子育てと仕事の両立は、やはり大変だよね。と思いながら、朝早くTVを付けるとNHKで偶然、民放各局の女性アナウンサーが集まり、働き方や生き方について自分の体験を交えて語り合う座談会「自分らしく生きるためのヒントとは?」を放送していたのです。
家庭と仕事との両立の秘訣とは?の中で、一人のアナウンサーが現在、妊娠7ヶ月で早く現場に復帰したいけれど仕事と子育ての両立できるかが不安だと言う。そこでベテランのアナウンサーさんが、何とかなるから心配しないで、一人で頑張り過ぎないようにとアドバイスを送り、ここまでの道が笑顔ばかりだったかと言うと、相当歯を食いしばった思いもある。
仕事場でも子供に対しても何と闘っていたかって言うと罪悪感で、子供の行事に行っても途中で「ごめんね」と抜けてくる、職場に行くと取材していても保育園のお迎えの時間と思うと「早く終わらないかな」となっちゃって、そんな気持ちで現場にいることに「ごめんなさい」という私の中での思い込みを捨てないと、出来ないじゃなくて”どうやったらできるか”を考えようと思ったそうです。
そして、その罪悪感を手放すには、素直に人に頼ろうと思ったそうです。両親や夫にも頼み倒したし、保育園でも助けられ、仕事場でもたくさんの人に支えられた。しかし、「頼っていい」と思うまでに時間がかかった感じですと応えられていた。この罪悪感は、誰にでもあり「女性がすべき」・「母親がすべき」知らない間にスリ込めれていることが、少なからずあると言う。例えば私が出張して、外に出て仕事をしていると「小さいお子さんが居るのに大丈夫?」周りが心配してくれるのに、この掛け声を夫はかけられているのかなぁと、この違いって何だろうと思うんですよ。
皆なの中で、あたり前の疑問を何で私だけっと思っちゃうんだろうと、声に出して悩みを共有するだけでも、意識を変える一歩につながり、働きやすく仕事との両立もしやすくなるのではと語っておられた。