッショナルな方に お願い🥺して きれいに保ちたいものです。




家族とクリスマス🎅🎄 ディナー

2018-12-22 16:38:08 | お料理、食事
週末は 一年の記念に クリスマスディナー🎄へ。

迷った末に やはり フレンチ。

シャンパーニュ
アルザス
ブルゴーニュ

で フレンチに染まりました。

メトロポリタンのレストランで チャイニーズ 英語 フレンチが飛びかっていました。


フランス人のサービスの方に

セボン とおいしいですね と言いましたら
どこで学びましたか?と。

言葉の魔術ですね。
マダム ムッシュ ボンソワ メルシーボク ぐらいですが とっても喜んで頂けます!


2019年2月4-9日 (月から土)水戸熱病塾2019 冬の陣 恒例のDavid Schlossberg先生教育回診

2018-12-16 22:46:22 | 感染症関連
2019年2月4-9日(月から土曜日)に恒例の
David Schlossberg先生の教育回診が開催されます。

水戸協同病院の見学者サイトからお申し込みください。

https://www.mitokyodo-hp.jp/iryoukankei/rinsyoukensyuu/kensyuu_form_doui

予定
2019年2月4日月曜日から金曜日まで、
午後教育回診
およびレクチャ(英語)
レクチャは、初期研修医むけの内容ですが奥が深いです。

トピックス
肺炎、皮膚軟部組織感染、尿路感染、
結核・非結核性抗酸菌感染、梅毒などを予定。

2月5日火曜日は午前中9:00-11:00ごろまで
院内症例のグランドカンファレンス(英語)

2月9日土曜日は13:00-17:00(英語)

感染症科専門医むけ
症例検討 2-3例
David Schlossberg先生のレクチャ
Schlossberg先生の「臨床感染症学」(日本語版)をお持ちなら
サインもしていただけると思います!

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E5%AD%A6-David-Schlossberg/dp/4815701318

祝! うれしい共著 Clinical Infectious Diseases にpublishされました!

2018-12-16 22:07:59 | 感染症関連
水戸協同病院でご一緒している後期研修医の先生が、快挙を遂げました!

一緒に診察させていただいた患者様の症例をClinical Infectious Diseasesのquizに投稿しました。

今年度の初めにacceptされておりましたが、この度、クリスマスプレゼントのようにpublishされました!

大変頼もしい若手の先生です。素晴らしい!

サイト

My weekend homework: Watching Nobel Lecture by Dr. Tasuku Honjo

2018-12-16 22:01:15 | 医学教育
日本から、ノーベル賞を授賞された京都大学の本庶佑先生の授賞講演と授賞スピーチを見ました!

素晴らしいロジカルかつ、明快なプレゼンテーションで、リサーチの専門家でなくても、医療関係者ならある程度理解できる構成でした。

とてもうれしく思いました。

疑問を大切にし、真摯にに疑問を解明していく過程がとても印象的でした。

みんなに見ていただきたいです!

レクチャーサイト (You tube)

スピーチサイト

週末 水戸外来、ACP日本支部理事会、懇親会x 2

2018-12-15 00:03:44 | 医学教育
週末は、水戸の外来、ACP日本支部理事会、懇親会 x 2!

Intensiveな9日間が終了し、週末は少し羽を伸ばして、懇親会 x 2!

今日の夕方、学会のPlenaryセッションのプレゼンテーションのドラフトも完了したので、かなりホットしています!

懇親会の一つは、フレンチ。ワインのお店だそうで、とても楽しみにしております!

古巣の自治医科大学の卒業生の皆様ともお会いできる機会をいただき、年末にふさわしい"Christmas gathering"です。

My 感染症ウイーク 終了!

2018-12-14 23:37:53 | 感染症関連
大好きな感染症領域で、授業が9日間ありましたが、本日、無事に終了しました。

多くのすばらしい教員の先生方とチームで、授業をさせていただき、非常に勉強になりました。


大学着任後、もっとも楽しくワクワクする時間を過ごすことができました。

好きなことは苦にならないことを実感しました。

感染症領域のような、自分が心底好きな分野を見つけることができて、とても幸せに思います。

一旦、区切りがつきましたので、ホットしております。

夕方から、1月の国際学会APMECのスライドをつくり始めました。

ほぼドラフトが完成して、司会の先生、もう一人の演者の先生に、ドラフトを送りました。

クリスマスのシーズンのため、なるべく早くご関係者とディスカッションできたら、と思っております。

週末はヨガが楽しみです!

感染症仲間の先生と感激の再会!

