島田晶夫(木工)、高瀬季里子(皮革)、藤沢レオ(金工)、真境名イクリ(漆芸)、山田祥子(陶芸)の各氏によるグループ展。
姉妹施設である「茶廊法邑(さろうほうむら)」の展覧会と同様、藤沢さんが作家に声をかけて実現したものですが、茶廊のほうと異なり、日常使うクラフト、工芸品を販売することに主眼が置かれた展覧会になっているようです。
「札幌の美術」展にも登場していた山田さんです。
以前、室蘭に窯をひらいていましたが、現在は札幌・真駒内で活動しているそうです。
普段使いの皿やマグカップ、ボウルは、食卓や料理を選ばなさそうな感じ。
藤沢さんの一輪挿しなど。
左側の小さな台がいい感じですねー。
ほしくなりましたが、考えてみれば自宅には置く場所がありません。
奥のあかりは「カゼアカリ」。「!」マークの上半分をふくらませたような、やわらかなスタイルをしています。
高瀬さんは、天然なめしの革を使い、縫う作業も手で行っているとか。
バッグやキーケースなどがあります。ブレスレットは、細いフォルムがおしゃれ。
手前は真境名(まじきな。旧姓・田中)さんの漆塗り鉛筆。もったいなくて使えそうもありません。
空中にはモビールが浮かんでいます。鳥をデフォルメした形状は彼女らしいと思います。
奥は島田さんの、スタイリッシュでシャープな木工の一輪挿し。棚もカッコイイです。
2008年10月16日(木)-26日(日)10:00-18:00(最終日-17:00)、火曜休み
品品法邑(東区本町1の2)
・地下鉄東豊線「環状通東」駅4番出口から徒歩9分
□工房祥吉(山田さんのサイト) http://www.showkichi.com/
■IKURI TANAKA うるし作品展(2007年)