
(承前)
(35)は後回しにして、釧路市の中心部、幣舞橋の近くにある彫刻を紹介する。
(※追記。35は、10月29日にアップしました)
「バードウオッチング」という題で、作者名はわからない。
着衣の人物彫刻は、たくさんありそうで実は意外と少ない。
釧路でも、南大通にある米坂ヒデノリさんの木彫は着衣の人物だが、ブロンズ・銅像系では珍しいと思う。

この作品が現代的なのは、台座がないこと。
仰ぎ見る存在ではなく、わたしたちといっしょに街中を歩いている普通の女性のような親しみやすさを感じさせる。

題名は、向かって右側(北側)の地面から突き出た横長の石に書かれている。
ところで、気になるのは、彼女が探している鳥は果たしているのだろうか、ということだ。
対になる彫刻は見つからなかったが、少し離れたインターロッキングの舗道上に、カワセミのレリーフが埋め込まれているのが見つかった。
彼女が双眼鏡で、次の瞬間に見いだすのはこの鳥かもしれない。
もっとも、この附近は、居酒屋などが並ぶ、いわゆる歓楽街なのだ。
酔客がカワセミのレリーフにつまずいて転んだり、バードウオッチングの女性に吐いたりといったことはないのだろうか、と心配になる。
なお、このレリーフはここだけではなく、あちこちに同じものが設置されているようである。
さて、筆者は、この彫刻の存在を、SHさんのブログで知った。
あらためてブログを拝見すると、ほかにも「漁師」などの作品の写真が載っているではないか。
う~む。
これまで何度も釧路を訪れていて、もう野外彫刻を見ることはないだろうと思っていたが、これではまた行かなくてはなるまい。
(35)は後回しにして、釧路市の中心部、幣舞橋の近くにある彫刻を紹介する。
(※追記。35は、10月29日にアップしました)
「バードウオッチング」という題で、作者名はわからない。
着衣の人物彫刻は、たくさんありそうで実は意外と少ない。
釧路でも、南大通にある米坂ヒデノリさんの木彫は着衣の人物だが、ブロンズ・銅像系では珍しいと思う。


この作品が現代的なのは、台座がないこと。
仰ぎ見る存在ではなく、わたしたちといっしょに街中を歩いている普通の女性のような親しみやすさを感じさせる。

題名は、向かって右側(北側)の地面から突き出た横長の石に書かれている。
ところで、気になるのは、彼女が探している鳥は果たしているのだろうか、ということだ。
対になる彫刻は見つからなかったが、少し離れたインターロッキングの舗道上に、カワセミのレリーフが埋め込まれているのが見つかった。
彼女が双眼鏡で、次の瞬間に見いだすのはこの鳥かもしれない。
もっとも、この附近は、居酒屋などが並ぶ、いわゆる歓楽街なのだ。
酔客がカワセミのレリーフにつまずいて転んだり、バードウオッチングの女性に吐いたりといったことはないのだろうか、と心配になる。
なお、このレリーフはここだけではなく、あちこちに同じものが設置されているようである。
さて、筆者は、この彫刻の存在を、SHさんのブログで知った。
あらためてブログを拝見すると、ほかにも「漁師」などの作品の写真が載っているではないか。
う~む。
これまで何度も釧路を訪れていて、もう野外彫刻を見ることはないだろうと思っていたが、これではまた行かなくてはなるまい。
(この項続く)
ブログの紹介ありがとうございます。
私はカワセミのレリーフに気が付いていませんでした。
できれば、釧路の街角人物シリーズは作者名を入れて欲しかったなと思います。
カワセミは、あくまで近くにあっただけで、意図して近くに置いたわけではないと思います。
つまずく人、いないのかな。心配になります。
作者名は、表記がないと気になるんですよね。
もっとも、作者が書いてあったところで、それがだれなのか、よくわからなかったりするのですが(苦笑)。
駅から右側を歩いて、帰りは左側を歩き、2時間ほど市街中心の野外彫刻(一部は屋内)を見て回りました。花時計の上の方や見つからないのも幾つかありましたが。
美術館では、芸術館の特別展は4日からと分かっていたのですが、コレクションが観たくて・・、休館でした。市立美術館のルオー展、深い緑色に惹かれますが、「マドレーヌ」(マリア・マグラレナと掲示)の、黄色もいいですね。ルオー晩年の作品、最後には幸せの色で良かったと思います。
積み残しは、又の楽しみになりました。
積み残しといえば、釧路公立大に上田治のすごい大作があるらしく、まだまだ釧路は見尽くしてない感が強いです。