北海道美術ネット別館

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越後妻有・儀明の中村敬作品 06夏休み(19)

2006年09月19日 04時41分44秒 | 2006夏 越後妻有など
 バスはさらに旧松代(まつだい)町の細く曲がりくねった道を走り、山あいの儀明(ぎめい)集落へ。ここに、わらぶきではなく青のトタン屋根なのですが、なんともいい感じの、小樽にでもありそうな、大きな構えの木造住宅があり、内部が丸ごと作品になっていました。
 以前は、酒屋さんだったそうです。
      

 2階には、せまい梯子段でのぼります。
 2階の内部の壁は、白く塗られ、赤でユーモラスな絵が描かれています。冒頭の画像も、2階の一部です。
 ちょうど作家の中村さんがいらして、30人という大勢の客に喜んで、いろいろと説明していただきました。
 開け放した窓からは夕方の心地よい風が吹き抜けます。
 赤い絵と、屋外の風景は、つながっているようにも見えます。
       
 仔細に見ると、わらえるところがずいぶんあります。
       
 
 これは1階の壁。
 冷蔵庫かな、と思ってふたを開けると、ただの壁で、絵がかいてあります。
 それにしても「デラックスマヨネーズ」って、なんだ?
       

 大きな家なので、広い屋根裏もあります(ただ、床が抜けるおそれがあるので、数人ずつしか上れない)。
 暗い中で、いくつもの小さな光が左右に揺れる、幻想的な空間でした。


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