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●A★MUSE★ LAND★2007ビューティフル・ドリーマー(12月13日-1月28日) お知らせ

2006年12月16日 00時06分26秒 | 展覧会等の予告
2006年12月13日(水)-2007年1月28日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D

 教育普及事業には以前から力を入れているキンビの、冬休み恒例の親子向け展覧会「アミューズランド」。
 易しいアプローチはもちろんですが、ふだん道内ではあまり見ることのない現代美術作品に触れられる機会でもあります。
 ことしは、めずらしく常設展示室を会場にひらかれます。

 で、毎年テーマをきめてひらかれているのですが、ことしのテーマというか、狙いを、同館が出しているリーフレット「カンドーレ」から引用してみましょう。

 私がいいたいのは、想像力や希望、幼いころの記憶とか身体的な感覚のような、今の生活のなかでは見過ごされがちだけれど、実はとても大切なんじゃないかなぁと感じるもののこと。視覚的な表現をつうじて、ふだんは見えない大切なメッセージをわたしたちにおくりとどけてくれる美術って、まさに夢と相似した力をになっていると思うんです。
 そのことを、みなさんと同じ時代に、同じ空気を呼吸して生きているアーティストたちの作品によって伝えられたらなぁというのが、今年のアミューズランドのテーマなのです。

 なるほど。
 夢もたいせつですよね。
 「夢は第二の人生である」
とはネルヴァル(フランスの詩人)の有名なことばです。

 出品作家:會田千夏、えぐちりか、大岩オスカール幸男、国松登、小林孝亘、笹口数、塩谷直美、杉浦康益、名和晃平、坂東史樹(五十音順)

 押井守は出品していません。

観覧料:一般600(500)円、高大生400(300)円、小中生200(150)円
*( )内は団体・ファミリー・リピーター料金。
*団体料金は10名以上。
*ファミリー料金は家族が同時に観覧する時に適用されます。
*リピーター料金はパウル・クレー展または本展の観覧半券を提示いただいた時に適用されます。

 なお、関連事業として、3つの鑑賞プログラムが組まれます。

 水曜は、先生のための、ふむふむ美術館=12月13日(水)、20日(水)、27日(水)、1月10日(水)、17日(水)、24日(水)16:00(1時間程度。
 対象/教職員、児童会館・保育所・幼稚園の職員、地域こども会担当者など(事前申し込みが必要)。本展のたのしみ方をこどもの立場で体験していただくほか、美術館利用方法もテーマにするセミナー

 木曜は、おちびちゃんもいっしょに、ファミリー・ツアー=12月14日(木)、21日(木)、28日(木)、1月4日(木)、11日(木)、18日(木)、25日(木)11:00-(30分程度)
 対象/乳幼児とその保護者。小さなお子さま連れのみなさまのために。ベビーカーも大歓迎

 土曜は、はじめてさんの、ゲンダイビジュツアー=12月16日(土)、23日(土)、1月6日(土)、13日(土)、20日(土)、27日(土)10:30-/15:00-(各回1時間程度)



 また、常設展示室2階では「浮世絵にみる『いき』 高橋博信の眼 国貞と英泉」が、特別展示室では「アイヌ文様の美」がひらかれます。まったくおなじ日程です(これは、めずらしい)。

 なお、12月29日-1月3日は年末年始のため、1月9日は祝日開館した月曜の翌日のため、それぞれ休みます。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビューティフル・ドリーマー (エゾ三毛猫)
2006-12-17 09:24:36
それは楽しみだっちゃ。
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よかったです~ (shino)
2006-12-17 22:40:46
今日行ってきました。冬休み前のせいか空いていてゆっくり見れました。
作家ごとに個室をつくってあり、浸って堪能しました。でも最後の部屋では大集合!でハッピー感溢れます。
じっくりと大人向けなおしゃれさもありました。
夢をテーマにしていてすごくいい感じでした。
ちなみに最後の部屋でドリームキャッチャーをつくれます。
近代美術館入って左の部屋で企画展というのはとても新鮮でした。二階の浮世絵コレクション(無料)もボリュームあって、満腹です!
また行きたいです。

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大岩オスカール幸夫 (toledo)
2006-12-18 19:07:54
むかし、ビッグサイトでやっていたNICAFF
とかいうコンテポラリー・ARTの催しで、大岩
さんの作品をみつけて、何年間かおっかけたことが
あります。板橋の工場を改装したギャラリーでみたのが印象的でした。

たしかブラジルかどこかの出身で、東洋的なテイスト
も感じさせる作品です。POPのジャンルに入るのでしょうが、絵画としてもおもしろい感じです。

この人は、コーヒーでしたがきをしますよね。

楽しみだなあ。
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おもしろそう! (Hana)
2006-12-19 21:11:46
見に行くのがとっても楽しみです。

ポスターの絵もすごくステキでまず、この『絵』に惹かれました。身近に飾って置きたくなります。

それと、階段のある会場ということでそれも楽しみです。
あの階段を歩きながら作品を見る感じがなぜか好きなんですよ。最後の方で妙に天井が近く感じるところも!移動しながら見られるからなんでしょうか?なんだか、わくわくします。

行く前から、すでに夢見がちなのがちょっと問題です。

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亀レス失礼 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-12-20 21:32:56
>エゾ三毛猫さま

だからー。
押井守は出品しないし、いつまでたっても展覧会前日なんてこともないんですってば。

>shinoさま

もう入ってきたんですね。
いいなあ。
2階の浮世絵も期待できそうですね。
ところで、ドリームキャッチャーって、なんですか。

>toledoさま

大岩オスカール幸夫は、いま芸術の森美術館でひらかれている「この20年の、20のアート」展にも出品されていますよ。
板橋のギャラリーとは、ずいぶん熱心に追いかけたんですね。

>Hanaさま

ポスターの絵は国松登さんです。
おなじみの「氷人」シリーズとはちがった味があります。
キンビの螺旋階段は小生も好きです。
とくに、上のほうから展示室を眺め渡すのが。
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