北海道美術ネット別館

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3月23・24日のギャラリーめぐり

2006年03月25日 00時08分06秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 優しい時―中島敏文展2006
 おもに広告業界で35年活躍してきたイラストレーターの個展。現在は札幌市内に「イラストルーム・ナカジマ」を構えているそうです。
 結婚式や愛犬の写真を絵にした肖像画が9点のほか、パステル5点と水彩14点が展示されています。
 さすがプロだけあって、万人に好まれそうな、堅実な画風です。「カフェメニュー」「青空の下で」など、愛くるしい子どもや風景を描いたパステル画は、全体的にハイキー(明度が高い)で、夢とか記憶のような雰囲気をたたえています。
 水彩画は「ライラックの薫り」「晩秋の白樺並木」など、やはり明度が高めで、詩情をたたえています。

3月9日(木)-31日(金)10:00-17:00(日曜祝日休み。最終日-16:00)、
ギャラリー山の手(西区山の手7の6)。


 斉藤邦彦個展

 絵画10点。題にはいずれも「愛」「恋」ということばがついていて、ちょっと昔の歌謡曲を思わせます。
 抽象画が大半ですが、その名もずばり「愛」という作品など2点は、花瓶に盛られた花がモティーフ。
 「愛のボレロ A」「愛のボレロ B」は、暗い地に、刷毛で描いたように白い絵の具がほとばしり散る、情熱的な作品です。
 「愛のノクターン」は、即興的な白い線が躍り、クレーの小品を連想しました。

21-29日(26日休み) 11:00-22:00
coffee&pizza チャオ(北区北24西4 モンレーブビル3階)


 第12回 札幌 国井しゅうめい水彩画教室展

 透明感あふれる画風で知られる函館の水彩画家の国井さんですが、なんと札幌にも49人もの生徒さんがいらっしゃるんですね。アートスペース201の全5室を借り切っての展覧会です。
 国井さん自身は「爽風」という、緑の木陰が涼しげな作品を出品。
 札幌の三明伸さんが「子馬さんごめんね(すゞらん公園)」「あじさいの詩」「緑のオアシス(中島公園)」の3点を賛助出品しています。
 原よし子さん、本多照彦さんも賛助出品ですが、筆者には未知の方です。

23-28日 アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル)


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