One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

これからはメディカルフィットネスの時代かも!?

2021-11-16 13:17:03 | トレーニング

コロナ下の外出制限で多くの高齢者が家で転倒され、足腰を痛めると言う事象を良く耳にします。また、フィットネス業界も、このコロナ下の規制で大打撃を受け、帝国データバンクの調査によれば2020年4月〜2021年3月における事業者の倒産・廃業は累計26件にのぼり、過去10年で最多となった。

そうした中で、今注目されているのが「メディカルフィットネス」です。決して新しくないこの概念が注目される背景には、超高齢社会の構造的な課題があり、医療費・介護費の抑制に向けて健康寿命の延伸が叫ばれているが、メディカルフィットネス施設では医学的エビデンスに基づき、生活習慣病の予防・改善に即した効果的な運動指導を行なうことが出来るからです。

医学的エビデンスによる運動指導メディカルフィットネスの概念として、1.アスリート強化・パフォーマンス向上、2.一般の健康維持・増進、3.メタボ予防・ロコモ予防、4.生活病の改善、5.介護ケア・介護予防、6.リハビリと細かく分かれている。(※エビデンスとは、裏付け、科学的根拠、証拠など。)

2012年に創業した山形市のドリームゲートでは、メディカルフィットネス施設の立ち上げ、代表取締役の村上勇氏は大学まで地元の山形で過ごし、卒業後はJT(日本たばこ産業)に入社。かつてJT東京男子バレーボール部で活躍したアスリート出身者でもあり、選手引退後はJT系列会社に出向して、かねてより希望していたフィットネス事業に従事し、事業運営や科学的トレーニングのスキルを習得した後、ドリームゲートへ戻るという経歴の持ち主である。初めてとなるメディカルフィットネス施設「ラ・ヴィータ」を立ち上げ、3000人超の会員数を集めて一躍脚光を浴びた。

(※「運動と医療は表裏一体、メディカルフィットネスは次代の主役となるか?」より引用、2021/10/12)

そこで、障害者スポーツを行うことで、リハビリに繋げる運動指導とリンクさせて、医学的エビデンスも取り入れながら、誰もが気軽に参加し楽しく健康寿命を延ばし、障害を今以上悪くならないように現状維持する方向で取り組むのは如何でしょうか。もうそんなのやってるよ!と思ってる方もおられることでしょう。

従来のようにスポーツと運動や体操を分けるのではなく、人間の脳は意識付けが大切なので、このプレーや動作には、この筋肉や関節を動かす必要があるので、だから、このトレーニングを行います。というふうに根拠を説明するとスムーズに理解しやすいのです。運動と理学的エビデンスは表裏一体のメディカルフィットネスの重要性を感じた次第です。

 

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