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丸瀬布駅→上武利 オホーツク小さな旅(78)

2013年06月20日 21時25分55秒 | つれづれ日録
(承前

 相当な長篇になってきているが、5月29日の遠軽行きの続きである。

 (74)~(76)でかなり歩き回ったのですこし疲れたので、丸瀬布まるせっぷ駅で一休み。
 この建物は図書館(生涯学習館)が併設されているが、靴を脱いであがる形式だったようなので、面倒なので入らなかった。


 この塔が、昇れるのかどうかはわからない。

 あと、駅舎部分にはいすや自動販売機、公衆電話があるだけで、きっぷ売り場や待合室といった、駅らしい設備は見当たらない。はじめから、無人駅であることを想定して建てられたのかもしれない。

 駅前には、遠軽町営バスの停留所がある。 

 遠軽町のサイトによると、公営バスには4路線(社名淵しゃ な ふち線、遠軽丸瀬布線、瀬戸瀬温泉線、丸瀬布上武利かみ む り 線)があり、いずれも1日3往復を運行している。
 ざっくりといえば、朝、昼、夕方に各1往復である。

 丸瀬布駅を発着する2路線のうち、遠軽丸瀬布線が終点の丸瀬布駅に着き、丸瀬布上武利線のバスが始発を出発する前にやってきた場面が、冒頭の画像である。

 筆者が乗った昼のバスは、ほかにだれも客がいなかった。
 整理券などはない。

 ある家の前まで来ると、運転手が速度を落として何か大きな声で尋ねているので、自分に質問しているのかと思ったら、その家で庭仕事をしている女性に乗るかどうかを聞いているのだった。
 運転手いわく、温泉は高齢者が無料になるため、このバスに乗って行く人もけっこういるらしく、その奥さんも常連の由。

 観光地に行くバスだから基本的にだれでも乗れるのだが、やっぱり地元密着なのだなあと思った。





 終点の丸瀬布温泉マウレ山荘まで約20分。
 たしか280円だったと思う。




 やまあいの春は、遅い。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マルキ通り (佐々木榮一)
2013-06-21 11:07:38
四国の高松に住んでおります、佐々木と申します。
偶然、ここに通りかかって、「マルキ通り」という言葉を見つけ、思わず書き込みをしています。
と言いますのも、私の亡くなった母が、水谷政次郎の姪の娘に当たります。
今月末から、4日間の予定で知床のあたりを旅行する予定なのですが、途中「小清水町」を経由するので、
出来れば、マルキゆかりの場所などを、尋ねたいと思っています。なにか、ご存知でしたら教えてください。
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佐々木榮一さん、はじめまして (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2013-06-21 17:54:17
 コメントありがとうございます。
 祖母の叔父が水谷政次郎にあたるのですね。

 丸瀬布から小清水までは113キロほどです。
 小清水から知床までもかなりあるので、旅程には余裕をもってお越しください。

 丸瀬布水谷町は丸瀬布駅のすぐ裏側なので、車だと数分です。
 弘政寺には八十八カ所があるそうです。

http://engaru.jp/koujoho/marutei.pdf
(PDF)

 これ以上詳しいことはこちらでは分かりかねますので、それぞれの観光協会などにお尋ねいただければと思います。
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マルキ通り・水谷町 (佐々木榮一)
2013-06-22 13:06:38
早速のお返事ありがとうございます。
大変参考になります。
出来るだけ余裕を持って、計画してみます。
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