Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

参列しました

2018年01月11日 22時59分27秒 | Weblog
隣の実家の両親と私の3人でお通夜に出席出来たことは本当に良かった。
 
当初父は、母を連れていくのは無理だから、父と私の2人で出席するぞ、と言っていたのだが、ひとり母を留守番させる方が心配だから、という理由で私が3人で行くことを提案して、結果的に正解だった。
 
喪服のサイズやら何やらの衣装合わせは前日からスッタモンダがありーの、今日は今日で、一体何十度母がわたしに同じ質問をしたことか。「一体だれのお通夜に行くの?どこに行くの?」
 
ご焼香の時間は、普通2人ずつの所、我々は3人でお焼香をした。母は、かろうじて手を合わせるくらいで、ご親族の方々へのお辞儀もままならない。3人でまっすぐ歩いて壇上に向かい、3人でまっすぐ歩いて自分達の席に戻るだけなのに、「あれ?私、これからどっちに向かって歩けばいいの?何をするべきなの?」という戸惑いが見え隠れする。
 
ああ、やはり、母は病気なんだな、と、がっがりする反面、今日のようなことがリハビリになっているに違いない、と、前向きに捉えることにします。
 
ご近所のご夫婦にお車を出して頂き、包み隠さず母の現在の状況についてはお話したところ、ご理解も頂き、本当に感謝感謝です。
 
お坊さんは、家の裏にあるお寺の住職さんと副住職さんでした。私の小中学校時代の同級生(中一の時の親友)のお父様(住職)、と彼女の弟さん(副住職)。そのあたりでも感慨深く、また、やはり思い出すのは、私が練習中、ふと窓の外を見ると、亡くなったご主人が、散歩の犬をわざわざ立ち止まらせて私の音を聞いてくださっているお姿を何度もお見かけしたこと。
 
謹んでご冥福をお祈りするとともに、わたしはこれからもご近所迷惑にならない笛の音を奏でたいと思いました。