ある聴覚障害の方が、昔の健常者の知り合いに「なんで手話を仕事に選んだの?」と尋ねると、その健常者は「ろう者ともっとコミュニケーションをとって、理解しようと頑張れば自分でも分かり合えるかもしれないって思ったから」と答えた。すると聴覚障害の方が矢継ぎ早に「どうだった?」と尋ねた。健常者は「手話はコミュニケーションの手段でしかなかった、言葉の意味を理解することと相手の想いが分かるってことは違った。」そうだね。と聴覚障害の方がつぶやく。
健常者は話しを続けた「聴者に色んな人がいるように、ろう者にだって色んな人がいたし、いろんなろう者と知り合ったけど桃野さんみたいな人は、桃野さんしかいなかった。結局は、伝えたいとか受け取ろうとか、そういう気持ちがあるかどうかなんだと思う。」と話し、お互いの顔を見つめながら、二人は大人になったねと喜び合う。これって人気ドラマ「silent」 の中で、ろう者の桃野さんと手話教室の春尾先生との会話のやり取りですが、脚本家の生田美久さんらしいセリフだった気がする。
♪「Silent」silent snow テーマ曲
♪ Official髭男dism - Subtitle [Official Audio]