
(承前=■寄贈美術資料展)
ほかに誰も来訪者のいない静かな美幌博物館・農業館を出て、市街地へ向かうことにする。
といっても、博物館の前にバス路線があるわけではない。
あたりは一面の農地。
つまり、いまの季節は、どこまでも雪原が広がっている。

上の地図を見るとわかるが、博物館からまっすぐ市街地のほうへ歩いていくと、川(網走川)にぶつかる。
市街地に出ようとすれば、南下して「大正橋」を渡るか、国道に戻って「美禽橋」を渡る以外にない。
北に針路を取ることにする。
山すその道を歩くことで、博物館側と、最初に降りたバス停「美禽入口」とを結ぶ道路がほんとうに無いのかを、確かめたかったのだ。
しばらく歩くと、リリー山スキー場に出た。
しかし、スキー場から国道の方に出る道はないようだ。
しかたなく、来るときに通った道道北見端野美幌線に戻る。
国道に戻って、交叉点から右折すると、すぐ美禽橋である。
ちなみに、交叉点の左は、「美禽橋」バス停であり、直進するとJR石北線の踏切である。
橋の上からは、ほとんど凍った網走川が見える。
この川を下れば網走湖で、さらに網走刑務所の前を流れてオホーツク海へと注ぐのだ。
さらに、美幌駅の裏にある大きな砂糖工場、遠くには、斜里岳も望める。

美禽橋の欄干に載っていたかわいらしいキツネ。
野外彫刻と言うにはつつましい、オーナメントのような像だ。
ほかにもあるかもしれないと思って、街の中を歩いたが、今回は見つからなかった。
なお、遠景に見えるのは、JR石北線の鉄橋。

橋を渡るといよいよ市街地である。
(この項続く)
ほかに誰も来訪者のいない静かな美幌博物館・農業館を出て、市街地へ向かうことにする。
といっても、博物館の前にバス路線があるわけではない。
あたりは一面の農地。
つまり、いまの季節は、どこまでも雪原が広がっている。

上の地図を見るとわかるが、博物館からまっすぐ市街地のほうへ歩いていくと、川(網走川)にぶつかる。
市街地に出ようとすれば、南下して「大正橋」を渡るか、国道に戻って「美禽橋」を渡る以外にない。

山すその道を歩くことで、博物館側と、最初に降りたバス停「美禽入口」とを結ぶ道路がほんとうに無いのかを、確かめたかったのだ。
しばらく歩くと、リリー山スキー場に出た。
しかし、スキー場から国道の方に出る道はないようだ。
しかたなく、来るときに通った道道北見端野美幌線に戻る。
国道に戻って、交叉点から右折すると、すぐ美禽橋である。
ちなみに、交叉点の左は、「美禽橋」バス停であり、直進するとJR石北線の踏切である。
橋の上からは、ほとんど凍った網走川が見える。
この川を下れば網走湖で、さらに網走刑務所の前を流れてオホーツク海へと注ぐのだ。
さらに、美幌駅の裏にある大きな砂糖工場、遠くには、斜里岳も望める。

美禽橋の欄干に載っていたかわいらしいキツネ。
野外彫刻と言うにはつつましい、オーナメントのような像だ。
ほかにもあるかもしれないと思って、街の中を歩いたが、今回は見つからなかった。
なお、遠景に見えるのは、JR石北線の鉄橋。

橋を渡るといよいよ市街地である。
(この項続く)