私がシッティングバレーボールを始めてから今年で3年目と5カ月となり、2016年の1月7日が私とシッティングバレーボールとの初めての出会いだったのです。
きょうは、今までのシッティングバレーボールへの取り組みを再度振り返ってみることにしました。
はじめてシッティングバレーボールに参加させて貰ったときは、楽しく皆さんとバレーボールを体験し、基本中の動作のボールコントロールに時間がかかりそうで、何しろ腕に力が入り過ぎ、プレーに安定性が無いので、ボールがとんでもない方向へ飛んで行ってしまったのです。
肩の力を抜いてボールを優しく打ちやすい・受けやすい所へ繋ぐことを心掛けないとパワーじゃないってことをしみじみと思い知らされました。
それと一つ一つのプレーの感覚が分かりかけた時に次のプレーへ行かなければならないため、限られた時間の中で仕方がない事なのですが、やはり、基本のプレーは覚えるまで、次のステップには行かない方が良いみたいです。
パスの練習には、私の場合は、上体がふら付くので寝っ転がって真上にボールを上げる練習のアドバイスは大変勉強になり、それと一度ボールをキャッチして相手に返すのも、とても理解できた。
ボールの中心の真下を上へあげるイメージが、サッカーで言うとボールリフティングを思い出します。それと左右の腕のバランスが重要なことも分かり、ただただ体で覚え込むまでは徹底的に基本練習するしかないようです。
ちょっと、きつかったのが、サーブやレシーブ、アタックも練習せず、いきなりゲームは厳しかったけど、久しぶりに熱くなり楽しい時間を過ごすことが出来た。
床に寝たまま、ボールを真上に上げる練習では、右手・左手のバランスに気づき、壁を利用してのパス練習やアンダーハンドで分かったことは、座ったままの姿勢をキープする際に必要な腹筋・背筋・体幹が重要なことも理解できた。
上記の前半で述べた、右手と左手でドリブルを同じように突く練習と片手によるボール突きを10回以上を目標に暇があれば練習していて、簡単そうに見えて10本の指でバランス良くパスするのは、どうしても利き腕の方が強く出ちゃうので左右のバランスを意識して練習に励んでいます。
シッティングバレーボールの反省点として、前後左右のフットワークを入れたアンダーハンドパスやオーバーハンドパスなど実践に即した練習が取り入れられ、床に付けた手とお尻をいかに移動させるかのフットワークのプログラムで、手の使い方にも色々とあって両手で一歩大きく下がって、後は片手づつ左右に細かく動かして下がる方法や前へ進む際は両足を広げるのではなく、片足を折り曲げた方がスムーズに行けることを知ったし、サーブを行うグループとそれをレシーブするグループに別れて、相手のサーブをレシーブし味方に繋ぎ相手コートに決める、これも実践形式でとても楽しく練習できた。
最後はサーブ練習で、やはりこの体験会に参加されている方の中にもアンダーサーブは得意でもフローターサーブが苦手な人(私も入れて)も居て、ボールの中心よりやや下を叩き腕を振り切るのが難しかった。
反省点は、ボールばかりを注視して体を動かそうとしない為、どうしてもボールの落下地点への移動が遅くなることや、フローターサーブのボールを叩くのではなく、ボールを弾き押し出す感覚をイメージし、最初は握りこぶしでプッシュする方がボールに力が伝わりやすい感じがした。
基本(オーバーハンド・アンダーハンド・フットワーク・サーブ・アタック)の反復練習の初めは、10回出来るまでは次のステップには進めないようにして、必ず出来るまでペアが面倒を見るようにする。そして、一番大切なのがボールを投げて上げる方がとても重要です。近くから正確に投げて上げることと、徐々にフォームが固まって来て自信が出来たら前後左右に投げて動いて返したり、キャッチする方向で練習し、投げるスピードも徐々に上げます。
一つ一つのプレーをいい加減すると、なかなか上達せず同じことの繰り返しなり、シッティングの興味が徐々に薄れて来るからです。
理屈抜きで、どんなスポーツでも基本プレーが身に付くまでは反復練習しかないようです。
それとケガをしないための準備(入念な肩慣らしやストレッチ)や小道具(突き指防止のテープやグローブ・アームサポーター・肘あて・膝あてetc)が必要なことも分かりました。