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大地の芸術祭とは 06夏休み(8)

2006年08月25日 22時38分02秒 | 越後妻有・大地の芸術祭2006/2024
 そもそも、越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭とは、どんな催しなのでしょうか。

 トリエンナーレですから3年に1回で、今回が3回目です。
 今回は約200点が発表されましたが、前回、前々回の作品のうちそのまま現地にのこっているものがあるので、見ることのできる作品は計329点です。
 それらが、新潟県十日町市(2005年4月に十日町市、川西町、中里村、松代町、松之山町が合併)と津南町760k㎡の地域に、点在しています。
 とても1日ですべてを見ることはできません。
 ほんとのことをいえば、4日くらいは滞在したいところでした。

 筆者が行ったのは今回がはじめてです。
 なので、これまでの様子はよく知らないのですが、ごくおおざっぱにいうと、海外からのアーティストの参加が多く豪華な顔ぶれだったのが第1回、建築畑や大学ゼミの参加が多かったのが第2回、そして、いけばなや陶芸からのエントリが目立つのが今回-という感じのようです。

 現地は、谷あいに棚田(冒頭の写真)が開かれ、集落が点在する「里山」と呼ばれる地域です。
 冬は深い雪に覆われ、過疎化と高齢化が進む地域でもあります。
 東京や横浜のような大都会ではなく、こういう地域が会場になっているというのがミソだと思います。

 その意義については、また後日くわしく書くことにします。 

http://www.echigo-tsumari.jp/


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