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ライジング・サン・ロックフェスティバル 2009 夜のアート(2)

2009年08月19日 23時32分33秒 | Rising Sun Rock Fes他
承前)

 こう言ってしまうと身もふたもないのだけれど、あらゆるアートは明るいところよりも暗い場所のほうが映える。昼間見るよりも、神秘的、幻想的に見えるのだ。
 しかし、Rising Sun Rock Festival は、屋外で夜通しロックを楽しむ催しであるのだから、その条件(じつは、アートにとっては意外と少ない条件)を生かすのも、ひとつのりっぱな作戦だろう。

 前のエントリで紹介した「TAIRA-CREW」の一角はその条件をフルに生かした好企画だったが、それ以外では、おもにRED STAR FIELDとGreen Oasisのあいだに、おもしろい展示物や造形が多かったと思う。
 
          

 背後の緑色の壁は、Green Oasisのステージ壁面である。
 手前はあかりで、やはり昼間よりも断然夜の方がきれいだ。


          
          

 これは夜間限定ではないが、Green Oasisのちかく、GREENTOPEというチルアウトスペースで、昨年につづいてチェーンソーアートをパフォーマンスしていた。
 たぶん、こちらの方だと思う
 丸太を勢いよく加工し、かたちをつくっていくさまはすごい。
 あたりには、フィトンチッドの香りがただよっていた。




 これは、Rising Sun Rock Festival に行った人ならかならず目にしているであろう、ミラーボールのアート。
 SUN STAGEなどのある「SUNSET AREA」と、RED STAR FIELDやBOHEMIAN GARDENのある「SUNRISE AREA」とをむすぶ通路の橋の近くにある。
 なんだか、年々すこしずつ増殖しているような。。。

(なお、この橋の下を流れているのは「樽川」で、石狩市役所とArt Warmのあいだあたりで茨戸川から分流している小さな川)




 これは、HEAVEN’S TENT SITEの中央にことしあたらしく出現したコーナーで、白い旗が何十本もはためいている。
 中央部には鏡をあしらった構築物が立ち、小鳥のかたちにきりぬいたものがいくつもあしらわれている。
 ときおり周辺では、大道芸がおこなわれており、これも初めての趣向。
 HEAVEN’S TENT SITEはとにかく広大なので、うってつけの目印になった。ちょうど、SUN STAGE、EARTH TENT、CRYSTAL PALACEの三つのステージの真ん中あたりにあった。


(昼のアートに続く)


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2 コメント

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しかし今月はもう一発 (わたじゅん)
2009-08-20 16:53:14
8月29日にも、これに行かなければいけないのではないでしょうか。
http://www.magicalcamp.com/2009/index.html

お疲れ様です。ほかにも北海道マラソンや24時間テレビを抱えた新聞社、テレビ局は一体どうやって衆院選と並行してイベントをこなすのだろう。えらいこっちゃ。
返信する
そうなんですよね (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-08-21 00:42:44
どうしたものやら。

仕事じゃないけどさ。

なんか、29日に休むっていうのが、アレだよね。

30日の昼は意外と新聞記者はヒマだからいいけど。

まあ、24時間テレビはどうでもいいです。
きっとテレビの現場も番組つくるところと報道はちがうんだよ。
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