2018-12-14 00:32:40 | 感染症関連
うれしい再会がありました。

以前、立ち上げていた英語による臨床推論のセミナー TEME Teaching and Learning Medicine in English seminar ("Team"と発音)にお越しいただいていた先生と再会できました。

小児科の感染症科フェローをされています。古巣のテキサス州ヒューストン、Texas Children's Hospital.

場所も同じで、何かご縁があります。

Before, Afterですね!と数年前の感動の記念写真をいただきました。

最新の記念写真と。。


Long time ago!



MUSCAT メンターミーティングと大学院講義 

2018-12-11 19:25:13 | 感染症関連
j本日、無事にMUSCAT(岡山大学地域医療人材育成講座)と大学院講義が開催されました。

ランチタイムのround tableでは、3年生、4年生、5年生の学生さんたちと、キャリアについて、ご質問をいただき、お話しさせていただきました。

どのように勉強した方がよいのか?などについて、


医学部4,5, 6年生、初期研修1年目、2年目の学修目標は共通していること

つまり、
医療面接、身体診察、臨床推論、カルテ記載、口頭での症例提示、これらが「根幹」であることをお話致しました。

高度な先進的な治療技術(例、内視鏡やInterventional raiologyなど)の手技は、臨床推論などの基本を学んでからの段階であることなどをお話ししました。

まず、掛け算の九九をしっかりやって、その後、方程式、因数分解、微分積分などのステップを踏んでいただくことが必要であることなどを強調致しました。

疾患頻度を体感できる病院、つまり市中病院などでしっかりとコモンな疾患の臨床症状などを学び、可能な限り、ハリソン内科学のような世界中の医療者が
使っている標準的な情報源を使うこと、などもお話し致しました。

ちょうど、5年生の学生さんが、「めまい」を主訴に来院された患者さんを医療面接されたとのことで、「めまい」の鑑別診断について、ディスカッションしました。病歴をまとめて、私に送っていただくようにお願い致しました。

一期一会、臨床推論の重要性を多くの学生さんにお伝えできれば、と願っております。

大学院講義は、「カルバペネム系薬」をいかに温存するか、について、ケーススタディをさせていただきました。

研修医の時にお世話になった先生もかけつけてくださり、なつかしく、ありがたい母校訪問となりました。
ご関係者の皆様には深く感謝しております。

記念撮影。





岡山大学大学院講義 16:30と MUSCAT メンターミーティング 12:00 noon

2018-12-11 07:57:14 | 感染症関連
毎年、衛生学教室の恩師の先生方、後輩にあたる地域医療人材育成講座の片岡仁美先生の御高配にて、セッションを担当させていただいております。

女性医師のキャリア展開などについて、

12:10-13:30
岡山大学鹿田キャンパス ONSAYA Coffee

ラウンドテーブルです。

16:30-17:30
岡山大学大学院講義
(お問い合わせ 岡山大学医学部 衛生学教室)

抗菌薬はじめの一歩 2018 です。

”カルバペネム系薬とCRPにとらわれない標準的な感染症診療を学ぼう!


さすが!手洗い徹底の聖路加国際病院の感染対策!

2018-12-09 00:55:51 | 感染症関連
聖路加国際病院のカンファレンスの合間に、お手洗いに行きましたが、

バリアフリー、

感染対策の一般市民向けのポスターが秀逸です!


”手洗い”で院内感染対策をしています、と明記されています。

手洗いの効果について、明確な数値を提供。

下痢症は、約30%減ります。
インフルエンザなど呼吸器感染症は約20%減ります、


とそのインパクト(効果)も書かれています。

さらに、、、、

患者に、「もし、医療従事者が手洗いしていない場合には、ご遠慮なくご指摘ください。」とも書かれています。


徹底した手洗い推進、標準予防策の推進に感銘を受けました。

よいお手本が増えれば、「オセロ」の原理で、黒がシロに置き換わる日(状況が反転する日)が近いと思います!
Critical massが増える、ということです。




聖路加国際病院で感染症セミナーに参加

2018-12-09 00:49:57 | 感染症関連
聖路加国際病院で、感染症科医師が多く参加する感染症セミナーに参加しました。

専門医が多いので、移植感染症や、専門医向けの症例で、非常に勉強になりました。

ふだん、診察する機会が少ない移植感染症は、2018年10月にID Weekに行った時も意識的に移植感染症に関するセッションを受けています。

参加しておりましたら、ニューヨークの臨床留学同窓会の先生とも再会することができました。
宮崎県議会議員をされていた清山先生です。

主催の聖路加国際病院の先生方には、厚く御礼申し上げます。